完全な見切り発車の上、プロットはあるものの書きながら修正の繰り返し
投稿や編集の仕方すら勉強しながらの投稿になります
南下作戦。これに関しては俺の所属する宿毛湾泊地を中心に行う事になった。まぁ、地理的に仕方ない。
ちなみに日本近海を掃討した作戦は、艦これで言うならば最初のイベント「敵艦隊前線泊地殴り込み」だろう。実際に震電を試作型って事で貰えたし。
と、なるとこれは第二回目のイベントに該当する「南方海域強襲偵察」に当たるのだろうか?そうなると次に待っているのは地獄の鉄底海峡って事になるのだが…と、当時は考えていた。
まぁ、強襲偵察に関しては成功となり、最深部海域で見つかったドロップからは大和が顕現した。やはりゲームの艦これとある程度この世界はリンクしているのだろうか?
そして、リンクしているのならば次のイベントに該当する作戦では、魔の鉄底海峡がやってくる。魔の海域。しかし、事前情報を既に持っている俺からすれば準備は万全である。
対陸上型用の三式弾も配備済み、金剛型の皆の練度も向上済み。そして、何故か判らないのだが俺の記憶にある艦娘達は改二が既に実装されており、弾着観測射撃や艦載機熟練度もある。
明石による装備改修に関しては、明石の専用艤装がまだ見つかっていない事と、ネジに該当する物がまだ見つかっていないのでこれは不可能。
一回の出撃にかかる時間が長い為、いくら取得経験値が10倍であろうとも連続出撃が出来ない現状、練度の底上げは自艦隊間での演習に頼らざるを得ないのであった…が、やはり大和は大食いだった(燃料・弾薬消費量的な意味で)
強襲偵察から数か月後、鉄底海峡攻略の為の作戦が始まる。もはやここまで来たらいう事等無い。
その後もただひたすら戦い、補給線を確立し、他国との通商を開始し…たかったが、既に中国やフィリピンと言った、第一次~二次世界大戦における独自の強力な海軍を持っていなかった国々の人間は全滅していた。
解放した国には申し訳ないが、生き残った者達有線という事でその国を日本の占領下とさせて貰い、資源や物資の補給を行い、生き残った人々…日本国民はぽっかりと空いた土地で第一次産業に従事する事となった。
そして来たのは運命の日。ある夏の日、決定されたAL作戦/MI作戦…俺が、死んだ日だ。
北方AL海域、北太平洋MI諸島海域と手を広げ伸び切った補給線、不足する物資、披露する艦娘達…前線基地を作り、各基地から出撃した高練度の艦隊は戦果を挙げていた。
しかし、俺は…俺だけは知っていた。最後にやってくる本土強襲部隊の事を。敵艦隊による本土強襲の可能性については上申もしたが…結局受け入れられず、俺の艦隊だけが大和達を中心とした精鋭中の精鋭、主力艦隊を横須賀基地より出撃させた。
実際、横須賀に残っていたのはうちの主力部隊と支援部隊を除けば低練度の主に駆逐艦、軽巡が中心であり、戦艦、空母は残ってすらいなかった。そんな地獄の戦闘を俺は彼女達に強いたのだ。
ただ知っていたが取り合って貰えなかった。それだけの理由で、大切な彼女達を生還出来るか判らない、援護も期待出来ない激戦区に送り出した。結果は…おそらくは勝利してくれたのだと思う。思いたい。
俺はその結末を知らないからだ。恐らく最後の出撃となる補給を済ませ、彼女達は出撃した。支援艦隊も限界まで練度を上げていたし、裏技的な方法を用いて友永隊、江草隊の量産も行った。
流石に彗星、天山にする事は出来なかったが、エースパイロットが駆る艦載機、そして当時は存在しなかった熟練度の存在、カットイン等々…持ちうる戦力を結集させての出撃だ。女神も彼女達には積んである。
まぁ、結果として最後の最後で敵部隊の一部が最終防衛ラインを突破し、直接横須賀基地に攻撃を仕掛けてきたんだけどな。
俺は敵部隊の特効時には最後まで他の鎮守府の艦娘や職員の退避誘導、指揮を執ってはいたのだが…火の玉が降ってきた。あれであの世界での俺は死んだのだろう。これが艦娘が鎮守府を移動する例外。提督が死亡した場合だ。
提督との繋がりが切れた艦娘は、提督を再び得る事が可能。この場合に限り転属という名の再配置が行われる。勿論、既に所属している子は着任出来ない。その場合はどうなるか?
基本的には解体される。艤装を解体された子は、普通の少女となる…のだが、軍に居た以上一般人としての生活は出来ず、結局軍に残る事になる。もしくは、バックアップとして残される。
それはそうだろう。自分の所の艦娘よりも強い艦娘を遊ばせておく余裕など無い…という事で、元居た艦娘を解体し、受け入れたという事も事実だからだ。
ちなみに亡くなったのは大湊の提督だ。彼は空母偏重の艦隊を編成しており、駆逐艦、軽巡洋艦を軽視していた為か哨戒網を抜けてきた潜水艦達による基地強襲により死亡した。
これにより、一航戦、二航戦、五航戦はそのまま横須賀や呉といった大型鎮守府に配備されたという経緯がある。
しかし、何故今になってこの様な事を思い出すのだろうか?確かにあの世界では4年程戦っていた…が、既に今の自分にとっては10年以上前の出来事だというのに?
…様。
誰かの声が聞こえる。これは…あぁ、思い出した。徐々に意識が覚醒してくる。突っ伏していた机から顔を上げて目を開けばそこには…
「ご主人様、お疲れの様ですね。本日の執務は終わりに致しますか?」
「あぁ、もう大した報告書も無いからな…まぁ、いいか。軽食と紅茶を用意してくれるか?ベル…」
「かしこまりました。只今お持ちいたしますので、少々お待ち下さい。」
そう言い残し、頭を下げて体質する銀髪ロングの改造メイド服に姿を包むKAN-SEN…ベルファストの姿がそこにあった。
この世界に再度転生して約10年少々…提督から指揮官へ。艦これからアズールレーンの世界へと転生を繰り返した俺は…今後どうなるのだろうか?
その原因でもある手元の指令書を見ればこう書いてある。
辞令
セイレーン戦争終了宣言。再侵攻を考慮し、世界間におけるKAN-SENの管理は国連が今後は行うものとする。
ルルイエ泊地所属〇〇指揮官、3日後に大型輸送艦が到着予定となっている為、KAN-SENと指揮官は輸送艦に搭乗の上で国連本部まで出頭の事
あと3日で指揮官としての任を解かれるであろう俺…戦い続けた10年間。前回と違い、今回は死なずに済んだのだが…一体今後はどうなってしまうのか?
海を見ても何も答えてくれない。何かを言ってくれるであろう子も今、ここには誰も居なかった…
本日中に後1話投稿してプロローグは終了します。ちょっと手直しする部分が増えてしまったので3話目の投稿は少々遅れます