ヒエヒエの実を食べた少女の話   作:泰邦

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今章のキャラまとめです。
段々と書くことが少なくなって短めになってます。例によって興味が無い方はスルーしていただいて大丈夫です。(時々妙な情報載せたりしますが)


今章のキャラまとめ

 大海賊時代の幕開けまで、あと6年。

 

 所属 魔女の一味改め黄昏の海賊団

 母船 ソンブレロ号

 

・カナタ

 本作の主人公。19歳。自然(ロギア)系ヒエヒエの実の氷結人間。

 〝竜殺しの魔女〟懸賞金22億4000万ベリー。

 船長兼航海士。

 黒髪赤目の美少女。

 

 記録指針(ログポース)を偉大なる航路前半と後半のものを予備含めて二つずつ所持している。

 また、永久指針(エターナルポース)は〝プロデンス王国〟〝ハチノス〟〝ドレスローザ〟〝ドラム王国〟〝ワノ国〟のものを所持。

 メインの武器は海王類の牙を削って作った槍と最上大業物〝村正〟。

 覇気は覇王色、武装色、見聞色の全てを高いレベルで使用可能。

 

 ワノ国を出て対金獅子海賊団のために色々と策を練り、最終的に荒れた海域で迎え撃つ戦法を取ることになった。

 ワールド海賊団を倒してモアモアの実とキュブキュブの実を確保し、セントラル島で金銭と物資の補充をしてからモベジュムール海域にて激突。

 ロジャー海賊団の助力を得て金獅子海賊団と戦い、敵艦隊を数多く沈めて引き分けた。

 シキ本人とは周囲の環境を変える程の熾烈な戦いとなり、ロジャーを含めた三人の戦いの結果としてモベジュムール海域は今まで以上に奇天烈に荒れる海域となってしまった。

 

 〝ハチノス〟でロジャー海賊団と合同で宴をおこない、〝ロード歴史の本文(ポーネグリフ)〟を見せたり読める人間を紹介したり、過去世話になったロジャーに対して多くの情報を与えた。

 その後いくつもの島を越えて記録指針(ログポース)で辿り着ける最後の島である〝水先星(ロードスター)島〟へ。

 名を〝黄昏の海賊団〟として活動することを決め、ドラゴンを東の海(イーストブルー)へ送るついでに傘下の海賊を増やしたり勢力を増しながら再び新世界へと戻ってきた。

 

 

・ジュンシー

 赤い髪に筋肉質な肉体が特徴的な男。32歳。

 〝六合大槍〟懸賞金3億8000万ベリー。

 戦闘員。

 武装色、見聞色の覇気を扱える。

 

 〝新世界〟に入ってからこっち、戦闘に出張ることが増えた。本人はウキウキで戦っているが相手をさせられた方は軒並み瀕死まで追い詰められている。

 セントラル島にて5億の賞金首であり、色々と因縁のあるドン・チンジャオと戦闘。

 熾烈な戦いの果てにチンジャオを打ち倒し、その実力を知らしめた。しかし海軍の手違いで懸賞金には未だ反映されていない模様。

 

 金獅子海賊団との戦いではドラゴンと共にアプスと戦闘。

 覚醒した能力者を相手に苦戦を強いられるが、シルバーズ・レイリーの助力を得て撤退する。

 次は単独で打ち倒すべく修行を重ねている。

 

 

・クロ

 黒髪黒目、全身に刺青の入った褐色肌の青年。26歳。

 自然(ロギア)系ヤミヤミの実の闇人間。

 (一応)(自称)戦闘員。

 

 タイガーが抜けて以降、舵輪を握る回数が増えた。

 海戦では能力もうまく機能しないのでスコッチの指示で船を動かすことが増えたためでもある。

 ただ、時折発生する陸地での戦闘ではフェイユンと殺害数のトップを争っている。一定以上の強さがある相手には歯が立たないが、それ以下の敵だと能力だけで無双できるため。

 

 

・ジョルジュ

 黒髪黒目に二メートルほどの男。34歳。

 金庫番。

 戦闘力はそれなりで本部大佐くらいなら余裕をもって戦える。将官とはそれなり。二種類の覇気を使える。

 直接的な強さではカナタたちに及ぶべくもないが、基本的には頭脳担当として指揮することが多い。

 スコッチが能力者になったので実力は離れたが、戦い以外のところでの役割が多いので戦闘を任せられるようになった分仕事は減ったのでありがたがっている。

 

 新世界から各地を回っている間に部下を育てて仕事を割り振れるようになり、楽が出来ると思ったら予想を超えた規模で組織が膨れ上がって結局てんてこ舞いになっている。

 

 

・スコッチ

 金髪碧眼の小太り男。サングラスをかけている。34歳。

 〝暴風〟懸賞金9500万ベリー。

 航海士。

 超人(パラミシア)系モアモアの実の倍化人間。

 覇気と能力を組み合わせた戦闘でかなりの実力を持つようになった。

 

 デイビットのボムボムの力と合わせたり大砲の弾に能力を使ったりすることで金獅子の艦隊相手に多大な被害を与えた。対金獅子海賊団でのMVP。

 覇気と能力を組み合わせることによって近接戦闘の実力も大幅に上がり、金獅子の幹部相手でも不意打ちで吹き飛ばせるくらいになった。

 

 二年かけて敵対した海賊団を潰しつつ増えた部下の育成をしていた。腰を落ち着けられるようになったので嫁探しに本腰を入れている。

 

 

・フェイユン

 巨人族。薄紫の長い髪とアメジストのような紫色の瞳が特徴的な女性。42歳。

 超人系(パラミシア)デカデカの実の巨大化人間。最大全長173メートル。

 〝巨影〟懸賞金2億8000万ベリー。

 戦闘員。

 武装色と見聞色の覇気を扱える。生まれつき見聞色を扱えることもあり、相手の感情を読み取る力に長けている。

 

 海上での戦闘はあまり強くないが、陸地での戦闘ではクロと並んで敵殺害数トップクラス。金獅子海賊団相手にはあまり暴れていないが、各地を回っているときには敵対する海賊の多くが彼女の手で葬られた。

 エルバフへと行く機会が中々無いので里帰り出来ていないが、巨人族らしく時間のスケールが違うため、その辺りは「いつか帰れればいいかな」くらいに思っている。

 

 

・ゼン

 黒鹿毛の馬(?)のミンク族。41歳。

 〝赤鹿毛〟懸賞金4億ベリー。

 戦闘員。

 本人の毛色は黒鹿毛だが、〝月の獅子スーロン〟化したときの毛色が赤く染まることから〝赤鹿毛〟の名がついた。

 

 金獅子海賊団との戦いの際にはグロリオーサの援護を受けながらレランパーゴと衝突した。

 技術で上回っていたので暴力の化身のような攻撃も受け流せたが、単純な身体能力や悪魔の実の力だけでも倒しきれないほどの強さに久々に胸が躍っていた。

 最終的にスコッパー・ギャバンの助力を得て撤退。決着はつけられなかった。

 

 各地を回っている間に自身を鍛えなおそうとしていたが、新世界から離れた時点で自分と対等に戦える相手がいなかったため、たまに来る海軍との戦いでは率先して前に出ている。時々ガープが出張ってくるので気を付けながら戦っていた。

 

 

・サミュエル

 身長三メートルほどの筋骨隆々な大男。坊主頭。31歳。

 動物(ゾオン)系ネコネコの実 モデル〝ジャガー〟の能力者。

 〝尖爪〟懸賞金7500万ベリー。

 戦闘員。

 覇気は武装色のみ使える。スクラの薬を使うことでいくつか変形の種類を増やせる。

 カナタの船の珍獣枠。

 

 セントラル島でジュンシーと一緒に大会に出たりしていたが、堅気ばかりの戦いではあまり面白くなくすぐに飽きたらしい。

 その後はフェイユンと一緒に海辺で遊んだりクロと食べ歩きしたりと満喫していた模様。

 金獅子海賊団との戦いではレランパーゴに奇襲するなどして攻撃していたが、レランパーゴの悪魔の実と覇気の前には攻撃が全く通じず諦めて船の防衛に回った。

 

 各地を回っていた際にはクロと食べ歩きをし続けてちょっと太った。相手になるレベルの敵も多くなく、時折現れる海軍もジュンシーやゼンなどの強者が率先して戦いに回ったので出番はあまりなく、実力は伸びていない。

 

 

・スクラ

 ぼさぼさの白い髪、二メートルほどの身長と線が細く目つきの悪いイケメン。28歳。

 船医。

 戦わないのに見聞色に芽生えつつある。

 ワノ国では独自の医術や薬に興味を持って色々調べている。

 

 金獅子やそれ以外の海賊、海軍との戦いで負傷者が出るたびに忙しく仕事している。

 本来の目的をあまり進められていないので困っているが、二年かけて助手や船医の数を増やしたので治療の合間に悪魔の実の研究を続けている。

 

 

・デイビット

 ツンツンと尖った髪型のウニ男。身長は180ほど。37歳。

 超人系(パラミシア)ボムボムの実の爆弾人間。

 〝爆撃〟懸賞金9000万ベリー

 覇気は未だ扱えず。

 

 海戦においては〝吐息爆弾〟を使い、スコッチの倍化の能力を組み合わせて次々に船を沈めている。直接的な戦闘は少ないので個人の実力はあまり伸びていないが、役割としては十分と言えるレベル。

 駆けずり回って準備をするので体力だけは相応についた。

 

 二年間各地を回っている間も役割は変わらず、敵船を近付く前に沈めることも多い。海軍はデイビットの能力によるものだと把握できていないので懸賞金は据え置きのまま。

 

 

・ドラゴン

 原作キャラ。2メートルを超える体躯の男。25歳。

 〝竜爪〟懸賞金2億5500万ベリー

 戦闘員(参謀的な立場でもある)。

 

 金獅子海賊団との戦いにおいては情報を集めたり作戦立案に手を貸したりと、参謀としての役割を十全に果たしていた。

 実際の戦闘でもジュンシーと共にアプスと戦い、極限の戦いで見聞色を研ぎ澄ませながら死地を乗り越えた。

 最終的にシルバーズ・レイリーの助力を得てアプスから撤退。いずれ倒したいとは思っているが、それ以外にもやるべきことがあるのでしばらく戦うことはない。

 

 〝水先星(ロードスター)島〟で〝黄昏の海賊団〟の名を与え、その後東の海(イーストブルー)でカナタの船を降りた。

 以降各地を回りながら革命活動の下準備をおこなっており、海軍や世界政府からは捜索されているものの見つけられていない。

 

 

・グロリオーサ

 原作キャラ。身長はやや低め。年齢不詳。

〝天蓋〟懸賞金1億3800万ベリー

 戦闘員(兼船長補佐)

 

 船の中でも取った年の分だけ知恵があり、困ったときは彼女の知恵を頼ることもある。

 金獅子海賊団との戦いにおいてはレランパーゴと戦うゼンの援護に回り、〝天蓋〟の名に恥じない超越的な弓の腕を見せつけた。

 

 各地を回っている間はカイエの世話をしながら年若い者たちの育成にあたり、特に覇気の使い方を教えることが多い。

 海賊や海軍との戦いでは基本的に出てくることはないが、時折ガープやセンゴクが現れた際には援護のために動くこともある。

 

 

・カイエ

 紫色の髪の少女。7歳

 動物(ゾオン)系ヘビヘビの実 モデル〝ゴルゴーン〟の能力者。

 戦闘員(暫定)

 

 まだ幼いので基本的に戦いに出ることはない。セントラル島でジュンシーがファイトマネーを稼ぐ傍ら、フェイユンと砂浜で遊んだりクロの食べ歩きについて回ったりしていた。

 ロジャー海賊団との宴の時にバギー、シャンクスと知り合い、歳が近いこともあって仲良くなった。

 まだ能力を見せてはいないらしい。

 

 各地を回る二年の間に背も少し伸び、幼いながらも悪魔の実の能力も相まってクロよりよっぽど強くなった。

 武器は選ぶほど熟達していないが、何となくで大鎌を使っているらしい。

 

 

 

 所属 ロジャー海賊団

・ロジャー

 

 原作キャラ。ひげと帽子が特徴的な海賊。

 快活に笑うその男は金獅子との戦いでカナタの父親と因縁があると知り、その辺りを知ることも含めてカナタを探していたところ、半ば偶然ともいえる状況でシキとカナタの戦いに乱入した。

 未だ病に蝕まれていない肉体はすさまじい強靭さを誇り、この時代でも1、2を争うほどの実力は伊達ではないと見せつけた。

 

 〝ロード歴史の本文(ポーネグリフ)〟の情報を求めて各地を彷徨っていたが、カナタから有力情報を得て一路ワノ国へ。

 カナタとの約束のためにおでんを船に乗せるのを嫌がり、そのために〝ロード歴史の本文(ポーネグリフ)〟を読んでもらえず1か月以上足止めをくらった。

 だがスキヤキの黙認と言う許可を得たため、それならとおでんを乗せることを許諾。

 〝ロード歴史の本文(ポーネグリフ)〟を探して各地を再び放浪し始めた。

 

・光月おでん

 29歳。

 原作キャラ。ワノ国の将軍の息子。九里の大名。

 ロジャーの船を最大のチャンスと考え、何が何でも乗りたいので色々手段を講じていた。最終的にスキヤキが実質的な許可を出したことで止められる理由もなくロジャーの船に乗る。

 イゾウ、イヌアラシ、ネコマムシと共に見たこともない島、景色、どこまでも広がる海に心を躍らせている。

 

・天月トキ

 原作キャラ。青い髪の女性。26歳。

 人攫いに襲われていたところをおでんに助けられた。

 その後ワノ国に行きたがったが、おでんの嫌そうな顔でいったん諦めることに。現在はロジャーの船で船員として働きながら過ごしている。

 

・シャンクス

 原作キャラ。10歳。赤い髪に麦わら帽子がトレードマークの少年。

 カナタたちとの宴の際に年が近いこともあってカイエと仲良くなった。カナタのことは実力も相まって認めているが、ロジャーをいずれ倒すという発言には不快感を抱いたらしい。敵視とまでは行かないがやや苦手意識を持っている模様。

 

・バギー

 原作キャラ。10歳。ニット帽と赤く大きい鼻がトレードマークの少年。

 カナタたちとの宴の際に年が近いこともあってカイエと仲良くなった。

 カナタには行儀が悪いと拳骨を食らったこともあってかなり苦手意識を持っている。宴が終わって別れる際にはロジャーの背に隠れていた。

 

・ダグラス・バレット

 原作キャラ。15歳。引き締まった下半身と逆三角形にパンプアップした上半身、ところどころに残る生々しい傷跡がある青年。

 故郷である〝ガルツバーグ〟を滅ぼし、絶対的な強さを求めて海に出た。

 様々な海賊を襲っていたところ、ロジャーと衝突して敗北。何度も挑むも勝てず、また自身を殺さないことに疑問を抱く。

 何度戦っても勝てないロジャーの強さの秘密を知りたいと考え、ロジャーの船に乗船した。

 

 

 所属 金獅子海賊団

・アプス

 〝黒縛〟懸賞金8億2400万ベリー

 緑色の髪の青年。穏やかな表情をしているが、こと戦闘になると鬼神もかくやという強さを誇る。

 超人(パラミシア)系ジャラジャラの実の鎖人間。能力は覚醒している。

 

 元は孤児で悪魔の実を食べて色んな人間を襲って生きていたところ、シキに目を付けられて拾われる。

 その後シキから直接鍛え上げられたり多くの戦闘経験を積むことで能力が覚醒。幹部としての地位と強さを堅実なものとした。

 ジュンシー、ドラゴンの両名が同時にぶつかっても揺らがない強さを誇るが、レイリーが相手ともなると流石に手を焼く。

 

・レランパーゴ

 〝白獣〟懸賞金5億5000万ベリー

 黒い髪の巨大な青年。普段は大人しいが、戦闘になると暴れ回る獣と化す。

 動物(ゾオン)系の能力者。幻獣種と思われるが詳細不明。

 

 とある島にて「人を喰う怪物」と恐れられていた能力者の青年。噂はともかく、実力は確かなものだったのでシキは部下としてスカウト。

 本人は特に考えることもなくこれを受け、実力だけで幹部にまでのし上がった。

 動物系の能力者の常として身体能力が非常に強化されるが、レランパーゴは自身の覇気の強さも相まってかなりの実力を持たなければ傷一つつくことがない。

 また能力によるものか、雷をある程度操れるため非常に厄介。

 

・リュシアン

 〝赤砲〟懸賞金6億7000万ベリー

 巨大なナポレオン帽と軍服が特徴的な男性。理知的でシキの艦隊の指揮を任されることが多い。

 超人(パラミシア)系ウテウテの実の砲撃人間。

 

 元々とある王国の将軍をやっていたが、政争に負けて殺されかけたところをシキに拾われた。

 その後は国への忠誠を捨てて恩人であるシキのために働いており、「戦争の絶えない島から出られたのは運が良かった」とは本人の談。

 能力によって大砲を生み出すことが出来、それによる砲撃で制圧を可能とする。対軍勢向きの能力であることも相まってシキが出撃する際には防衛を任されることも多い。

 


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