この時期は稲刈りとか実りの秋の都合上時間が取れないのですが、今回は台風先生のせいで丸々一日休みになったので急いで仕上げました。
今後、農業描写が出てきたりもするのかな?ルルイエでは酪農も畑作も両方行われてるし…うん、あまり関係ないね。
主犯はFGOもやってる都合上、ボックスイベントとかが来ると著しく更新速度が低下する恐れもありますが、農繁期のこの時期は本気で時間が取れないので、不定期更新になる事をお伝えいたします
「と、いうわけで翻訳機先生が完成しました」
「どういうわけかは判りませんが、完成したのは喜ばしい事ですね、提督」
「最近大和が辛辣な件について。昔は可愛かったのに」
「かわっ!?って今は可愛くないって事ですか?提督」
「いや、可愛いけど…口うるさいおかんみたいになったと思って」
「余計なお世話ですっ!」
大和と工廠でいつものやり取りをやっているが…今もヲっちゃんは俺氏の腰にひっついています。もうこの子が俺にオナモミみたいにくっついているのが日常となってしまい、大和以外は口を出す事は無くなった。ちなみに、ヲっちゃんは俺の布団にも潜り込んでくるので最近は夜の性活は休業中である。重桜の連中が来ると下手すると二桁回数の夜戦が勃発するので、疲れている今現在は結構ありがたかったりする。
「提督、それで翻訳機の使い方は?」
「うむ…明石(艦娘)によるとヲっちゃんの首元に取り付けるみたいだ。チョーカー式になってる」
「これで首輪型とかだったら提督を物理的に捻りつぶす必要がありましたね」
「首輪とか俺の趣味じゃないって!?誰だそんな噂流した奴」
「ベルファストさんが言ってましたよ?『この首輪と鎖は、永遠にご主人様のモノという証です』って」
「ベルぅぅぅぅぅぅ!アレ用意したの本人でしょ!?何言っちゃってくれてるかなぁ!?」
うーむ、まぁ大和と一応副秘書艦として瑞鳳と由良はそこそこKAN-SENの皆とは打ち解けて…打ち解けてるのか?まぁ話はそこそこするようになったのは見ていて判る。大和は秘書艦として色々と出歩く事が多いので、事務的ながらも様々な勢力のKAN-SENと交流がある。なおKAN-SENの大和は最近見ていない。多分、寮の一番奥で催事とか巫女としての仕事とかを色々やってるんだろう。
一番大和(艦娘)に大和(KAN-SEN)を会わせてみたいものだ…びっくりする的な意味で。
「じゃ、さっそくヲっちゃんに取り付けてみよう。ヲっちゃん、ちょっと首失礼するよー?」
『ヲッ?』
ほいほいっと取り付け完了。これで翻訳機が稼働してくれるはずだ。なお動力は良く分からないあんなものを使っているが、身体に影響は無いそうだ。(カタカナだと読みづらいのでヲっちゃんの台詞は『』かつ標準語で表記します)
「これでヲっちゃんが喋っている内容が判るはずだ」
「今更ですけど、どうやって翻訳してるんでしょう?」
「大和…世の中には知らない方が良い事もあるんだよ?あのバカルテットだよ?」
「失礼しました提督。確かに知らない方が良さそうですね」
『てい…とく?』
「おぉ、翻訳出来てる。ヲっちゃんとこれで意思疎通がしっかり出来るな!」
『提督…撫でて』
「いいですとも!」
ナデナデとヲっちゃんの頭を撫でくりまわす。うーむ、ちょっとひゃっこいけど相変わらず良い髪質である。なお彼女を風呂に入れるのは俺の役目だ。…あの深海スーツって一応脱げるが不思議。そして肌は真っ白なのにちゃんとピンクなのも不思議。
「うーん、ヲ級の反応を見る限り、一応翻訳機能はしっかりとしてるみたいですね」
「うむ、撫でたら喜んでるみたいだからなぁ…しかし、今までこんな深海棲艦なんて見た事無いよな?」
「えぇ。基本的に深海棲艦は私達を見つけたら攻撃してきましたから」
「艦娘じゃなくてKAN-SENでも同じだったな。基本的に命ある存在に対して攻撃を仕掛けてくる感じなのかもな。今までの傾向を見る限り」
「私達もKAN-SENの方達も生きてる…っていう言い方は変ですけど、戦争初期は無機物にも攻撃を仕掛けてはきましたからね」
「ドローンは艦載機扱いで叩き落された可能性もあるけどなぁ」
「あぁ…その可能性もありましたね。実際ロケットも打ち上げたら何処からか撃墜されるみたいですし」
「俺が死んだ後だったっけ?磁場が狂って人工衛星が全部地球に降下…というか墜落したのって」
「そうですね。あの赤い海のせいなのかどうかは判りませんが…実際、通常の電波が遮断されるという意味では可能性はあると思います」
そうなのだ。人工衛星が無いのは全部墜落(赤い海のせい?でコントロール不能になって大気圏突入)したかららしい。おかげ様で気象庁とかの天気予報やGPSとかは一切合切使用不可能になっている。
『提督…難しい話ばっかりしてるの、や』
「あぁ、ヲっちゃんごめんな…いや、話せるようになったからいつまでもヲっちゃんじゃ悪いな。名前…何て呼べばいい?」
『名前?…なま…え…うぅっ、思い出せない…』
「うーん、じゃあ今まで通りヲっちゃんでいいか」
『うん…ヲっちゃんでいい』
「随分彼女しおらしいですよね。本当に姿かたちだけが深海棲艦みたいで、中身は普通の子供みたいです」
「空母ヲ級改フラッグシップなのに中身は駆逐艦みたい…うーん」
「そういえば聞きたかったんですけど、ヲ級改フラッグシップって何ですか?」
「(あ、やべえ。未確認個体だった)いや、ヲ級フラッグシップが黄色いオーラを纏ってて、更に彼女は目が青いだろ?だから改フラッグシップって勝手に呼んでるだけ」
「確かに、エリート系は赤。フラッグシップ系は黄色ですからね。青…確かに今までは未確認の個体です」
「呼称なんてどうでも良いけど、とりあえず良い呼び方が思いつかなかったからこう呼んでる。他に何か良い案ある?」
「いえ、考えるのも面倒なのでそれで良いです」
「そうか(あっぶねー)」
くいくい
ん?袖を引っ張られてる
『提督…眠い』
「あー…おねむの時間か」
ふよふよ…ぴとっ
「ん?」
「指揮官…だっこ」
おぉぅ、エルドリッジまでくっついてきた。けど、この後仕事なんだけどなぁ
「とりあえず、このまま行くか…ヲっちゃんは…背負うしかないか」
「提督、やってる事はもうお父さんみたいですね」
「……いかん、否定できない」
結局、この後エルドリッジは膝の上、ヲっちゃんは執務室のソファーで寝かせながら仕事した。さて、そろそろゲートの量産も終わる頃だし、本格的に戦闘が始まる。先ずは日本近海から南…旧解放海域までの制海権確率に向けて動きますか。一応、日本の鎮守府各地にもゲートの設置を行って、解放後の戦線維持は日本に丸投げするとしよう。
しかし、ヲっちゃんの事といい問題ごとが多い…照射実験、融合実験、大戦艦清霜…はどっちとも仲良くやってるから問題ないか。さてさて、アレもコレもやらなきゃならないのが指揮官としての辛い事だな
ヲっちゃんは可愛い。なお今後の話の重要キャラでもあったりするのです…が、当分はマスコットキャラとして出てくるだけでしょう。
日常回ももうすぐ終わり、南方海域解放作戦が開始されようとしています。意味深なゲートとは一体?まぁ、大分名前そのまんまなのでバレバレでしょうけど