艦こレーンAC(更新停止中)   作:主犯

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と、いうわけで始まりました第二章。落差激しいギャグ回が今回から暫く続きますので、宜しくお願いします。

昨日投稿した時点で大体出来ていた話なので、誤字チェックをささっとした後で速攻投稿しました…ので誤字があったりしたら申し訳ありません。

ここから当分の間深海棲艦等の敵対勢力は自軍以外に出てきません。自軍が敵?大体赤城や大鳳のせい


第二章:ルルイエ泊地は今日も平和()です
指揮官が過労死するそうですよ?


 「おしごとつかれた。もうやすみたい」

 

 「ご主人様、働いて下さい」

 

 

 シェフィの辛辣な一言から今日も憂鬱な一日が始まる…というか、何日寝てなかったっけ?いかん…日本政府からの要請書と艦娘寮の作成計画書と設計図…あとルルイエの生産状況と…えーっと…

 

 

 「なぁシェフィ、俺何日位寝てないっけ?そろそろ身体がもたないんだけど?」

 

 「前回お休みになられていたのが67時間前ですね。あと5時間で3徹突入です」

 

 「Oh…前回の休みっていつだったっけ?」

 

 「出撃前ですね。ですから2週間ほど前になります」

 

 

 うん、2週間かー…日本政府とOHANASHIをしに行ってから、俺はデスマーチの道を歩んでいる…普通に死ねる。ブラック企業が可愛く思えてくるレベルでブラックだわ…やっぱりワンオペは無理だ…死ねる。

 

 

 「うん、急ぎの書類もあるけど…これやったら仮眠取るわ」

 

 「まだまだ追加の書類はありますので、仮眠は30分程度でお願いします」

 

 「」

 

 「どうしましたか?投げ出されますか?私はそれでも宜しいですが…」

 

 「チクショウやってやらあぁぁぁぁ!だが秘書艦精度も復活させないと俺が死ぬ」

 

 

 ドパァン!とドア先輩が吹き飛んだ!あぁっ!またドア先輩が死んでおられるぞ!

 

 

 「秘書艦と聞いて赤城がやってきましたわ!」「無論私もいるぞ、指揮官」

 

 

 はい、重桜のヤベー奴ら二人入りましたー。

 

 

 「赤城、加賀…では」

 

 「はい!何でもお申し付け下さい!指揮官様」

 

 「ドアの修理宜しく。後シェフィ、俺もう駄目だからやっぱ寝るわ」

 

 「はい、かしこまりました。では良い夢を」

 

 「指揮官様ー!」

 

 

 とりあえず机に突っ伏した。もうだめぽ…俺は生身の人間なんだ…残念!私の冒険はここで終わって…いや、寝るだけなんだけどね。

 

 

 

 

 

 

 「久しぶりに良く寝た気がする」

 

 

 気が付けば深夜。時間としては午前1時…時間にして7時間は寝ていたらしい。執務室の窓から零れる光景は夜戦の光を醸し出す海が…ん?夜戦?俺はそんな命令出してない…あぁ、川内(艦娘)か。

 艦娘に対しては燃料・弾薬等は気にせず24時間自由に演習場や訓練場を解放している…というか、解放せざるを得なかった。よっぽどKAN-SEN1艦隊に鎮守府丸ごと全滅させられたのが堪えたらしい。基本スペックが違うんだから無理はするなと言っておいたが…川内の場合は自分が夜戦したいだけだろう。

 

 

 「所で、こんな時間まで傍にいるんだな…シェフィ」

 

 「ご主人様のお付きですので。睡眠から執務までお任せ下さい」

 

 「ソファーで寝てるのは?」

 

 「ベルではありませんが…寝顔が大変可愛らしかったですよ?」

 

 

 うん、シェフィが運んでくれたのね。それはありがたいが…何故膝枕なんでしょう?

 

 

 「私がしたいだけでしたので、お気になさらず」

 

 「あれ?ナチュラルに心読まれた?」

 

 「メイドの嗜みです」

 

 「そうか…凄いねメイド」

 

 「凄いですよ。メイドですから」

 

 

 まぁ、何だかんだと塩対応っぽいシェフィだが中身はこんな感じでかなり優しい。結婚…はもうしてるから夜戦(意味深)したいけど、仕事が全然進んでいないので仕事をせざるを得ない。

 

 

 「シェフィ、ありがとう…じゃ、仕事しますか」

 

 「はい、それではお飲み物をお持ち致します」

 

 「コーヒーブラックで。カフェインたっぷりで頼む」

 

 「かしこまりました」

 

 

 優雅に一礼してシェフィが姿を消す…しかし、本気で仕事のペースがヤバイ。日本の議会ならば官僚達が分担したりしてやるはずの作業+指揮官(提督)としての作業を一人でこなしているのだ。限界はある…というか、二週間近く持ったのが正直言って奇跡に近い。セイレーン戦争が終結してからは秘書艦が必要な程の作業量が無かったので秘書艦制度を廃止…というか休止していたのだが(大体重桜のせい)ここに至っては復活させざるを得ない…俺が過労で死ぬ。

 なお指揮官としての執務室はかなり広い。指揮官用、秘書艦用、待機するメイド用、簡易キッチン等々様々な施設や設備があるので、広さ的には30畳位の広さがあるのだ。無駄に広いというより、必要なモノを増やしていったらこうなった…というべきか(建て増しした)

 

 

 「ご主人様、ご注文のカフェインです」

 

 「コーヒーという名称ですらない」

 

 「カフェインたっぷりが御所望との事でしたので」

 

 「うん、そうなんだけどね」

 

 

 黒い…ひたすら黒い泥の様なナニカだ。夏や冬の修羅場に飲んだ覚えがある、飲み物というよりも、目覚まし用ドリンク状のナニカ…だな。とりあえず一気に飲むと胃が突っ張って余計に眠くなるので、少しずつ飲んだ方が良いぞ!

 

 

 「うん、不味い」

 

 「でしょうね。ただのカフェインの塊ですから」

 

 「ですよねー」

 

 「所でご主人様、寝る前に言っていた秘書艦制度…本当に再開するのですか?」

 

 「仕事の分担をしないと俺が死ぬ。というか、大淀…艦娘の方な。今は主に何をしてるか把握してる?」

 

 「大淀様ですか?手持ち無沙汰という感じで毎日過ごしていますが?」

 

 「あぁ、そういえば艦娘の娘達には寮建設の最中は自由に過ごしてくれって伝えてあったからなぁ」

 

 「主に居るのは図書館ですね。セイレーン戦争の事が知りたいとの事なのでご案内しましたが…もう全部読み終えてしまった様です」

 

 「実際、セイレーン戦争とか言ってもあいつらの”歴史の再現”とか実験とか言って意味不明の行動だったからなぁ」

 

 「後は通商破壊…というよりも、特定地域への出没ですか?」

 

 「あっちの世界でもこっちの世界でも共通している第二次世界大戦の再現…主な戦場だった場所で暴れてたって感じだったからなぁ」

 

 「結局、何をしたいかまでは判りませんでしたからね…資料もそう多くは無かった筈ですが」

 

 「ナビゲーターとかピュリファイアーとかの名称とか装備とかの種類纏めた資料程度しか無かったよな?後は作戦海域での戦闘資料か」

 

 「そうですね。しかし、彼女にしてみればそれこそが重要だったのかもしれませんが…推測ですが」

 

 「そうか…じゃあ、とりあえず朝まで仕事したら午前8時に全員を体育館に集合させるか」

 

 「かしこまりました。ではそちらは私がやっておきましょう」

 

 「そうして…俺は寝てた分、頑張って書類片づけるから」

 

 「了解しました。それでは、私は次の子に引き継ぎをしてきます」

 

 

 手をひらひらと振って了解の意を示す。もう喋るのすら億劫なのだが判ってくれただろうか?まぁ…この書類の山(物理的)を片付けられるだけ片づける必要があるので頑張るしかない。

 

 

 

 

 

 

 「はい、それじゃあ報告します。俺が執務に追われて死にかねないので、秘書艦制度を再開致します…が!」

 

 

 とりあえず騒がれる前に牽制。喧しくなると収拾がつかん。

 

 

 「書類仕事をメインにする為に艦娘から大淀は決定。KAN-SENはTA(ティーチングアシスタント)の娘は除外。メイド隊も除外。秘書艦は艦娘側からは秘書艦として1名、副秘書艦として2名の合計3名を…KAN-SENからは秘書艦として1名、副秘書艦として1名を募集します」

 

 

 なお、人数についてはKAN-SEN側はロイヤルメイド隊が一名常についているので数を揃える為である…というか、これ以上いても収集がつかんというのもある。

 

 

 「今はルルイエが最も忙しい時期なので、一先ず事態が収拾するまでは秘書艦の交代は無しだ。自薦、他薦自由。俺は仕事が忙しすぎるので、艦娘側は代表して大淀が、KAN-SEN側は代表してベルファストが秘書艦を選定して欲しい…というかして頂戴」

 

 

 これ以上仕事が増えたら俺はもう発狂する自信がある。仕事したくないでござる!休みたいでござる!

 

 

 「と、以上報告でした。すまんが1秒でも早く補佐が欲しいので、大淀は艦娘、KAN-SEN両方の秘書艦を纏める役に就いて貰うのでそのつもりで宜しく。秘書艦選定が終了したら、悪いが執務室まで来て欲しい」

 

 

 そう伝えて終了。重桜の方では早速牽制が始まっている…というかあそこだけ空気の色が違う様に感じる。一方艦娘側は比較的…いや、何名か燃えてるっぽい娘達がいる…燃えるのは構わんが、仕事第一で頼むよ、マジで…

 

 

 

 

 

 「提督…いえ、指揮官の方が宜しいですか?」

 

 「大淀の呼びやすい方で構わん」

 

 「では提督と。秘書艦が決まりましたので報告に参りました」

 

 「早いね」

 

 「はい…でも、纏め役が私で宜しかったのでしょうか?艦娘側は今まで通りですが、KAN-SEN側に相応しい方がいらっしゃったのでは?」

 

 「うん、良い質問だ大淀…KAN-SEN側はね?仕事の出来る統括秘書艦適正を持ってる娘ってロイヤルメイド隊にしかいないのよ…」

 

 「…………」

 

 「秘書艦として仕事の出来る娘は沢山いるよ?でもね、大淀みたいに纏め役が出来る娘って大体陣営の代表だったりして秘書艦として拘束するわけにはいかんのよ…勿論、大淀が戦闘で役に立たないとか言う気は無いよ?でもね…多数の陣営がごちゃ混ぜになってる混成部隊って纏め役が必須なのよ。判る?暴走する連中の抑え役が居ないと…あばばばばばばばば」

 

 「提督!正気に戻って下さい!」

 

 「はっ!?…だだだ大丈夫だ。おれは しょうきに もどった !」

 

 「全然大丈夫じゃない気がしますが…こちらが秘書艦としてのリストになります。現在予定を調整中ですので、申し訳ありませんが秘書艦としての仕事は明日からになります」

 

 「うーん…艦娘側の秘書艦は大和、副秘書艦が瑞鳳、由良で…KAN-SEN側は秘書艦がビスマルク、副秘書艦がプリンツか…」

 

 「KAN-SEN側はかなり大揉めしたらしいですね…鎮圧にロイヤル艦隊と鉄血艦隊が総出撃したとか…」

 

 「大体重桜のせいだな」

 

 「…はい。主に重桜の正規空母が主軸になって他の艦も続々と…」

 

 「被害は?」

 

 「重桜寮の一部が完全消滅。付近の公園部分も軒並み大損害を被ったという報告が…」

 

 

 うん、このくっそ忙しい時期に更に仕事を増やしてくれた赤城達や大鳳(決めつけ)は後でちょうky…もといお仕置きだな。

 

 

 「それでは明日から宜しくお願いします、提督」

 

 

 ガシッ

 

 

 「て、提督?」

 

 「ニ・ガ・サ・ナ・イ・ヨ・?」

 

 「提督!?目が、目が怖いです!」

 

 「嫌だなぁ大淀クン、君は今日から僕の仲間だよ!さぁ、お仕事しましょうねー。タノシイヨー?」

 

 「提督!?え?何でこんなに力がつよ…ああぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

 ズルズル…バタン!

 そのままズルズルと大淀を部屋に引きずり込んで夜通し夜戦(修羅場)した。嫌だなぁ、逃がすわけないじゃないですか?生贄…もとい優秀な仕事仲間を。

 

 

 「どうしてこんな役目にぃぃぃぃぃ!?」

 

 

 大淀の叫び声が響いたが知らん。大体仕事が多すぎるのが悪いせいだ…俺の健康と睡眠とその他諸々の為、諦めロン。

 

 ・・・きょうも、るるいえは、へーわです




完全にシリアスが抜けきっていない、おおよそ前回の出来事から二週間後の出来事でした。

この時点で艦娘側もKAN-SEN側もある程度は歩み寄ってきていますが、いかんせんまだまだ溝は深い模様。なお艦娘寮はかなり大きめに作る予定(母港広さ換算で600)になっています。個室、相部屋、大部屋等々…作者が羨ましがる環境を誇る寮になりそうです。
今は仮設住宅暮らしなのですが(艦娘が)


なお夕張と明石(艦娘)だけは夕張と明石(KAN-SEN)とかなり仲が良くなっています。そのついでで、艦娘工廠とKAN-SEN工廠がくっついて併設されてかなりカオスな状況になりそうです。

ではまた次回('ω')ノ
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