そこは四女神により、平和が保たれていた
はずだった
「はぁ…!はぁ…!」
走っている。いや、走っているというよりは逃げている。1人の女性に、自分の姉に手を引かれ、必死に走っている。
後ろには巨大な何かが銃のようなモノで街を破壊していた。
自分達は「それ」から逃げていた。
「うわっ!」
何かが足に引っかかり、転んでしまった。
「大丈夫!?怪我は!?」
「大丈夫だよ…このくら…いッ…!」
痛みが酷くて立つので精一杯だ。
「ほら、お姉ちゃんの背中に!早く…。ハッ!?」
「どうしたのお姉ちゃ……!?」
驚いている姉の視線を追うと、あの「巨大な何か」がこちらを見下ろし、こちらに銃口を向けていた。
「ッ!!!」
「うわっ!?」
ドンッと、姉に強く突き飛ばされた。と同時に銃口から紅い光が放たれ……
「生きて…!」
姉がそう言った瞬間、紅い光が建物に直撃、姉が居た場所に崩れた。
「あ…お姉…ちゃ………」
崩れた建物を呆然と見つめていたら、今度はこっちに銃口が向けられた。
「あ……あ……。」
終わった。もう助からない。そう思った瞬間、何処からともなく飛来した蒼い光が「巨大な何か」を貫いた。
「巨大な何か」は爆散し、黒煙を吹き上げながら倒れた。
「え……?何…?」
後ろに振り返ると、蒼白い巨人がその場に佇んでいた。肩にはLOのエンブレム。
「ホワイトハート…様…?」
その巨人から人が、いや、女神様が降りてきた。
ホワハ「危ねぇ、ギリギリ間に合ったか…!おい、大丈夫か!?怪我はねぇか!?」
「大丈夫…ハッ!」
何かを思い出したかのように倒壊した建物に振り返る。
姉がいた場所に。
「あ…う…うあ…お姉…ちゃ……お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!!」
いくら呼び掛けても、返事は返ってこなかった。
「お姉…ちゃ…!」
ホワハ「ちっ………、1人犠牲者出しちまったのかよ…!クソ…!」
「う…うぅ…お姉ちゃ……。」
泣き叫びたくなった。その瞬間、ホワイトハート様が抱き締めてきた。
ホワハ「ごめんな…、守れなくて……。でも、もう大丈夫だ、安心しろ。私がついてるから…!」
「……う、ウアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ーーーーーーッ!!!」
悲痛な叫びは、灰色の空に虚しく響いた。
「ッ!」
何かに弾かれるように飛び起きた。またあの夢だ。何度も繰り返し見ている。
「…はあ…、またか……。もう何回目だ…?」
あの「事件」からもう14年になる。それ以降同じ夢が続く。最早悪夢だ。
「数えるだけ意味無いか……。って汗が………、仕方ない、シャワー浴びてくるか。」
ベッドから立ち上がり、着替えとタオルを持ってシャワー室へ向かう。
おっと自己紹介がまだだったな。俺はティア。ただの青年さ。
ティア「ふぃー、さっぱりした。さてさて飯飯…っと!」
こちら目掛けて四角い何かがかっ飛んできた。俺はそれを片手でキャッチする。
ティア「あっぶねー…。ってこれ辞典じゃねえか、直撃したら即死だったぜ…。ま、投げた犯人は分かってるがな。」
飛んできた方向を見ると、小柄な2人の少女がこちらを見ていた。
ティア「…投げたのはラムだな?」
ラム「わー!にっげろー!」
ロム「ラムちゃん待って~!(あわあわ)」
ティア「逃げ足の早いこと…。別に追い掛けたりしないんだがなぁ。」
今逃げていったのはロムとラム。俺の住んでる国、ルウィーの女神候補生だ。…超イタズラ好きだが。
ティア「さて、この本の持ち主は今頃おかんむりだろうな…。」
そんな俺の予想は見事的中。
ブラン「ロムゥ!ラムゥ!どこ行きやがっ……、あ、ティア。起きてたのね。」
ティア「起きてシャワー浴びてたってところかな……、本が飛んでくるのは予想外だったが。」
この少女はブラン、ルウィーの守護女神、ホワイトハートだ。あの事件で何もかも失った俺を助けてくれた。
ティア「あ、そうだ。ほら、これ。捜し物だろ?」
ブランに辞典を手渡す。
ブラン「ありがとう、助かるわ。……またあの夢を見たのね?顔色が悪いわ。」
ティア「あー…、うん。もう慣れたけどな。」
ブラン「あまり無理しないで、ほら。」
ブランが両腕を広げて誘ってくる。
ティア「………。」
惹かれるがままに、ブランに寄っていき、そのまま抱きしめられる。
ブラン「よしよし、いい子、いい子。」
ティア「~~~~~ッ」
気恥しい、めっちゃ気恥しい。けど、心が安らぐ。
姉さんも自分が落ち込んでいたりした時に、いつもこうしてくれた。
ティア「ありがとう、気が楽になったよ。」
ブラン「あなたの気が楽になってくれれば、私も気が楽になるわ。あ、確か今日は新型のテストだから急がなくちゃ。」
ティア「そういえばそんなこと言ってたな…。新型、か。」
ここで少し説明。
プラネテューヌ、ラステイション、ルウィー、リーンボックスは、それぞれMS(モビルスーツ)を所有している。
プラネテューヌにはジンクス、フラッグ。ラステイションはフラッグのみ。ルウィーにはジンクス、ティエレン。リーンボックスにはジンクスのみ。と、こんな感じに国ごとに所有するMSに違いがある。今ブランが言ってた新型は、ブラン専用機に向けて開発された武器、「GNハンマーアックス」というモノで、その性能を確かめるためのテストを今日行うという。
ブラン「私のジンクスもそれに向けて改良されてるから、大いに期待できるわ。ティアも付き合ってくれるかしら?」
ティア「まー、今日も今日とてやることねえしな…。分かった、付き合うぜ。」
ブラン「ふふ、ありがとう。あ、テストには他の女神達、ネプテューヌ達も来るみたいだから、気をつけて。特にベールには、ね。」
ティア「んー、何で気をつけなきゃいけないか分からないけど…。」
ブラン「とにかく、準備を急ぎましょ。」
ティア「おいおい慌てんなって…。」
ネプテューヌ「やほー!来たよーブラン~!」
ノワール「遊びに来たんじゃないのよネプテューヌ!たく…。」
ベール「ルウィーの新型、それより、ティアは居ませんの?」
ティア「一応いるけど…。やっぱ俺目当てなんすね…。」
ベール「当然ですわ!早く抱きしめさせてくださいな!」
ティア「わー!ストップストップ!」
ブラン「おいゴラァ!テストの視察に来たんだろーが!!ティアに抱きつこうとするんじゃねぇ!!」
ベール「あら、良いではありませんの?」
ベールさんがその豊満な胸をわざとらしく揺らす。
ブラン「があア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!てめぇわざとやってんだろ!」
ティア「あははは……。」
大丈夫なのかこれ。まあ、いつも通りの平和な光景だけど。
ブラン「まあ、いいわ。早くテストを始めるわよ。私のジンクスは準備出来てるかしら?」
整備班「いつでもいけます!よし、出せ!」
同時に格納庫から、巨大な斧とハンマーが合体したような兵器、GNハンマーアックスが現れた。ブランのジンクスはそれを軽々と持ち上げ、
ブラン「よし、テスト開始……、でりゃあ!!!」
GNハンマーアックスは勢いよく振り下ろされ、そこにあったダミーのフラッグを一瞬で木っ端微塵にしてしまった。
ネプテューヌ「あわわわ…、流石新型…。とんでもない威力だよ…。」
ノワール「まさにブランそのものを体現した兵器ってとこね…。」
ベール「わたくしの胸も揺れるほどの威力ですわね…!」
ノワール「いや、ベールは元から揺れてたでしょ…。」
ブラン「よし、この調子で…、え?」
ティア「ブラン、どうした?」
ブラン「いや…、確かダミーって3機だけよね…?整備班、どうなの?」
整備班「え?はい、ダミーは3機のはずですが…、あれ?いつの間にか増えてる…。おい、あそこに余計にダミー置いたの誰だ!?」
整備班の人達がザワザワしだしている。恐らくだれも知らないのだろう。
ティア「……。」
あのダミー…、見覚えが……。
ブラン「とりあえず、誰か撤去してくれないかしら。」
整備班「了解しました。では自分が。」
整備班がティエレンに乗り、撤去作業に取り掛かる。
整備班「まったく、誰だよここに置いたの…。」
ティア「……あ…!」
あの夢を思い出した。あの「巨大な何か」…。
ティア「ッ!そいつから離れろ!!!」
整備班「えっ?離れろってどういう――――」
もう遅かった。整備班のティエレンを、紅い光が貫いていた。ティエレンは爆発し、煙を上げながらその場に崩れた。
ブラン「ッ!?」
ネプテューヌ「ねぷぅ!?」
ノワール「のわっ!?」
ベール「ッ!どういうことですの!?何が…!」
ベールさん達が動揺し始める中、他の整備班も慌てだした。
「あの機体色…!あの事件の時のやつだ!!!また来やがったんだ!!!」
「逃げルルォォォ!殺されるぞ!」
辺りがパニックに陥る。やっぱり、あの時の……!!
ティア「あいつら…、あれで満足してないのかよ…!まだ…!」
ブラン「ちぃ…!おい、ネプテューヌ!ノワール!ベール!お前らも戦え!そして戦闘可能な奴はすぐ出撃しろ!ルウィーを守れ!これ以上犠牲者を出すな!!!」
ネプテューヌ「もちろんだよ!」
ノワール「やってやろうじゃないの!」
ベール「これ以上好き勝手はさせませんわ!」
それぞれが専用機に乗り、臨戦態勢に入った。
ティア「ブラン!」
ブラン「ティアは急いで教会の地下施設に逃げろ!!!そこなら安全だ!」
ティア「……!」
ブラン「心配すんな。私はルウィーの守護女神だ、負けるわけねぇ!!」
ティア「分かった…、死ぬなよ!」
ブラン「ああ!」
俺は急いで教会に走っていった。
ティア「はぁ…、はぁ…。地下施設の入り口は…ここか!」
鋼鉄性の扉を開け、急いで中に入る。
ティア「だぁっ!」
そして扉を蹴って閉めた。これで大丈夫だ…。
ティア「ブラン達、大丈夫かな…。いくら女神といえ……、いや、今は生き残ることが優先だな…。」
とりあえず地下施設の奥に進むことにした。しかしかなり暗いせいで、何も見えない。
ティア「壁にそって歩けば……うわっ!」
何かにぶつかった。
ティア「いてて……、何だよも――――」
何かに手を着いた瞬間、辺りが明るくなった。どうやら照明のスイッチのようだ。
ティア「うお眩し……ッ!って…、何だ、これ……。」
照明が着いた事により、今まで見えてなかったものが見えた。ティアの目の前には、巨大な白いMSがそこに居た。
ティア「何だこれ…、MSか?いや、見たことないぞこんな機体…、新型か?いや、新型ならとっくに知ってるはず…。あ、この端末生きてる、どれどれ…。」
端末に表示されていた情報を確認したところ、
ティア「GN-001 ガンダムエクシア…?この機体の名前か…。そしてこの武装は、GNソード……か。にしても誰が……。ん?メッセージがあるな。」
画面の右上にあったメッセージボックスを開いた。そこには、
『このメッセージを読んでいるということは、もう私はそこにはいないだろう。というより、この世にはいないだろうが正しいか。まあいい、それより、この機体は、今までのMSとは桁違いの性能を誇る。その力を何に使うかはそこの君の自由だ。だが、私は望むのは、この世界の、ゲイムギョウ界の平和を護るために使ってほしい。この世界を守護する、四女神と共に……。頼む。』
ここでメッセージは終わっていた
ティア「……。」
俺は無言で、空いているエクシアのコックピットに乗り込んだ。
ティア「……俺は逃げてた。今まで。ブランに助けられて、それからも過去から逃げてた。姉さんを失ったから……。何も出来なかったから……。」
その瞬間、エクシアのシステムが機動した。まるで俺の言葉に応えるかのように。
ティア「だけど、それも今日までだ。もう、俺は逃げたりしない。これ以上……、大切な人を……、失ってたまるか……!」
操縦桿を握る手に力が籠る。
ティア「行くぞ、エクシア!!!」
そして、エクシアは飛翔する。過去という天井を突き破り、大切な人を護るために。
ホワハ「ちぃ…!こいつら、前より強くなってやがる!!!」
パプハ「ルウィーの教会まで引き付けたはいいけど……、ここからは時間の問題ね…。」
ブラハ「あんたらしくないわよネプテューヌ!……きゃぁっ!!」
グリハ「ノワール!ああっ!?」
ブラハ機とグリハ機が襲撃者ジンクスに蹴り飛ばされる。
パプハ「ノワール!ベール!ぐっ!?」
パプハ機も蹴撃をくらってしまい、その場に倒れた。
ホワハ「クソ、ティアがここにいるってのに…!」
そんなことを言っていたら、謎の通信が入った。
???「よォ、四女神さん達よォ?そんなんで国守れるのかぁ?そんなぁ、弱っちい機体でよぉ!?」
ホワハ「がぁっ!?」
脚部をサーベルで斬られた。これじゃ、動けねぇ…!
???「お~い、カメラ回せ~。無様な女神様を全国中継するぞぉ。」
ホワハ「てめぇら…!」
???「うるせぇ黙ってろ!」
ホワハ「ぐあっ!!」
機体を勢いよく踏みつけられる。そして、やつの機体はサーベルを構え、
???「今から女神処刑タイムだ、見逃すなよぉ???」
襲撃者ジンクスがサーベルを構えた。
ホワハ「ッッッ!!!」
クソ……!!
もうダメだ…、と思った次の瞬間。
ドゴォンと、教会手前の地面が急に突き破られた。
???「あ?何だぁ?」
ホワハ「……?一体何が…。」
土煙で何も見えないが、シルエットだけは見えた。次第に土煙が消えてきて、そのシルエットの正体が明らかになる。
ホワハ「何だ、あの機体は…!?」
今まで見てきた機体とはまるで別物だ…。まさか……。
???「何だァ?てめぇはァ!?」
ティア「…これ以上…!」
この声、ティアか…!?
ティア「これ以上…、俺の仲間に…手を出すなァァァァ!!!」
その叫びと共に、白い機体は剣を携え、襲撃者ジンクスに向かっていった。
ティア「ウオオオオオオオッッッ!!!」
勢いに任せGNソードを振り下ろす。襲撃者ジンクスは瞬く間に真っ二つになり、爆発四散した。
???2「っっっ!?このや―――」
ティア「ぜらあア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!」
振り返りと共に切り払う。襲撃者ジンクスは上半身と下半身に綺麗に分かれ、爆発した。
パプハ「なんて強さなの…!?」
ブラハ「敵じゃ…無いのよね…?」
グリハ「それにしても今の声…、まさかティアが乗っているんですの!?」
ホワハ「そう考えるしかねぇだろうな…今は。」
ティア「次は…!?」
???3「ッ!ひいぃぃ!!?」
勝てないと察したのか、襲撃者ジンクスは逃げ出した。逃がすか…!
ティア「はァァァァっっっ!」
一気に飛翔し、襲撃者ジンクスの足を掴み、地面に向かって投げ飛ばす。
???3「ぎゃあっ!?」
ティア「だぁぁぁぁ!!!」
GNソードを機体中央に突き刺す。途端に、襲撃者ジンクスは動かなくなった。
ティア「後1機か…。」
???1「やるじゃねえか。だが、俺のは高機動型だ。当てれるもんなら当ててみやがれぇ!!!」
ホワハ「あの動き……、今の私たちじゃ…無理だ…!」
ティア「………。」
高機動型か……、どうしたら……。
ティア「……?何だこれ…。TRANS-AM?」
よく分からないが……、やるしかない!
ティア「トランザム!!!」
その掛け声と同時に、エクシアが紅く光り出す。
ホワハ「何だ!?何が起こってる!?」
パプハ「今、トランザムって…。」
???1「なんだぁ?急に紅くなったぞ?まあ、俺のこの機動に追いつけるはずが――――」
ティア「ウオオオオオオオッッッ!!!」
一瞬で襲撃者リーダージンクスの間合いに入った。
???1「なにぃっ!?」
ティア「でぇぇぇやあァァァァァッ!!!」
そして、紅い残像を作りながら、連続斬りで襲撃者リーダージンクスを切り刻んでいく。
???1「うわあああっっ!?」
手足が無くなった。これで抵抗は出来ない…!
ティア「これでっ……!」
GNソードを振り上げ、
ティア「トドメだァァァーーーーーー!!!」
その紅い斬撃は、襲撃者リーダージンクスを真っ二つに切り裂く。
そして、その襲撃者リーダージンクス派手に爆発四散した。
ティア「はぁ……、はぁ……。」
四女神「「「「………。」」」」
呆気に取られる四女神。
ティア「終わった…んだよな……。あ……。」
俺の意識は、そこで途切れた。
ブラン「……!………ァ!……ィア!………ティア!!!」
ティア「……ん……?あれ、ここは…。ああ、あの後気絶したのか、俺…。」
どうやらあの後気を失って、ブラン達に介抱された模様。
ブラン「よかった…。無事で……。」
ティア「あぁ……。というより皆は…。」
ネプテューヌ「私達は大丈夫だよ~!ぶい!」
ノワール「あなたねぇ……。」
ベール「よかったですわ…無事で……!」
ティア「うわっと…、まあ、今はいいか。」
ベールさんに抱きつかれるのは予想してた。今はかなり疲れてるため、ベールさんの胸の感触が心地良い…。
ブラン「ベール…!…まあ、今は許してあげるわ。今は。」
そういえば、聞きたいことが……。
ティア「そうだ、ブラン。俺が乗ってた機体、エクシアっていうんだけど、知らないか?」
ブラン「いや、私は知らないわ。ていうか、その機体、どこにあったの…?」
ティア「え、ルウィーの地下施設だけど……?」
ブラン「嘘……、それならもっと前に気づいてたはず……。」
ブランも知らないのか…、尚更分からなくなってきたぞ…。
ティア「まあ、いいや。今は…寝る…。」
ブラン「寝ちゃったわ……。しかもベールの、胸の、中で…!」
ベール「あらあら…。」
ブラン「がア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!前言撤回だ!!!離れやがれぇぇえええッッッ!!!」
なんかうるさいが…、まあ、少し平和になったと言えるかな……。
END
襲撃者を撃破し、平和になったのも束の間。襲撃者はまた攻めてきた。ティアはもう逃げないと誓った。もう、誰も死なせないために。
次回
断罪の剣
お楽しみに