艦こレーンAC(更新停止中)   作:主犯

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筆が動く時というのはさくさく動いてくれるものです。

ギャグ回になってからは筆のノリが良く、2時間で書き上げる事が出来ました。
最近は執筆にも慣れてきたのか、おおよそノリと勢いでガンガンかけている自分が居ます。

最近は感想を頂けたり、評価点をつけて頂いた影響もあってか文章の書き方を工夫したり(それで見づらかったらすいません)色々試している最中です。
日々精進したいと思っていますので、本作品をこれからも宜しくお願いします


あの時、裏でナニカがあった様ですよ?

 ・小話…アークロイヤルと天使

 

 これは、艦娘とKAN-SENが不幸な出会いをしたその時…その日、運命に出会う。

 

 (ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!)

 

 心の中で大歓声を挙げる彼女はロイヤルきっての主戦力アークロイヤル。彼女は今、人生最大の幸せを噛みしめていた…

 

 

 2日程前の事である…

 

 「はい、修理のお時間でーす」

 「駆逐艦の子を優先だ。大型艦艇の艦娘は順次応急修理を済ませる!しばし待機していてほしい」

 「くっ…このビッグセブンともあろうものが…不甲斐ない」

 

 駆逐艦疾風の艦内ではヴェスタルが応急修理を施し、傷つき轟沈寸前の艦娘達を大破状態まで修復作業を続けていた。戦闘が終了し、艦娘の全回収を完了した後は全力で応急修理を施していたのだ。金剛型や翔鶴型の皆が事情を説明し、納得はいかないが状況を理解している艦娘の皆は大人しく応急修理を受けている。

 しかし、所詮は応急修理…艤装の出力もほぼ発揮出来ず、あくまでも即座に轟沈しない程度に修理規模が抑えられているのは指揮官の指示だからだ。

 

 『完全修理を行うと、状況を顧みず暴走する奴が何名かいる』

 

 という指示の下で修理作業は行われる事となった。尚、説明を聞いても提督が生きていたという点に関しては眉唾物だったが、最後に回収された大和、武蔵の両名も同じ事を言っていた為、今現在艦内では暴動が起きていないのだ。

 

 応急修理が終わった者達は案内を受け、邪魔にならない様艦内へと案内をされている。その中の1名に彼女は居たのだ。

 

 

 「大丈夫か?私はアークロイヤル…ロイヤル艦隊の正規空母だ。君達を悪い様にはしないので安心して欲しい」

 『………』

 「指揮官が皆を生き残らせる為に取った措置だ…納得はいかないだろうが、今は耐えてほしい」

 『………』

 「何かあれば私が力になる…だから、今は元気を出してくれないか?」

 『………』

 「君達に何かあっては指揮官…いや、君達の提督か…も悲しむ。だから、今は耐えてほしい」

 

 アークロイヤルは必死に『駆逐艦』の子達を励ましていた。なお励ましている相手は睦月型(全員改)アークロイヤルの性癖にドストライクである。なおかなりシリアスな様だが実際は…

 

 (あぁ…困った顔だったり、複雑な心境をしている駆逐艦の妹の子達も可愛いなぁ…)

 

 こんな感じである。だが外面は

 今は耐えてほしい(キリッ

 こんな感じである。ブレない正規空母の一人アークロイヤルは、非常時においても(検閲されました)であった。

 

 

 

 時間は現在時刻に戻る。

 あの後、艦内でKAN-SENと艦娘の間ではかなり気まずい空気が終始流れていた。勿論、KAN-SEN側は指揮官から暴走しない限りはお客様として扱う様に…と厳命されていたので、相応の対応をしていた…が、流石に演習でもないのにボコボコにされた挙句、敵だと思っていた相手に助けられるという事実は変わらなかった。

 結局、艦娘とKAN-SENの間の不穏な空気は終始変わる事は無かったのだ。しかし、今は違う。艦娘達は全員完全修理状態になっている(応急修理装置T3を持たせてたら勝手に直った。凄いね)し、先日指揮官からの説明もあった。尚、指揮官は質問攻めに合いつつも彼の部下だった艦娘にもみくちゃにされつつ文句を言われるという状況になっていた。状況の説明等も一通り終わった今日…彼女は幸せの絶頂にあった。

 

 「あの時はごめんなさい」

 『ごめんなさい』

 

 彼女が対応していた駆逐艦(睦月型)に謝られていた。これは素直な睦月型だからこそ、司令官(提督)が偽物ではなく本物であり、何故あの様な事をしたのか?等の説明を聞き、必死に自分達の為につきっきりでいてくれたアークロイヤルへ謝罪の気持ちを伝えたかったからなのだ。やはり睦月型は天使である。

 

 「いや…あの時は君達の事も考えないで喋っていたこちらの落ち度もある。すまない」(あぁ…理想郷はここにあったんだ)

 「でもでも、僕たちがお姉さんに悪い事しちゃったのは事実だし…」

 「なに、気にしないでいいさ。あの時は君達と私達の間には溝があったが、これからその溝を埋めていければ…私も嬉しい」(可愛いなぁ。ぺろぺろしたいなぁ…なでなでしたいなぁ…一緒にお昼寝したい)

 「しかし、借りを作るのはこの菊月…納得がいかん。如何様にされても文句は言わん。我々にも罰を与えてくれ」

 「君達はもっと自分を大切にした方が良い…意地を張って何かあったらしきか…提督が悲しむだろう?」(ああああああ!背伸びしてるこの子も可愛いよぉぉぉぉぉぉ)

 

 見事に言動と心の声が一致していない。しかし、心の声を出さない辺り流石一流のロ〇コンは格が違う。

 

 「んもぅ…司令官の事を言われると弱いわね…変わっちゃった様で変わってない司令にまた会えたのは嬉しかったけど」

 (んほぉぉぉぉぉっ!何この子!色っぽい!駆逐艦の妹の子なのに色っぽい!艶があるって反則うぅぅぅぅ)

 「文月はー、司令にまた会えて嬉しかったよー」

 (天使…世に文月のあらん事を…はっ!?私は一体なにを!?)

 

 とにかく、彼女(一流のロリ〇ン)は幸せに包まれていた。自分を見て逃げない駆逐艦の妹の子達…それだけで彼女には意味があったのだ。なお、外面には出ていないが中身はもう色々と見せられないよ!な感じになっている。

 とりあえず、彼女は一部の艦娘達からは「真面目だけど優しそうな正規空母」と今現在は認識されているのである(艦娘限定)

 中身が残念なのはとりあえず今現在の彼女達は知る由も無い…何故なら、未だに艦娘とKAN-SENの不仲…というよりギクシャクとした状況は続いているからだ。事情の説明はあったにしても、僅か1日で全てのしこりが解消するわけがない。あくまでも睦月型の天使たちだからこそ、起こった内容だろう。

 なお、止めるはずのロイヤル主力や指揮官は仕事に忙殺されており、今現在彼女を止める者は居なかった…これは少し、艦娘とKAN-SENが歩み寄った最初の物語…でいいんだよね?

 

 

 

 

 

 

 ・小話…長門と長門

 

 「我は長門…重桜の長門である」

 「私は長門…宿毛湾泊地所属の長門だ」

 

 ビッグ7同型艦…もとい同じ艦の二人は出会った。宿毛湾の代表として長門、重桜の代表として長門が今この場に居る。長門と長門で長門がゲシュタルト崩壊を起こしそうだが、実際に両方とも長門なのだから仕方ない。

 

 「艦娘寮の作成…だったか?については同型艦が多く、また文化もほぼ同じ重桜の代表と話し合う事になっていたのだが…」

 「うむ。指揮官より話は聞いておる。間違いなく我が重桜代表、栄えあるビッグ7の長門である」

 「…小さいな」

 「小さい言うな」

 「だが…強い…」

 「ふむ、当然だな。連合艦隊旗艦として、重桜の代表として無様な姿を指揮官に見せるわけにはいかないのでな」

 「私は…何故こんなにも弱いんだろうな」

 「話合いする前から何故凹んでるのじゃ!?メンタル弱すぎんかのう!?」

 「フフフ…連合艦隊旗艦としての銀縁も誇りも…あの戦いで散った…いや、戦いにもならなかった…私は…駄目な奴だ…」

 「指揮官!しーきーかーん!駄目じゃこ奴めんどくさい!たすけたもれ!しーきーかーん!」

 

 この後指揮官が到着して、滅茶苦茶今後の事についてお話した。

 

 

 

 

 

 

 ・小話…大和さんは〇〇

 

 「提督?聞いてますか?」

 「ハイ…聞いてます。大和さん」

 

 それは異様な光景だっただろう。大和型を含めて鎧袖一触にした部隊の指揮官、方や全滅した艦隊の艦娘…それが、まるで立場が逆の様な状態になっていたからだ。提督は正座で座り、大和は椅子に座って提督を見下ろしている。なお、提督の後ろには出来る万能メイドベルファストがいるのだが、この状況を見ても何も言わずただ目を瞑ってそこに佇んでいるだけである。

 

 「提督…貴方が生きていたのは喜ばしい限りです。

 多少変わった…というよりも、歴戦の戦士として成長した事は素晴らしく思います。 

 甘さは残っているけど、非常な決断を時にはする事は上に立つ者として必須条件ですからね」

 

 「あぁ…d」

 「ですけど!」

 

 おおっと大和さんカットイン!提督に喋らせる暇を与えない!

 

 「何でお嫁さんがこんなに沢山いるんですか!?英雄色を好むという奴ですか!?それにしても500人以上って多すぎませんか!?」

 「面目次第もございません」

 「しかも…しかも駆逐艦の子達も!?あんなに幼い子をお嫁さんって一体どういう事ですか?いつからロ〇コンになったんですか!?」

 「いや、別にロリってわけじゃ」

 「正座」

 「あの、大和さん…もう正座して…いえ、何でもございません」

 

 大和の視線は怖かった。某落ち度の無い駆逐艦の眼力すら今の大和は凌駕するっ!

 

 「大体提督はあの頃からそうでしたよね?曙ちゃんや満潮ちゃんに色々言われても気にせず接してましたし、睦月型の子達や暁型の皆に懐かれてデレデレしてましたよね?」

 「…(怖いのでだんまり)」

 「全く…いつからこんな風になっちゃったんでしょうか?やっぱり、大和がしっかり見張…いえ、見ていなかったからでしょうか?」

 「あの大和さん?今見張るって『言ってません』アッハイ」

 

 実際コワイ!今の大和ならばもしかしたらKAN-SENと互角に戦えるかもしれない…そんな凄みが彼女にはあった。というか、それ位異様なオーラを大和は陽炎の様に浮かび上がらせていた。

 

 「ベルファストさん…でしたか?」

 「はい、そうです」

 「………負けませんから」

 「それを決めるのはご主人様です…それに…」

 「それに?何ですか?」

 「いえ、ご主人様を支える方は何人、何十人、何百人いても良いと思います。それが艦隊としての皆さまでさえあれば」

 「っ!…そうですか。貴方はそういう方なのですね」

 「はい。私はご主人様にお仕えすると決めたその日からこう決めておりますので」

 「判りました…提督?」

 「はいぃっ!?」

 「………覚悟しておいて下さいね」

 

 そして彼女は去っていった。ちなみにドア先輩はまた蝶番が壊れてお亡くなりになられました。

 

 「なぁ、ベル…」

 「何でしょうか?ご主人様」

 「自惚れじゃあないけど…やっぱり大和って…」

 「そうですね…彼女達もやはり…KAN-SENと艦娘…種族の違いはあってもやはり”女”という事でしょうか?」

 「………あのさ、ベル」

 「はい、何でしょう?」

 「胃薬、貰える?」

 「こちらをどうぞ。水はペットボトルで用意してあります」

 「うん、ありがとう」

 

 しかし忘れてはならない。まだ彼女達がルルイエに到着して僅か1日だという事を…これから先に待つ騒動を今はまだ、誰も予想出来ない…




ちょっと短めのショートストーリを3本同時アップしてみました。一話に纏めるには少な過ぎたので、合体させての投稿です。

一週間か二週間に一話アップ出来れば良いかと思ってたら…

なんだよ、案外書けるじゃねえか…

といった感じです。これからも突っ走っていきますので、宜しくお願いします…ある意味これも不定期更新になるのかな?
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