Faker and Black   作:茶々丸さん

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思った以上に感想が嬉しいものでちょっと泣きそうになった今日このごろ。
どうもマイクワゾースキーです。
次のスパイダーマンの予告がTwitterに流れてくる度早く見てぇなぁなんて嘆いてる内にアベンジャーズを見て気に入ってハマっていく友人を見ながらニヨニヨしてました。
MCUってやっぱりいいよね。


邂逅 ーMothー

ーⅡ邂逅ー

 

ニューヨークに侵略した宇宙人、チタウリの残骸や街の復興が国際平和維持組織(S.H.I.E.L.D.)によって行われていた。

戦いの後、ニック・フューリーに呼び出されたヒーロー達はS.H.I.E.L.D.の飛行船に集結していた。

 

「皆ご苦労だった。君達のおかげでニューヨークとその住民は守られた。」

 

「当然の事をしたまでだ」

 

盾を待った屈強な男、スティーブ・ロジャースはフューリーにそう告げると他の者達も同意する様に頭を縦に振った。

しかし、先程とは一変してナターシャは真剣な面持ちで言葉を発した。

 

「私からもいいかしら」

 

「ナターシャ……?」

 

「出てきて頂戴」

 

フューリーはナターシャの突然の発言に驚いたが様子を見ているとナターシャの背後の景色が少し歪むとそこに青色の光の粒子が収束していき白髪の髪に浅黒い肌、赤い該当を纏った高身長の男が姿を現した。

 

「「「「「「ッッッ!?!?」」」」」」

 

ナターシャ以外のその場にいた者達は驚愕にその顔を染めた。

そんな中、トニー・スタークは口を開いた。

 

「おいおい、ナターシャ。それは一体どんな手品だ?ホログラムか?」

 

「生憎、私はホログラムではないぞ。トニー・スターク」

 

「じゃあ、なんだ。君は自分は幽霊か何かだと?」

 

「ふむ、その認識は概ね間違えてはいないな。」

 

「はっ!これは愉快だ!宇宙人の次は幽霊か!」

 

「信じる信じないは君達の判断に任せよう。」

 

「それで……ナターシャ。彼を連れてきた理由は?」

 

トニーとアーチャーとのやり取りを遮るようにフューリーはナターシャに声をかけた。

ナターシャはフューリーからヒーロー達に視線を向けると口を開いた。

 

「チタウリとの戦闘中、みんなを守るように剣が降ってきたのは覚えてる?」

 

ナターシャがそこまで言うとトニーは何かに気付いたのかアーチャーに視線を向ける。

 

「それをこの男がやったと?」

 

「ええ。そうよ。」

 

チタウリとの戦闘中に起きた不可解な現象。無数の剣が降ってくるという現象を引き起こし、自分達の窮地を救ったのは如何にも怪しいこの男だとはこの場の誰も思っていなかっただろう。

フューリーも報告としてそういった事が起こったことを知っていたがまさかこうも早く解明出来ると思っていなかった。

 

「自己紹介でもしてあげて。」

 

「了解した。私はアーチャーだ。」

 

「それ本名じゃないだろ。」

 

「もちろんだ。だが君達に真名を名乗る義務もない。」

「ふざけ」

 

「私には記憶がない。」

 

「は?」

 

アーチャーの突然の告白にその場にいた全員が絶句する。

ナターシャも時間がなかったとはいえまさか記憶がないとは思っていなかったのだろう。

 

「君達はサーヴァントを知ってるいるか?」

 

「使い魔の事か?」

 

「あぁ、その認識で構わない。私は言わばサーヴァントというやつだ。」

 

「過去現在未来において偉業を成し遂げた人間……英雄が死後、精霊の域まで押し上げられた存在を英霊という。そしてマスター、ナターシャはその英霊をサーヴァントとして使役しているという事だ。」

 

「私は真っ当な英霊ではないがね。」

 

「君の言い方では君の他に英霊が居るように聞こえたが」

 

「その通りだ。先程も言ったが英霊では死後、精霊の域まで押し上げられた存在だ。詳しく言うならば死後、人々に祀り上げられ英霊となる。神話の神や英雄などが存在するのも必然的というものだ。」

 

サーヴァント、英霊という規格外な存在を前に誰しもが信じ難いといった表情になる。

突拍子もないが妙に説得力のある話を繰り広げるアーチャーを前に誰も口を開けなくなっていたがそんな中トニーはアーチャーに質問を投げかけた。

 

「英霊の存在は分かったがお前が呼ばれた理由が分からないんだが」

 

「…………君達は魔術師という存在をしっているか。」

 

「は、魔法使いの仕業だっていうのか?」

 

「私の知る魔法使いは時間と金を掛けても再現できない奇跡を言う。逆に魔術師とは」

 

「金と時間を掛ければ再現できる……か」

 

「その通りだ。英霊というのはその存在を維持するだけで膨大な量の魔力を消費する。1個人の魔力ではすぐ干からびてしまうだろう。」

 

「じゃあ、なぜ」

 

「英霊を呼び出せるのは世界と聖杯だけだ。」

 

「世界と聖杯……?」

 

「世界には抑止力というものが存在する。人類、または世界の危機が起こると守護者、英霊を呼び出す。

そして、聖杯だが……聖杯が魔力の大部分を供給し魔術師が顕現させるというシステムになっている。

そして魔術師以外の一般人が召喚してしまうというのは珍しいが決して無いことではない。

つまり、ナターシャには魔術師としての、マスターとしての適性があったという事だ。」

 

その言葉を最後に今度こそ誰も口を開かなくなった。

それだけか?とアーチャーは問うとそのまま霊体化していった。

他の者達もアーチャーの話に理解が追いつけずに居たためにその日はそのまま解散することになった。

霊体化したアーチャーこの不可思議な状況も相まって今後起こるであろう事態に不安を抱いているのだった。




英霊、抑止力、聖杯。これらについてざっくりと纏めましたが説明しました。間違いがあれば指摘して頂けると有難いです。
されていない説明も今後する予定ですので悪しからず。

という事で今回はアーチャーとアベンジャーズの邂逅とアーチャーの自己紹介会になりました!
とりあえずアーチャーを出して思ったのがホークアイ要らなくね?だったんですが……まぁ、個人的にホークアイは好きなので頑張って頂きたいですね。
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