一応次の話は半分以上出来ているので、今日中に2話更新出来ると思ったので先行投稿
陣営のキャラを多く出し過ぎると、私が文章作り出す事が出来ないので、今後も陣営別に数人程度がメインになりそうです。
しかし、進展が遅い…はよファーストコンタクトまで進みたい(願望)
転移と異変
沈んでいた意識が浮上してくる。いつもと同じ目覚めとは異なる感覚だが、異世界転移したのだからそれは仕方ない事なのかもしれない。
時計を見てみれば、時間としてはマルマルサンマル。転移実行からおおよそ30分が経過したはず…なのだが、外がどうにも明るい事が気になった。
急いで制服の上着を羽織り執務室を目指す。廊下はシンとしており、まだ全員が寮にいるものだと思われる。そして執務室に入るとそこには…
「カーリュー、キュラソー、もうここに来ていたのか」
ロイヤル軽巡洋艦にして、ロイヤルメイド隊の一員のカーリューとキュラソーが居た。しかし、様子がおかしい?って主砲向けられた!?
「何者ですか?その制服はご主人様の物…貴方様が軽々しく着て良い物ではありませんよ?」
いや、これ俺のだし
「転移による不審者の侵入?いえ、しかし…似ている?」
不審者が侵入していたらそれこそ大問題だ。しかし、似ているとはどういう事だ?こういう時に頼りになるのはベルなんだが…
「とりあえず、主砲を降ろしてくれないか?俺は間違いなく君達の指揮官なんだが…似ているってどういう事だ?」
あれ?何だか声が少し高い?
「まだ貴方様が何者か確認できていませんので、それは出来かねます」
「キュラソー、メイド長に至急連絡を」
あぁ、ベルを呼んでくれるのなら話は早くなりそうだ。しかし、何故二人は俺の事が判らないのだろう?特に変わった所は無いのだが…
「すぐ来てくれるそうです。貴方様も動かないように」
「わかった。とりあえずは大人しくしておくよ」
「賢明な判断ですね。お客様であればお茶の一杯でも出したい所なのですが、今は緊急事態なので」
緊急事態…まぁ、確かに転移直後という事もあって緊急事態なのに間違いはないだろう。状況把握も出来ていないし、周辺の地理の確認もまだ終わってないからなぁ。
コンコンコン『ベルファスト、参りました。失礼します』
ガチャっと扉を開けて入ってきたのは…うん、普段の改造メイド服なベルだな。
「メイド長、こちらに侵入者と思われる人物が…」
「侵入者?…いえ、ご主人様?」
「ご主人様?」「ご主人様?」
「ベル、何でか知らないが、カーリューとキュラソーが俺の事を判らないらしいんだが、何か心当たりはあるか?」
「えぇ…そうですね。先ずは見て頂いた方が早いかと。こちらを」
と言って俺に渡してきたのは…ベルのコンパクト?鏡が開いているって事は自分の顔を確認…って何じゃこりゃ?
「若返ってる…感じからすると20台前半…か?」
20で転移、4年間艦これ世界、10年間アズレン世界にいたので俺はもう中年に差し掛かっていたはずなんだが…何処からどう見ても若かりし頃の俺だ
「はい、私とご主人様が出会ったのが10年前ですので、おおよそその頃かと思われます。カーリューとキュラソーは着任が遅かったので、若い頃のご主人様を知らないのも仕方のない事かと」
『大変失礼致しました、ご主人様』
カーリューとキュラソーが頭を下げているが…まぁ、仕方ない事だったんだな、うん。
「これに関しては俺も予想外だったからな、二人の対応に間違いは無い。ありがとう」
これは素直な気持ちだ。二人…というより、ロイヤルメイド隊は勿体ないくらいのレベルで俺の身の回りの世話から護衛まで勤めてくれているんだし、些細な事でとやかく言う必要は無いだろう・
「さて、転移は無事成功したと見ていいだろう。問題は…時間は本来真夜中のはずなんだが、現在の日の高さから恐らく12時前後。丸々半日ずれている様だな」
「はい、なのでまずは現状把握を優先すべきかと思います、ご主人様」
「と、なると…まずは全員をグラウンドに陣営別で集合させて貰おう。誰が残ってくれたのか把握する必要があるからな。」
「差し出がましい様ですが、ご主人様。ロイヤルは全員残っております。」
ロイヤルは全員残ってくれたのか…素直に嬉しいな。結構シェフィーには小言を言われてたから不安な部分もあったんだが…うん、嬉しい。
「そうか、ありがとう。だが、一応他の陣営の事もあるから全員集合は変わらない。グラウンドに…今から一時間後に全員集合の告知を行っておこう。」
「ご主人様、ご迷惑をおかけしてしまった罰として、私とキュラソーで行わせて頂いて宜しいですか?」
「私からもお願いします、ご主人様。先ほどの失態の償いをさせて下さい」
別に失態とは思っていないが、二人がやる気になっているならば断わる必要も無いだろう。
「判った。集合告知はカーリューとキュラソーに一任する。あぁ、何で若返ったか判らないから、あくまでも集合という事だけ伝えてほしい。
ベルはまた同じ間違いが起きないように、悪いが俺付きになってもらってもいいか?一番付き合いが長いベルとなら変な事にはならないだろう」
「かしこまりました、ご主人様。不詳、ベルファスト。ご主人様の警護の任に就かせて頂きます」
さて、これで最初の一手としては十分だろう。次はグラウンドに出てからか…ドローンによる空中からの地理把握、場合によっては偵察の為の出撃も行わらないといけない…
陣営別で組むとして、鉄血は空母が少ないから…鉄血・ヴィシア・アイリス・重桜の混成部隊になるかな?
異世界転移の第一歩、情報収集を行う必要性の陣営選択…どの陣営がどれ位残っているかで変わるため。様々な状況を考えながら部隊分けを考えるのだった。
とりあえずの現状把握回でした。
主人公が若返った理由等も一応ありますので、次回以降に出していければいいなーと思ってます。