大体今後は仕事の都合もあるので1~2週に1話投稿出来ればよいかな~といった感じです。
ただし、作者はかなり単純なので感想とか評価とか頂けると睡眠時間を削ってでも書くかもしれません。
拙い作品ではありますが、今後ともよろしくお願いします
「と、いうわけで明石、頼んでいたものは出来ているか?」
「あ、指揮官にゃ。勿論出来ているにゃ」
既に大型輸送艦の到着は明日に迫っている。明石や夕張に頼んでおいたモノ…完成はギリギリになると言っていたが、無事に完成したようだ。
「異世界転移装置…理論上は正常に動作するはずだけど、どんな世界に行くかは判らないにゃ」
「皆と生きていける場所なら何処でもいいさ。もう、この星に俺達の居場所は…無い」
セイレーン戦争が終了してしまった今、俺達の艦隊は大きくなり過ぎた。高練度、かつ出来うる限り強化された武装、そして膨大な数のKAN-SENの皆…
既に平和になったと言われているこの世の中では、大きすぎる力は恐怖の象徴だ。俺達が第2のセイレーンとなる事を上層部は危惧している。
毒をもって毒を制すの重桜や鉄血…セイレーン技術を取り込む事に躊躇なかった連合も既に敵だ。既にレッドアクシズもアズールレーンも俺達の力を恐れている。
ルルイエ泊地は今や世界共通の仮想敵となってしまった。核もほぼ通じず、通常兵器では太刀打ちが不可能な程に強力な戦力に育ってしまった我が艦隊。
無尽蔵とまではいかないが、泊地単体で完結可能な補給体制を揃えた上で、その継戦能力は高い。今現在存在する20の泊地と全力戦闘を行った上で、世界各国と戦ったとしても悪くて引き分ける可能性がある。
膨大な量の資材は新たな装備や開発を行う余裕もあるし、メンタルユニットやメンタルキューブをはじめとした希少素材(この世界では物凄く希少)も莫大な量が倉庫に眠っている。
故に人類の敵として俺達は認定(あくまでも上層部連中にだが)されてしまったのだ。
「ルルイエが人口島で助かったにゃ。島全域を転移させれるから、何処に行っても大丈夫だと思うにゃ」
「とは言っても、条件が厳しかった中でよく頑張ってくれた。ありがとう、明石」
と言いつつ頭をなでなで。うむ、相変わらずモフモフの耳とサラサラの髪が心地よい
「ふにゃ~…」
うむ、とろけてる明石も可愛い。なお、今この島にいる子とは全員ケッコン済みである。指輪の数がえらい事になるので、俺の指輪はここの子達共通の旦那という事を示す意味で右手の薬指に一つだけにしてもらっている。
流石に300を超える指輪を指にはつけられないし、ネックレスにするなどしても数が多すぎる。指に誰のをつけてるかで争いごとも起きそうだし
「後は実際の転移についてきてくれる子達が何人いるかだな。明石、夕張、不知火、ロイヤルメイド隊は確定してるんだが…」
「まぁ、前々から告知はしてたからにゃ。多分重桜の子達は全員来ると思うにゃ」
「まぁ、赤城や加賀、大鳳辺りは確実に着いてくるだろうなとは思っていたが」
「加賀に至っては戦艦の方も空母の方も両方いるからにゃ。愛されてるにゃ、指揮官」
「お前も含めてな」
「にゃ!?」
まぁ、なるようにしかならないだろう。大型輸送船が到着した時点で恐らくこの島は占拠される。と、なると結構は今夜しかない。幸い到着はどうやっても明日の昼頃になる事は確定している。
現に今も衛星で監視している状態であり、ぬかりは無い…はずだ。
「決行の時は来た」
大講堂で各陣営全員…は無理な為、各陣営の代表者を集めて確認の為の会議を行う。
「事前に告知した通り、輸送艦を用意してある。今回の転移に付き合わない、付き合えないという者はフタフタマルマルまでに乗船を行ってほしい。
航行は自動で行われ、転移範囲からは逃れられる…何か質問はあるか?」
…特に手は挙がらない。事前にこの辺は報告しておいたからな。あったらあったで困るのだが
「では、残る者達は寮で待機。告知を行わない限り寮内からは出ないように」
全員が頷いた事を確認し、解散を告げる。もう後戻りは出来ない…何人が残ってくれるかは判らない。だが、なんとなく確信はあった。
その後は特に何事もなく時間となり、明石・夕張謹製の転移装置が作動する。光に島全体が包まれていく…これが新たな旅立ちの始まりだ。
どんなに過酷であろうとも、彼女達と過ごせるならば…どんな世界でも生きていける。そう思いながら俺は意識が沈んでいく感覚に包まれた。
願わくば、今度の世界には希望があります様に……
相当駆け足ですけど、はやく本編に入りたかったので是非もないよね!
実際に会議内容とか書いてたらプロローグがもう2本とか増えちゃうハズだったので、色々と問題しか無いでしょうけどすっとばしました。
次回からは転移後の世界線での話になりますので、よろしくお願いします