ヒエヒエの実を食べた少女の話   作:泰邦

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私用が終わったので復活。
来週からまた月曜投稿で頑張ります。ほどほどに。


第八十四話:罠

 ワノ国に到着してから一週間余り。

 ようやく将軍へのお目通りが叶うこととなり、カナタは一人〝花の都〟へと移動していた。

 康イエは忙しそうにあちらこちらを駆けまわっているようで、今日のお目通りも本来ならカナタと共に行く予定だったがそれも出来なくなった。

 数日前に〝花の都〟へと向かっていったため、用があるカナタだけで向かうことになったわけだ。

 もっとも──〝花の都〟に着くなり、抜刀した侍たちに囲まれる状況になるなど考えてもいなかったわけだが。

 

「──やはりこの女だ!」

「この女がスキヤキ様を……! 成敗してくれる!!」

 

 向けられる怒気には覚えがない。

 侍たちの敵意を無視し、指揮している康イエの方へと顔を向けるカナタ。

 

「これは一体どういうことか、説明して貰っても?」

「下手人と話すことなど──!!」

「黙っていろ! ……カナタ殿、本当に覚えがないのか?」

「私はずっと〝白舞〟に居た。〝花の都〟で起きたことなど知るはずもない」

「……つい昨日の事だ」

 

 ワノ国の将軍であるスキヤキが暗殺された。

 白昼堂々の犯行で目撃者も多く、下手人の手配書も作られている。

 康イエが見せたその紙には、カナタそっくりの顔が書かれていた。

 腰に差した刀こそ拵えが違うが、それくらいいくらでも偽れる。別人だと言い張るのは不可能に近い。

 

「私と同じ顔の誰かがスキヤキ殿を暗殺したと?」

「そうだ。白昼堂々の犯行ゆえ、捕まえられなかったことを悔やむばかりだが……一瞬で姿をくらませてしまったのでな」

「康イエ様、何を悠長な! この女が下手人でしょう!!? 一刻も早く捕まえねば!!」

 

 怒りに沸き立つ侍たちを前に、カナタは肩をすくめるばかりだった。

 同じ顔というだけならカナタがやった証拠にはならない。少なくともほぼ同じ顔の別人がいることはわかっているのだ……侍たちは知らないだろうから、結局は言い逃れしようとしているとしか思われないだろうが。

 だが、オクタヴィアがやったにしては違和感も残る。

 白昼堂々と犯行に及んだのはまだしも、()()()()()()()()()()()()()。わざわざ自分の顔をさらけ出すような真似をするとも思えない。

 

「カナタ殿……本当に貴殿がやったのか?」

「私じゃない、と言って信じてもらえる状況とも思えないがな」

 

 カナタと交友がある康イエだけが疑心を持っているが、侍たちは聞く耳を持たない。

 厄介なことに巻き込まれたが、このまま捕まるわけにもいかない。包囲する侍たちから逃げ、その外側で待機しているお庭番衆を振り切らなければ延々と追ってくるだろう。

 ことここに至っては康イエが何を言っても覆せはしない。

 気になるのは、そうやってカナタに罪を擦り付けた誰かのことだが……ワノ国で何かをしでかした覚えもないため、首をひねることしかできない。

 思い当たる相手がいないというのは厄介だ。おでんとは不仲だがあの男にこういった搦め手を使える頭があるとも考えられず、その家臣が勝手にやったとも考えにくかった。

 まぁ何にせよ、考えるのは後からでいいだろうと判断し。

 

「──悪いが、押し通る」

「……捕まっては、くれんか」

「いわれのない罪を被せられることには慣れているが、それで簡単に捕まってやれるほど安い首になったつもりもない」

 

 とは言え、ワノ国の侍といえば世界政府ですら手出しを躊躇うという屈強な軍隊。さしものカナタも手を焼くかと思われたが──存外、噂とはあてにならないものだった。

 能力で作り出した氷の槍に武装色の覇気を纏わせ、一振りするごとに侍たちが吹き飛んでいく。

 以前康イエの部下たちと訓練を共にしたが、侍一人一人がそれなり以上の実力を持つ。国家ぐるみでこの軍隊を持つなら、確かに世界政府も手を出しあぐねるだろう。

 まぁ、多少数を揃えただけではカナタの敵ではないのだが。

 

「バカな……! たった一人だぞ! 何故倒せない!」

 

 侍の一人が驚愕しつつも斬りかかり、再び振るわれる槍の一薙ぎで軽々と吹き飛ばされる。

 罠に嵌められたのは事実だが、命を奪うほどの理由ではない。カナタにとっては加減する余裕がある相手である以上、能力を使って殺す理由もなかった。

 侍たちをあらかた戦闘不能まで追い込んだ後、カナタは急いで〝白舞〟へ向かって走り出した。

 スキヤキが暗殺されたのが昨日の昼なら、既に各郷に伝令が走っているはずだ。易々とやられるような部下ではないが、こういう時は得てして予想外の出来事が起こるものだ。

 非常に不服な話だが、この年になると親譲りのトラブル体質にも慣れてきていた。

 

 

        ☆

 

 

 同時刻。

 やはりと言うか何と言うべきか、〝白舞〟に残ったゼンたちの方にも客が現れていた。

 元々〝白舞〟にいたカナタたち〝黄昏の海賊団〟を包囲するための軍が〝花の都〟に集まっていたのだが、カナタがそのほぼ全軍を戦闘不能に追い込んだので、郷から直接〝白舞〟へ向かった侍たちだけが無事なままゼンたちと相対することとなっていた。

 その中には顔見知りであるおでんの家臣──錦えもんたちも交じっている。

 

「ヒヒン、これは一体どういう状況ですか?」

「ゼン殿……拙者たちも信じがたいが……カナタ殿が昨日、ワノ国の将軍である光月スキヤキ様を暗殺した疑いが掛けられている」

「暗殺!!? 一体どういうことです!? 昨日は日がな一日鍛錬に明け暮れていたところ……暗殺などありえません!!」

「だが、目撃者も多いのだ! 言い逃れは出来ぬ……!」

 

 顔が同じだけなら別人の可能性は消えない。が、親子でさえあれだけ似た顔というのも珍しい。

 オクタヴィアのことを話しても信じてくれはしないだろう。

 ──そして、ゼンが錦えもんと対峙している裏では、グロリオーサが子電伝虫でカナタと連絡を取っていた。

 

「……状況は良くない。どれくらいで戻ってこられるニョだ?」

『〝花の都〟からそこまでは少し時間がかかる。全員すぐに〝潜港(モグラみなと)〟へ撤退しろ。もうワノ国には居られないだろう』

「それしかないか……冤罪を晴らさなくても良いニョか?」

『悠長に裁判してくれる状況でも無さそうだ。私も罪を擦り付けた者は気になるが、それは後々おでんにでもやらせればいい』

「あニョ男が素直に聞き入れてくれるとも思えニュがな」

『私もそう思うよ』

 

 肩をすくめてため息を零し、グロリオーサはすぐさま全員に通達した。

 

「総員、傾聴!! ──これよりワノ国から撤退する!! 〝潜港(モグラみなと)〟へ向かえ!!!」

 

 黄昏の海賊団の面々はすぐさま行動に移り、物々しい雰囲気になってから準備していた部下たちがすぐさま必要な荷物を持って一斉に移動を開始した。

 錦えもんたちとてそれを見逃せるはずもなく、苦々しい顔で刀を抜いた。

 

「逃がすわけにはいかぬ……これはワノ国の一大事なのだ。わかってくれ、ゼン殿」

「ヒヒン、私とてスキヤキ殿に一度忠誠を捧げた身。ですが、今はカナタさんの部下なのです──それに、疑問に思う点も多い」

 

 槍を構えて覇気を纏わせるゼン。

 その実力をよく知る錦えもんたちおでんの家臣は緊張感を高め、港へ向かう様子のないゼンへとグロリオーサが声をかけた。

 

「ゼン! 急げ、撤退だ!」

「私は殿を務めます!! どのみち追われながら逃げることは難しいでしょう!」

 

 多くの侍を相手取るなら実力のあるゼンが適任だ。あと一人か二人、実力のある者がいればよかったのだが……ないものねだりは出来ない。

 〝潜港(モグラみなと)〟に船を構えていることは知られているはずだ。下手をすると船が壊されている可能性もあるため、戸惑っている時間はなかった。

 

「……死んではならニュぞ、ゼン!」

「まだまだ死ぬ気はありませんとも! フェイユンの花嫁姿を見るまでは……まさかとは思いますが、既に彼氏がいるとかありませんよね!?」

「私が知るかァ!!」

 

 半分キレながら返答し、ゼンを一人置いて撤退するグロリオーサ。

 横にはカイエが並走しており、部下たちが均等に距離を置いて港へかけていくのを後ろから見ていた。

 港に先回りされていた場合は厄介だが、部下たちとて無力ではない。侍相手でも戦えはするだろうと考え、背後に残してきたゼンを気にしていると──前方にいた脅威に気付くのに遅れてしまった。

 

「ギャアアアアアアア!!!」

「痛ェ……クソ、痛ェ!」

 

 最前列にいた部下たちが薙ぎ払われ、後ろへと吹き飛ばされてきた。

 侍たちにそれほどの実力者が交じっているのかと思えば──グロリオーサは道を塞ぐ敵に目を見開いた。

 

「──テメェらには悪ィが、錦えもんたちには世話になったからな。この国の一大事とありゃァ、手伝わねェ訳にもいかねェ」

 

 六メートルを超える巨体。薙刀を持った金髪の偉丈夫──何より特徴的なのは、鼻の下に生えた白い髭。

 この海でも有数の実力者、〝白ひげ〟エドワード・ニューゲートがそこにいた。

 グロリオーサは嫌そうな顔をしながら足を止め、その巨体の前に姿を晒す。

 

「こニョ忙しい時に、随分と厄介な男が出て来たものよ……!」

「グロリオーサ……こんなところで懐かしい顔を見るとはなァ」

 

 かつて同じ船に乗っていた者同士、思うところもあるが──今は既に道を違えた。

 古い知り合いでも乗る船が違えば殺し合うのが海賊というもの。互いに言葉はなく、覇気を纏わせた武器を構える。

 振り向くことなく、グロリオーサは背後にいる部下へと指示を出した。

 

「私が何とか抑える。部下の方は……」

「私がやります」

 

 カイエが鎖のついた大鎌を構え、フードを目深に被ったまま目線を送る。

 まだ幼い子供だが……実力はある。白ひげ海賊団にも子供は居るようだし、そちらの相手なら任せられると考えて前に出た。

 体格差もあるが、何よりその恐ろしいほどに洗練された覇気に冷や汗が出る。それでも臆することなく、グロリオーサはニューゲートを睨みつけた。

 

「邪魔をしないでもらおう。我々はこの島を出る」

「そりゃ出来ねェ相談だな。テメェ、あの女の部下だろ? どこに行った?」

「元々今日謁見の予定だったニョだ。〝花の都〟に行っている」

「自分で殺しておいて謁見の予定だったからノコノコ出向くとはな。何のつもりだ」

「暗殺したのはカナタではない。顔が同じというだけニョ理由ならほかにも該当者はいる」

「……オクタヴィアか。だが、あの女が暗殺なんざするわけがねェ。まどろっこしい真似するくらいなら正面から首を獲りに行く女だからな」

「違いない」

 

 タイミングを見計らいながら会話を続けていると、ニューゲートが嫌そうな顔でオクタヴィアの名を出した。

 オクタヴィアは大抵の相手と関係性が最悪だった。グロリオーサは思わず笑い、ニューゲートはグロリオーサの反応を見て増々嫌そうな顔をする。

 これ以上の問答は不要とばかりに薙刀を構え、ここから先を通す気はないと無言で圧力をかけてくる。

 ニューゲートの後ろには若いながらも相当な実力を持つ部下たちがいる。易々とは通れない。

 グロリオーサは腰からナイフを引き抜き──目にも止まらぬ神速で斬りかかった。

 

「甘ェな」

 

 しかしそれは容易く凌がれ、ニューゲートは薙刀の柄でグロリオーサの体を弾き飛ばす。

 僅か一合の打ち合いで実力差を思い知らされるが、その一瞬でニューゲートの横をすり抜けたカイエが一番近くにいた少年──マルコへと接近する。

 

「ここは通さねェよい!」

「邪魔です」

 

 カイエの前に立ち塞がったマルコは、相手を子供と思って侮り──勢いよく接近したカイエから顔面にドロップキックを食らっていた。

 

「ホブッ!!?」

「マルコ!?」

 

 錐もみ回転して弾き飛ばされたマルコに目を丸くした女性──ホワイティ・ベイの足元へと潜り込み、カイエがその手に持った大鎌を振るう。

 流石に簡単にはやられてくれず、武装色の覇気を纏わせた拳銃でカイエの大鎌を受け止めた。

 横で鼻血を出すマルコはといえば、「き、効いたよい……」と情けない声を上げている。

 マルコの顔に突如青い炎が立ち昇ったかと思えば、打ち身も鼻血も綺麗に治っていた。

 ──トリトリの実の幻獣種、〝不死鳥〟の能力を持つマルコは、多少の怪我などすぐさま治癒してしまう。真正面から戦っても不利となるだけの相手だ。

 

「小さいのにやるよい」

「アンタが油断してるからでしょ!」

 

 大鎌を捌きながら軽口を叩くベイに対し、マルコはムッとした様子で腕を不死鳥の翼に変化させながら前へと出る。

 

「おれがやるよい! ベイは下がってていいぞ!」

「見習いのくせに生意気な──マルコ!」

「ごちゃごちゃと……うるさいです」

 

 カイエへお返しとばかりに蹴りを見舞おうとしたマルコの上を取り、踏みつけて地面に落とした後で人獣形態へと変化する。

 見る見るうちに巨大化する体に目を丸くするベイとマルコを尻目に、カイエは石化の能力を発動させた。

 

「うぐっ!? な、なんだこれ!?」

 

 指先から徐々に石化する体に慌て出すマルコ。

 単なる怪我なら一瞬で治癒する不死鳥の体も、石化する魔眼の前では形無しだった。

 だが相手を石化させるには対象を凝視しなければならない。理屈はわからずともそのままやらせるのはまずいと判断し、襲い掛かったベイへ意識が向いたためにマルコの石化が停止する。

 そのままカイエの足を弾いて脱出し、片腕が石化したままマルコはベイの隣へ戻った。

 

「た、助かったよい!」

「助かったの? その腕、戻ってないけど……アンタの能力でも回復しないわけ?」

「わからねェよい……」

 

 半分泣きそうな顔になりながら石化した腕を見るマルコ。

 無理矢理にでも戻す方法を聞きださねばならないと、ベイは拳銃を構えた。

 人獣形態から人形態に戻ったカイエは、再び大鎌を構えてベイと対峙する。

 ──一方、ニューゲートとグロリオーサの戦いは戦いと呼べるレベルですらなかった。

 強力な武装色の覇気を纏わせた攻撃はどれだけ強固に覇気を纏って防いでも防ぎきれず、しかし避けようとしても極めて正確に敵の動きを予見する見聞色の覇気の前では避ける事すら許されない。

 かつてロックス海賊団に居た頃から、ニューゲートは頭一つ抜けて強かった。グロリオーサとて負けているつもりはなかったが、ニューゲートは昔より更に強い。

 

「ぐ、が……流石に強いニョう……!」

「……気は済んだか。おれァ別に殺すつもりはねェ。じき錦えもんたちが来るだろうしな」

 

 ニューゲートは涼しい顔でグロリオーサを見ており、時たまマルコたちの方を気にして視線を向けていた。

 目の前の相手が自分に集中しないなど、戦士として育ったグロリオーサとしては屈辱極まりないが──時間が味方するのは決して彼らばかりではない。

 

「──余所見をしていて良いニョか?」

「何を──」

 

 言っている、と。

 そう言葉を発しようとした刹那、背筋を襲う悪寒と自身の危機感が警鐘を鳴らした。

 

「──ッ!!」

「──!?」

 

 横合いから襲い掛かってきたカナタの槍を薙刀で受け止め、ぶつかり合った覇気の衝撃が轟音となって響き渡る。

 

「……やっと船長のお出ましか」

「部下が世話になったようだな。〝白ひげ〟」

 

 〝花の都〟と〝白舞〟の距離はそれほど遠くない。カナタの最高速度で移動すれば、瞬く間に踏破出来る程度の距離だ。

 先んじて港へ向かった部下たちを追いかけ、足止めを食らっている様子を確認し──グロリオーサの前に立ち塞がるニューゲートを見た瞬間、手に氷の槍を生み出して襲い掛かっていた。

 一度ぶつかった後でグロリオーサを抱えて距離を取り、手近に居た部下へ預ける。

 カナタの槍を預かっていた部下はすぐさま前に出て槍を渡し、カナタはそのまま前に出た。

 

「噂はかねがね聞いている。かなりの実力者ともな」

「そうか。おれもテメエの噂はよく聞くぜ」

()()()()()()()()()()()

 

 傍から聞けば何のことかわからない質問だった。

 しかし、白ひげは嫌そうな顔をするだけで答えることはない。

 それでも、それだけで回答としては明白だった。

 

「元ロックス海賊団。〝白ひげ〟エドワード・ニューゲート──()()()()()()()

「お前も、だァ?」

「シキといい、リンリンといい、お前たちの思考回路は全部同じだ──口を開けばオクタヴィアがどうこうと、そればかり。やはり元ロックスの連中は全員首を獲るのが一番いいらしいな」

 

 それが確認出来ただけでも十分だ。

 これ以上の問答は必要ない。

 

「テメェ、何を言って──」

「問答は不要だ。今はお前の相手をしている暇はない」

 

 覇気によって黒く染まった槍を構え、カナタはニューゲートを見る。

 視線はそのままに、奥で戦うカイエへと声をかけた。

 

「カイエ、一度退け!」

 

 目の前の男と正面からぶつかるなら、敵以外は後ろに置いておくべきだ。

 素直に退いたカイエと、石化したマルコのためにそれを追おうとしたベイが同時に動き、ニューゲートがベイを止めた。

 

「親父! マルコの腕を戻す方法を聞き出さなきゃ!」

「わかってらァ! だが……加減できる相手じゃねェ。ちょっと下がってろ」

 

 今度は一切視線を逸らさず、カナタへと集中している。

 互いに覇気を武器に纏い──衝突に伴って音が消え去るほどの爆発が起きた。

 




カイエの石化、一応設定としては
・覇気を纏えば防げる
・傷を負わせるわけでは無いのであくまで自然治癒力を爆発的に高めるマルコの能力が通じない(ただし生身の部分から切り落とせば治せる)

辺りは考えてます。
能力者本人が気絶したら能力が解除されるかって言われるとちょっと困る感じに。動物系、そういう特殊な能力者がいないので前例無くてちょっと判断に困ってるところあります。

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