さらに追加するとかなりサイコパスな要素も入っていると思いますので、その手の描写が苦手な方はブラウザバックをお願いします。
それでは最新話、始まります
さて、そんなわけで金剛達は拘束させてもらったし(執務棟の一室でエディンバラとサフォークでおもてなし。ついでにこっちの金剛型と顔合わせ中)出撃の準備をしよう。
VLCCにはとりあえず原油満載…25万トンが1隻、鋼材、ボーキサイト等々の金属類を26万トン満載、冷凍した食料とかそこ等辺を26万トン(日持ちする物オンリー)とりあえずこれだけあれば交渉材料には余裕だろう。
ちなみに、ここルルイエ全体の食料自給能力はどうなっているのか?と問われればかなり供給量は多い。一例として出すならば、ここでは完全なオートメーション化した酪農や、各種食料生産に1000ヘクタール程の農地を割いている。むしろこれでも全然使っていない。ルルイエ泊地全体の面積はおおよそ6万ヘクタール、各種寮や施設等々を含めて1500ヘクタール。つまり全体の4%弱しか使えていないのだ。
なお、ルルイエ泊地全体で農業を開始すれば食料生産率は全盛期の北海道の十勝を超える。これはつまり、ルルイエ泊地単体で四国4県を余裕で賄える食料供給率になるのだ。まぁ、俺一人しか人間がいない以上どうしても土地余りは起きる。というか、普通のメガフロートに比べてルルイエはデカすぎるのだ…どうしてここまでデカくなったのかはいまだに謎である。
次に用意するのは、宿毛湾泊地に移動する俺達の船の準備だ。タンカーは兎も角俺は流石に泳いだり、KAN-SENの皆に抱っこされて海を渡るつもりはない…というわけで、俺個人が所有している魔改造船がこちらになります。
全長 :143メートル
排水量 :3600トン
満載量 :3950トン
最大幅 :12メートル
深さ :7.15メートル
喫水線 :公試平均4.2メートル、満載平均4.6メートル
主機 :ルルイエ謹製謎動力機関2基
推進機 :2軸2基
出力 :170000馬力 42ノット
航続距離:燃料補充不要で無限
参考にしたのはリアルな秋月型駆逐艦である。どちらかと言うと、生活能力を充実させた船内が特徴だ。これは戦う船では無く、KAN-SENの皆を移動させたりする船なので、搭乗員数300名程を快適な旅に誘う事が出来る。一応武装もしてはいる。
・65口径10cm連装砲改 4基8門
・30mm対空CIWS 回転式12門
・多目的VLS8セル
・短距離対空ミサイル8門
こんな感じである。VLSにはN2弾頭(ノン・ニュークリア)を装備。N2の破壊力は非核装備だが、おおよそミサイルに搭載可能な弾頭としては数キロトンクラスの破壊力を持っている上に放射能が出ないので非常にクリーンで使い勝手の良い通常兵器である。
10cm連装砲改は見た目だけは長10だが、中身は全然違う…むしろ同じであるはずが無い。通常の長10と異なり、対空砲火能力は有しておらず、純粋な主砲であり両用砲では無い。
まぁ、余りに余った余剰出力を使って超電磁砲化してあるので、音速の数倍の速度でぶっ飛んでいく実体弾は10cm砲弾と言っても尋常じゃない破壊力を持っている。単純な火力ならば、当時の船で見ると対16インチ防御の装甲をあっさり貫通可能な砲であるとだけ言っておこう。
さて、一番快適で一番弱い俺専用艦を使う事は確定だけど…超甲型特殊巡洋艦はこの世界で出番はあるのだろうか?アレ、船体が大きいから浪漫装備をガン積みしたり、超高速60ノットドリフトとかかませる面白い船なんだけどなぁ…元ネタは勿論某〇鉄の咆哮シリーズである。アラハバキとか播磨型とかって浪漫の塊だから良いよね!
<ルルイエ泊地移動中・荷物積み込み中>
そんなわけで宿毛湾泊地まで30分も20ノットで飛ばせば到着する距離に来たのだが…うん、思いっきり部隊展開されてるね。
「うーん、金剛達を先に返すわけにもいかなかったし手厚い歓迎は予想してたけど、見た限り全軍出撃してないか、あれ?」
「何隻いるのかはわからんが、確かにかなり多いな」
見た感じでは連合艦隊と通常艦隊の混成の様だが、どう見ても200隻以上展開している。あそこに居るのが俺が居た当時の艦隊だとすると、約8割と少しが俺が指揮していた艦隊だな。
「大和型も出撃させてるし、ビッグ7の2名も出撃…戦艦は全部。空母も全部。軽空母も全部…うん、全員見知った顔だけど本気で警戒…というより殺しに来てるな」
「金剛型と五航戦はこちらで拿捕していますからね。一応古参…の艦なんだろ?指揮官」
「金剛型は最初期から俺の鎮守府運営を手伝ってくれた戦艦の中では古参だな。五航戦は少々着任は遅かったが、部隊の中核を担っていたというのもまた時事実だが…うーん、伊勢型や扶桑型は…一応改にはなってるのか」
一応、あっちで指揮を執っていた際にはほぼ全員が改二の状況にはなっていた。俺が知る限りの未実装の子は改二になれなかったのが残念だが…うーん、見事に改二艦が2隻しか居ない。
「指揮官が言っていた飛龍と蒼龍がやはり改二という奴か?」
「あぁ、そうだ。可能な限り友永隊と江草隊を量産した都合で、二航戦の改二艤装だけは山ほどあったからなぁ」
ちなみに友永・江草共に48個である。流石に無能な大本営の連中も、鎮守府の数の6倍近い量の改二艤装は持て余したといった感じか。尚、友永隊や江草隊の事は一応大本営にも通達したが、元が97式艦攻と99式艦爆の為、完全に時代遅れの骨董品扱いされて評判は宜しくなかった。実際、雷装という値で見れば流星改の方が数値上は強いから仕方ないか。
「まぁ、とりあえずは泊地の皆で遠足だな。直掩にはエンタープライズ・エセックス・ノースカロライナ、前衛にはアトランタ、サンディエゴ、ジュノーを輪形陣で配置…といった所だな。恐らく空母艦載機はかなりの量になるだろうから、前衛と併せて可能な限りの撃墜を頼む」
「任せておけ…と言いたいが、先の金剛の事もあるからな。極力そちらの対空砲火に頼る事が無い様に努力はするさ」
「疾風(先の駆逐艦サイズの船)の甲板上にはクリーブランド他、対空の高いユニオン艦で固めているからな…疾風の武装じゃ艦娘の艦載機を撃墜する事は出来ない。あくまでも疾風は通常兵器…イージス艦やフリゲート艦に対抗する為の艦だ」
「一応は判っている…それでも、あの艦に居る限り指揮官に手は出させない。艦載機なんて叩き落してやるさ」
「頼むから手加減だけはしてくれよ。艦載機はいくら堕としても問題ないが、艦娘の方は轟沈させるなんて事は勘弁してくれよ」
「分かっている。演習用弾で戦闘能力を奪った後は放置で良かったんだな?」
「あぁ…戦闘不能になった艦娘の救助はこっちで行う。回収部隊はヴィシアとアイリスの快速駆逐艦を中心に、ロイヤルの駆逐艦を総動員して行う予定だ…重桜だとどさくさ紛れに何かしそうで怖いからな」
「愛が重いか…よく指揮官が言っているな」
「まぁ、それだけ思われてるっていう事にしている。仲間に対しては問題ないが、まだ彼女達は仲間というわけじゃないからなぁ…戦場での誤射が怖い」
「…………」
「変な話だが、艦娘とKAN-SENの力の差は歴然だ。駆逐艦の火力ですら、艦娘最強の装甲を持つ大和型でさえも凌ぐ火力を発揮する。戦力として見たら彼女達は弱いのだろうけど…4年間共に戦ってきた仲間であり家族だからな。助けられるものなら助けたい」
「優しいんだな、指揮官は」
「優しい…か。ただの偽善と自己満足の為かもしれないけどな」
「それでも…さ。さて、それじゃあ行くとするか?そろそろ時間だろう」
「………だな。それじゃあ配置についてくれ。5分後に命令を出す」
「了解だ…では、また後程」
これから行うのは自己満足とエゴの塊でしかないというのは判っている。それが彼女達を危険に巻き込む可能性が高いという事も判っている。それでも、俺は艦娘達を見捨てられない…見捨てたくは無いのだ。
「疾風出撃、併せて防空艦隊は甲板上に配置、直掩部隊は輪形陣で展開」
『直掩部隊旗艦ノースカロライナ、部隊展開完了』
『防空艦隊旗艦クリーブランド、海上騎士団いつでもいけるぞ!』
『ル・マランより回収部隊、エレベーター配置完了…ふわぁ、眠い』
「よし…最大戦速、機関一杯!目標宿毛湾泊地並びに展開中の艦娘の無力化と拿捕!全艦頼んだぞ」
『了解!』
一気に艦の出力を上昇、モーターが唸りを上げて速力を27ノットに上げていく。ノースカロライナの最大速力が28ノットなのでこれ以上の速度を出すと置いて行く事になってしまうのだ。なので最大戦速なのよね…俺は誰に言ってるんだろう?
グオォォォーンという音と共に艦載機が近づいてくる。まだ距離は10km程あるが…ここでこちらの艦隊も艦戦を発艦させる。距離にして約5km地点で第一次攻撃隊が交差する…が
「やはり対空戦もこちらの有利で進むか」
エンタープライズとエセックスから発艦したF6FヘルキャットT3+10が恐らく零戦21型熟練と思われる機体を次々と撃墜していく。流石に数が違い過ぎるが…基礎能力が違い過ぎる。零戦は次々に墜落し、翼の形状から流星か流星改と思われる機体が次々に叩き落されていく。後方に控えている艦爆隊も反転前の駄賃とばかりに薙ぎ払われた。この時点で艦載機の損耗率はこちらが0に対して相手は7割。残っているのはほぼ艦戦だけだが、これは単純に手数不足という事だ。しかし、たった2隻の正規空母から発艦された艦戦に7割近い艦載機を叩き落されたという事実は相手に心をへし折るには十分なインパクトだろう。
しかし、流石に訓練された空母達。残った雷撃隊と爆撃隊がこちらに向かってくる…が、残念
「勝負よ!」アトランタが
「ジュノーも!が、頑張るのです!」ジュノーが
「よく分かんないけど、やっちゃえ~!」サンディエゴが
それぞれが対空スキルを発動する。元々対空値がずば抜けて高い3名が更にボフォースSTAAGT0+10から40mm機銃掃射を行うのだ。その結果は…攻撃隊の全滅という結果で終了した。こちらに近寄る事が出来た艦載機は0、これにより艦娘達の空母は完全に無力化された。
「指揮官より全軍へ。空母艦載機の全滅を確認!これより陣形を複縦陣に変更し、相手艦隊を突っ切るぞ」
『こちら主力部隊、了解』
『前衛艦隊了解しました』
一時的に速度を落とし陣形を変更する。主力艦隊と前衛艦隊が疾風の前に出て艦娘達との戦闘に入る。しかし、それは戦闘と言えるものではなく唯の虐殺に近い。演習弾と言えども破壊力はある。演習弾は事前に金剛達に試してもらった(すまん)が、大破してHPが1残る状況に陥らせる事が出来る。これにより艤装を破壊して戦闘力を奪った後に回収するのだ。
しかし、これにも問題はある。執拗に演習弾で攻撃した場合、轟沈する可能性は捨てきれないのだ。なので過度の攻撃はせず、攻撃能力と機動力を奪った後はその艦は放置するように言明してある。しかし…艦娘側からしたら悪夢だろう。自分達と同じ?艦娘と思われる存在…だがその火力は圧倒的。僅か6隻でありながら200隻以上の大艦隊を突破してくるのだから。
「ほらほら、そんな攻撃じゃお姉さんを沈める事なんて出来ないぞっ!」
「エキサイティングな水鉄砲遊び…じゃなかった。ま、何でもいいからやっちゃうぞー」
「ジュノーは…怖いですけど、頑張りますから!」
全弾発射が発動して一気に艦隊を薙ぎ払う。アトランタ級の全弾発射はワイド型なので、洒落にならない範囲をカバーする。掠った時点で駆逐艦は艤装を全損し、海上に浮いているのが限界状態になる。そこを回収部隊が逐一回収し、KAN-SENの回収エレベーターに突っ込まれていくのだ。今現在は前衛の駆逐艦と巡洋艦がメインだが、ここからは重巡と空母(空箱)と戦艦がメインになってくる。なお、前衛を突破するのには30秒程度しかかかっていない。実際、演習も30秒が勝敗の分かれ目である。30秒経過して形勢が不利ならばほぼ負け確定だ。
あ、ノースカロライナが三式弾装填の41cm連装砲をぶっ放したな。子弾に分裂した三式弾は残った艦隊にも容赦なく降り注ぐ。重巡は子弾を一発食らえばほぼ大破して行動不能。2発以上食らったら確実に行動不能である。なお戦艦もかなりいっぱいいっぱいだな。三式弾は知っているから理解できても、異常なまでの破壊力は理解出来ないのだろう。
結局、交戦開始から終了までに要した時間は90秒。平均的な大型敵艦隊との戦闘時間程度か…それは数が多かったからであり、実際には1マップ程度の艦隊を殲滅したわけだが…ん?あれは大和と武蔵か。救助を拒んでいる…といった感じだな。
「こちら指揮官、大和と武蔵の回収が滞っているようだが?」
『こちらジャマイカ。いやな、辱めを受ける位なら沈めろって聞かないんだよ、この二人』
「…外部スピーカーに…彼女達に聞こえる程度でいい。出力を繋いでくれ」
『ジャマイカ了解』
「大和、武蔵…聞こえるか?」
『この声…提督!?』『提督!?生きていたのか!』
「悪い様にはしない。頼むから回収されてくれ…今から宿毛湾泊地に直接襲撃をかける都合上、お前達がいると全力を出せないんでな」
『…分かりました。鎮守府内にはまだ明石さんと大淀さんが残っていますので…』
「了解した。絶対に悪い様にはしない…金剛達もこの船内に居る。エレベーターで回収されたら係の者がいるから、指示に従ってくれ」
『…了解、です』『了解した…話は後でしっかり聞かせてもらうからな』
「勿論だ…さて、障害は排除された。宿毛湾泊地に突入を行う。海上騎士団、ロイヤル騎士隊、フレッチャー隊、川内型統率重桜強襲部隊、それぞれ部隊を展開。各種施設を制圧せよ」
『制圧任務了解、これより作戦行動に移る』
「敵性存在の人間も含めて全員拘束に留める事。抵抗するなら腕の一本や二本へし折っても構わん。迅速な制圧を優先して行う事」
『迅速な対応を行う事を了解した。ロイヤル騎士隊、ここが腕の見せ所だぞ!』
『海上騎士団だって負けないんだからな!妹たち、いっくぞー』
これで良し…大和達と話はしたいが、まずは制圧からだ。内火艇に搭乗し、まずは港湾を目指す。護衛にはロイヤルメイド隊。前衛にはサフォークとシリアスがついてくれている。
「制圧するぞ、護衛は任せた」
「ご主人様に手出しはさせません!シリアス、行きます!」
『僕だ。あ、いや…こちらモントピリア』
「こちら指揮官、どうした?」
『工廠と思われる所でピンク髪の艦娘を発見。明石と名乗っている』
「ほぼ間違いないな。拘束はあまり無理矢理してやらないでくれ」
『了解』
『指揮官、こちらスウィフトシェア。推定艦娘個体名『大淀』を確保、並びに執務室にいた提督、副提督と思われる3名を捕縛した』
「了解、一旦工廠に寄って明石を解放後に向かう。何か問題はあったか?」
『大淀は特に問題なかったが、デブが銃を撃ってきたので右手と左足を砕いておいた。おかげで喧しくて適わん』
「煩いのは我慢してほしい。とりあえずそっちに向かう際に鎮痛剤でも持っていく」
『了解した。待っているぞ』
「あぁ、任せた」
さて、鎮守府の制圧も完了か。憲兵さん達には申し訳ないが必要な事なので我慢してもらおう…あれ?そういえば憲兵達ってどうなったんだ?よく考えたらまだ報告きてないじゃないか?
『あー、ゴメン指揮官。今憲兵隊の制圧が終わった。ちょっと人数が多くて捕縛するのに時間がかかっちゃった』
「あー、人数そんなに多かったのか…了解した」
『100人位いたから縛る方に時間がかかっちゃったんだ。ごめんな、指揮官』
「いやいや、感謝するよ。クリーブ、また後でな」
『にひひっ、良いって事さ。じゃあね、指揮官』
うん、これで完全制圧だな。さて、工廠の位置は変わってなければこっちなんだが…あぁ、あったあった…っておわぁ!
〈提督さんだー〉
〈わー!提督さんがもどってきたぞー〉
〈提督がちんじゅふにちゃくにんしました。これよりかんたいのしきをとりますー〉
あぁ、懐かしの妖精さんたちか…って、今は提督じゃないんだけどなぁ。
〈提督さんじゃないのー?〉
〈かんむすみたいだけどちがうこつれてるよー〉
〈あれ?でも提督さんだよねー?〉
〈提督さんにまちがいはないのだー〉
「あー、妖精さん。すまんが、今はちょっと忙しいから明石の所に案内してくれる?」
〈提督さんのめいれいだー〉
〈あかしならこっちだよー〉
〈提督さん提督さん、おやつちょーだいなー〉
うむ、相変わらずのフリーダムっぷり。これこそ妖精さんだ。とりあえず飴ちゃんがあるのでこれで我慢して貰おう。
〈あめちゃんだー〉
〈提督さんからあめちゃんもらったー〉
〈おかわりをぐしんする〉
「へいへい。袋ごとあげるから明石の場所だけ教えてねー」
〈あかしならあっちー〉
〈ほばくぷれいとは提督さんもなかなかまにあっく〉
〈でもあかしならよろこぶかも?かも?〉
「いや、喜ばないだろ?あ、あっちか。ありがとう」
〈いえいえー〉
〈また提督さんといっしょにはたらけるのー?〉
〈あめちゃんうまあじ。これはひじょーにびみである〉
駆逐艦用(主に睦月型用)に持っていた飴が役に立った。サフォークに作ってもらった飴は妖精さんにも好評のようだ
「あ、あの…ご主人様?」
「ん?どうしたシリアス?」
「何かとお話しされてたのですか?」
「…あれ?KAN-SENって妖精さん見えないの?」
「妖精さん…ここにいるんですか?」
「うん、そこに飴が浮いてるだろ?」
「……見えません。軽くホラーです…飴が何も無い所に消えていってます」
「………うん、妖精さんがいるからね。まぁ、見えないなら仕方ない。とりあえず明石の所に行くぞ…あぁ、妖精さんの指示だとそっちだ」
「あ、はい判りました」
うーむ、KAN-SENは妖精さんが見えないのか…しかし、妖精さんもやっぱり俺の事覚えてくれてたんだな。しかし、かなりその数は少ない…恐らく提督代理の葛原のせいだな、間違いないな(後程判明するが事実だった)
「明石…久しぶり…だ…」
「…提督!無事だったんですか?いえ、それよりこの縄ほどいて下さい!」
そこには菱縄縛りをされた明石がいた。おい、一体誰がこんな縛り方しろって言った。いいぞもっとやれ
「指揮官、先にこっちに来たのか?」
「モントピリアか…誰だ?こんな縛り方したの?」
「チャールズオースバーンだよ。僕はやってないからね」
「Oh…あいつ…何やってるんだ」
「さあ?姉貴は他のフレッチャー級の皆を連れて別の場所に行っちゃったし…」
「クリーブなら憲兵隊の所だな。駆逐艦だけで行動させるのが心配だったんだろう。お前達ならここは任せられるっていう信頼の証だから、心配する必要は無いぞ」
「うん…そうだね。姉貴は僕たちに任せてくれたんだよね」
「あぁ…で、明石」
「はい、提督!はやくこれほどいて下さい!」
「あー…ちょっと普通の縛り方にするから大人しくしててくれるか?ちょっとこの鎮守府制圧しないといけないから、形だけでも捕虜の体を取らないといけないんだ」
「…普通の結び方にしてくれるなら文句は言いません。しかし、生きていたのにも驚きですけど制圧って…クーデターですか?」
「いや、撃たれたから撃ち返すだけ。外に出てきた艦娘はちょっと全員大破してるけど全員回収してるから安心していいぞ」
「え?は?ちょ!?全員大破!?全滅ですか?」
「あぁ、200隻以上いたけど、一々話すのが面倒だったのもあって制圧させてもらった」
「大和さんも武蔵さんも出撃してましたよね?そんなに今の提督の艦隊って強いんですか?」
「まぁ…多分この世界最強の艦隊だろうなぁ。一応6隻フルに使った艦隊だったし」
「え゛!?たった6隻で全員制圧したんですか!?」
「ちょっとそこら辺は話が長くなるから後でな。モントピリア、悪いが普通の縛り方に戻してやってくれ」
「分かったよ、指揮官」
「じゃ、すまんが明石はそのままついてきてくれ。葛原含めた馬鹿どもにOHANASHIの時間だ」
無人となった鎮守府の中を歩く。普段なら艦娘達がいるのであろう鎮守府内はがらんとしており非常に静かだ。明石を後ろに連れたまま執務室を目指す…途中で医務室に寄って鎮痛剤を適当に注射器に入れておく。どーせあの屑の事だから必要以上に…必要以上に…うん、ここからでも聞こえる位喧しいな。
ガチャッ
「すまんスウィフトシェア、待たせた」
「指揮官、来てくれたか」
「!)$(%’#=~#=!!」
「あぁ、じゃあちょっと喧しいから黙ろうか」
「=%&)$’#)”!」
「煩い」
とりあえず鎮痛剤をぶち込む。あ、普通の注射器じゃなくて無針注射器だからね。あの漫画とかアニメでよくある首元とかにあててスイッチ押すと『プシュッ』となるアレ。
「ぐ…貴様、貴様何をしたのか分かっているのか!?ワシはこの国の国防を任されている提督だぞ!」
「あ、もう効いたんだ。流石の効き目だな…明石製か?」
「そっちは夕張ちゃん製ですね」
「あぁ、夕張か…さて、葛本よ久しいな」
そう言いながら目深に被っていた帽子を取る。俺の素顔を見た葛原は驚愕に目を見開いていた。
「貴様…貴様、生きていたのか!?」
「死んださ。あの砲撃の中で生きてる方がおかしいだろ?」
「ならば死人が何故ここに居る!おかしいだろう!」
「別におかしい事じゃないさ。死んで別世界に移動して、またこの世界に戻ってきただけだからな」
「貴様…何を言っている?頭でもおかしくなったか?」
「あぁ、別にお前に教える為に来たわけじゃないんだよ」
「何?」
パァン!と一発の銃声が響く
「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁ!き、貴様一体何を…」
「ただ鎮痛剤が効いてる左足撃ちぬいただけだろ?こっちは平和的に行こうとしたのにお前が俺の抹殺命令なんて出すからこういう態度を取らざるを得なくなったんだよ」
「わしのせいだと」「五月蝿い」パァン!「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ」
「安心しな。22口径程度じゃ死にはしないさ。ちょっと痛いけどそれだけだ」
「き…さ…ま…」
「こっちの要求は一つだけさ。元アズールレーン、ルルイエ泊地『機動要塞国ルルイエ』の総指揮官であり海軍上級大将の俺に手をあげた事に対して誠意ある対応をしてもらう…それだけさ、
「上級大将…?何を…世迷い事を…」
「貴様!指揮官に向かって!」
スウィフトシェアを左手で静止して俺は言葉を続ける。
「嘘でも何でもない事実さ。事実上の国の代表に抹殺指令を出して侵略行為を行った罰として貴様には事実上の死をくれてやるって言ってるんだよ。あぁ、殺しはしないから安心しな…まぁ、死んだ方がマシかもしれないけどな」
「ワシに…何を…する気だ」
「んー?日本政府次第じゃないか?ここの制圧が終わった以上、次は東京湾に向かって政府に対して要求突き付けなきゃいけないし」
「この…狂人が…」
「狂ってなけりゃ何十年も戦争続けられないって。お前は自分がまともな人間だとでも思ってるのか?唯でさえも無能な癖に」
「………」
「だんまりか。まぁ、貴重な提督と言っても所詮お飾り程度の提督だから…あぁ、提督と言えば副提督が2名程いたんだっけ」
ビクっと体を震わせるモブっぽい二人。名前は…知らないけどまあいいや。とりあえず敵って事には違いないし…
「とりあえず、そっちの二人は銃殺ね。副提督の地位にあってもこの屑の独断だか暴走だか知らないけど止められなかった時点で重罪だ」
「そんな!俺はそんな命令出してない!」
「そうだ!葛原がみんなやった事なんだぞ!何で俺達が殺されなければいけないんd」パァン!
「あー、もう面倒だからこの場で銃殺ね。良かったな、二階級特進だぞ」
「ちょ…まっt」パァン!
「これで良し、さて、葛原は治療しなくて良いから営倉に入れておいてくれ。門番は…エイジャックスが来ていたな?そうか、じゃあエイジャックスに任せてくれ。あぁ、喧しい様ならこの屑豚が精神的にも肉体的にも死なない様なら何をしても良いって伝えておいてくれ」
「分かった…これからどうするんだ?」
「そこで猿ぐつわ噛まされてる大淀に話を聞く事にする。とりあえず当面は憲兵の人にも話を通す必要があるからなぁ…忙しくなりそうだ」
「………」←状況が急展開すぎて理解できずに目がぐるぐるになっている大淀
さてさて…とりあえずの制圧は完了。憲兵さん達への説明と…一番頭が痛くなる艦娘達の説明と…日本政府へのお話か。しかし、人を殺しても何とも思わなくなったのはいつからだったか?まぁ、葛原が言っていた様に俺は狂っているんだろう。正常な精神のままで戦争なんて本当に続ける事なんて出来ないからなぁ…うーん、いつからだったかなぁ?ま、いいか。
今回素直に艦娘が回収されたのは、回収用エレベーターに金剛達が居て事情を説明していたからです。なお疾風には左右の弦に3基の回収用エレベーターがあるので、各エレベーターに一人ずつ配置されていました。
はい、そして実は主人公はもう壊れてました。なおKAN-SENの娘達も信頼度があるならば実質的な数値は300(狂愛)と言った感じになっておりますので、指揮官以外の人間等はとりあえず命令があればこうする程度の興味しかありません。
なので現在艦娘相手に手加減しているのも司令官がそう命令したからであって、そうでなければ即全滅します。もしも敵で出てきたら…
空母:耐久6000超(攻撃してくるとしばらく無敵)
戦艦:耐久8000超(艦載機攻撃に対して耐性有)
空母:耐久7000超(対戦艦特効・攻撃力徐々に向上)
軽巡:耐久3500超(対空番長)
軽巡:耐久4000超(対空番長+全体攻撃)
軽巡:耐久3500超(倒すと全体のHPを25%回復)
複縦陣
ゲージ×10回分。ただし、現実時間で15秒毎にゲージを1%回復する
出現場所:鎮守府正面海域
…いきなりゲーム終了のお知らせ
評価1でも下さるのは嬉しいのですが、どの辺が悪いのかを教えて下さると改善に繋がるのでお願いします。低評価のみだと何を改善したら良いのか判らないのです。