エレン「これで何回目だ…」   作:萌愛

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はい!題名と内容考えるのが難しくなってきた…





故障

 

 

 

 

 

~男子寮~

 

 

チュンチュン

 

 

アルミン「ん……」パチッ

 

 

キョロキョロ

 

 

アルミン「朝か…あれ?リヴァイがいない…」

 

 

 

 

~池の近く~

 

 

フッ!!ハッ!!!タリャァ!!

 

 

エレン「ふぅ…今日はこんなもんか」

 

 

リヴァイ「お前…いつもこんな早くから?」

 

 

エレン「ああ…やり直した所で結局は強くならんといけないからな」

 

 

 

 

|ω・`)

 

 

 

 

エレン「っ?!誰だ!!」バッ!!!

 

 

ミーナ「ひっ?!」ドサッ!!!

 

 

エレン「っ…ミーナか」

 

 

ミーナ「えへへ…覗き見してごめんね?」

 

 

エレン「いや、大丈夫だ…(おい、エレナ…今の会話聞かれてないよな?)」

 

 

エレナ(うん、大丈夫だよ)

 

 

ミーナ「でも、起きたらエレンが居なくなってたから心配したんだよ?」

 

 

エレン「そ、それはすまない」

 

 

リヴァイ「……そろそろ食堂に行くか」

 

 

エレン「そうだな」

 

 

ミーナ「一緒に食べよ〜!」

 

 

スタスタスタスタスタ

 

 

 

 

~食堂~

 

 

ワイワイガヤガヤ

 

 

アルミン「リヴァイは朝早くから何を…」

 

 

ミカサ「アルミン、ちゃんとご飯は食べないとダメ。ほら、パン」ズボッ!!!

 

 

アルミン「み、ミカサ?!んぐっ?!」ジタバタ

 

 

エレン「おい、ミカサ…それぐらいにしといてやれ」

 

 

ミカサ「……貴女に言われる筋合いはない」

 

 

ミーナ「で、でも苦しそうだよ??」

 

 

アルミン「もがっ!もががが!!!」ジタバタ

 

 

ミカサ「っ!アルミン?!大丈夫?!」

 

 

アルミン「はぁ…はぁ…死ぬかと思った…」

 

 

ミカサ「ごめん…私は冷静ではなかった」

 

 

アルミン「いや…反省したんならいいよ。それよりエレン、ありがとね」

 

 

エレン「別に構わない」

 

 

ミーナ「エレン!食べよ??」

 

 

エレン「ああ」

 

 

ミーナ「ほら!リヴァイも!」

 

 

リヴァイ「わかってる」

 

 

 

 

~訓練場~

 

 

キース「いいか貴様ら!!今日は適正判断だ!今から手本を見せる!」

 

 

スッ…カチャ…ググググ……ピタッ!!

 

 

オォォォォ!!!

 

 

キース「ここまで止まれれば完璧だ!!なぁに、ただぶら下がるだけだ…簡単なことだろう!これが出来なければ開拓地行きだ!!やって見せろ!!」

 

 

ハッ!!!!

 

 

眼鏡教官「今回は人材が良いものばかりだな」

 

 

新人教官「そうなのですか?」

 

 

眼鏡教官「ああ、あれを見ろ」

 

 

ミカサ「」ピタッ

 

 

エレン「」ピタッ

 

 

アルミン「」ピタッ

 

 

リヴァイ「」ピタッ

 

 

新人教官「ぐらついてすらいない…」

 

 

眼鏡教官「何をどうすればいいのか全てわかるのだろう」

 

 

新人教官「はあ…」

 

 

眼鏡教官「だが、出来る者もいれば当然……」

 

 

ミーナ「(え?!これどうやるの?!)」ブラーン

 

 

眼鏡教官「出来ない者もいる」

 

 

キース「カロライナ!!何をしている!!上体を起こせ!!」

 

 

ミーナ「(で、出来ないよ?!どうすれば!!!)」

 

 

ミシミシミシ

 

 

エレン「あ?」ピクッ

 

 

リヴァイ「どうした…」

 

 

エレン「いや…これは久しぶりだなと思ってな」

 

 

リヴァイ「…後で説明しろ」

 

 

エレン「はいはい」

 

 

 

 

~食堂~

 

 

ミーナ「結局出来なかったよ?!」

 

 

エレン「それ言うの何回目だ…」

 

 

ミーナ「何回でも言うよ!!だって!開拓地行きだよ?!離れちゃうよ?!」

 

 

ポン

 

 

ミーナ「え?」

 

 

エレン「大丈夫だ…俺が何とかしてやる」

 

 

ミーナ「エレン…?(あれ?女の子なのに少しかっこいいかも…)」

 

 

スクッ

 

 

エレン「ちょっと待ってろ」

 

 

スタスタスタ

 

 

 

 

~教官室~

 

 

コンコンコン

 

 

キース「誰だ?」

 

 

エレンデス…

 

 

キース「…入れ」

 

 

ガチャ…スタスタスタ

 

 

キース「何の用だ?」

 

 

エレン「明日の適正判断の事で…ミーナしかいないがあいつは才能を持っている」

 

 

キース「何故そうわかる」

 

 

エレン「俺の勘だ…」

 

 

キース「そうか…(この言葉…どこかで聞き覚えが…)」

 

 

エレン「それで、ミーナの機械は1部損傷してる、整備項目にない所だ」

 

 

キース「っ?!それは本当か!!」

 

 

エレン「ああ…だが明日ミーナはやる時の一回目は壊れている物でも少し体制を保っていられるはずだ」

 

 

キース「っ!!……そうか」

 

 

エレン「ああ…それだけだ」

 

 

キース「私からも1つ聞いておこう…」

 

 

エレン「…なんだ」

 

 

キース「何故お前は私にタメ口なんだ?」

 

 

エレン「……癖だ、治す気もない」

 

 

スタスタスタスタスタ…ガチャ…バタン…

 

 

キース「(何者だあいつは…)」

 

 

 

 

~食堂~

 

 

スタスタスタスタスタ

 

 

ミーナ「っ!エレン!」

 

 

リヴァイ「おい、どこに行ってた」

 

 

エレン「あ?…教官室にな」

 

 

ミーナ「なんで??」

 

 

エレン「それは明日わかる事だ」

 

 

リヴァイ「…なるほどな」

 

 

ミーナ「なんか…あっちの席の方騒がしいね…」

 

 

エレン「ちょっと見てくるか」

 

 

ジャン「おい!お前か??通貨礼儀の時、巨人を駆逐するとか言ってたヤツは!」

 

 

アルミン「……そうだけど?」

 

 

ジャン「何故自分から死にに行くんだ?この死に急ぎ野郎が!」

 

 

アルミン「……君に言われる筋合いはないね」

 

 

ジャン「んだと?!」ダッ!!!

 

 

マルコ「ジャン!やめろ!!!」

 

 

ガシッ!!!

 

 

アルミン「……?!」

 

 

エレン「ふぅ…おい、喧嘩なら他所でやれ…ここでやるな」

 

 

ググググ

 

 

ジャン「と、とりあえず離せ!!痛てぇ!!」

 

 

エレン「おっと…済まなかった…」パッ

 

 

ジャン「ぐふっ…」ドサッ!!!

 

 

マルコ「ジャン?!」

 

 

エレン「はぁ…」

 

 

アルミン「エレンって強いんだね…」

 

 

エレン「……俺なんてまだまだだ」

 

 

スタスタスタスタスタ

 

 

アルミン「エレン…」

 

 

ジャン「痛てて…」スクッ

 

 

マルコ「ジャン!大丈夫かい?」

 

 

ジャン「ああ…奴は女だよな…強すぎんだろ…」

 

 

タッタッタッ

 

 

アルミン「ん?」

 

 

ミカサ「アルミン!大丈夫?!アルミンはすぐ喧嘩腰になる、ので私と居た方がいい」

 

 

アルミン「わかったよ…」

 

 

ジャン「っ?!……な、なぁ!」

 

 

ミカサ「??」クルッ

 

 

ジャン「す、素敵な黒髪だな」

 

 

ミカサ「?ありがと」

 

 

ジャン「お、おう!」

 

 

ミカサ「アルミン、行こう」

 

 

アルミン「ちょっ?!」

 

 

スタスタスタスタスタ

 

 

ジャン「なっ?!」

 

 

アルミン「ミカサ…髪が長すぎやしないかい?」

 

 

ミカサ「…そう?」

 

 

アルミン「うん、訓練とかで巻き込んだりしたら大変だろ?」

 

 

ミカサ「アルミンがそう言うなら切ろう…」

 

 

ジャン「?!?!」

 

 

コニー「ふんふんふーん」

 

 

グイィッ

 

 

コニー「ん?!」バッ!!!

 

 

コニー「おい!!何拭った?!」

 

 

ジャン「……人との信頼だ」

 

 

コニー「なんだそれ…」

 

 

 

 

~翌日 訓練場~

 

 

キース「いいか!カロライナ!!貴様は今出来なければ即開拓地行きだ!!」

 

 

ミーナ「はっ!!!」

 

 

カチャ…ググググ

 

 

ミーナ「(大丈夫…大丈夫!!行ける!!!)」ピタッ!!

 

 

エレン「っ!!」

 

 

オォォォォ!!!

 

 

キース「(奴の言ってたことは本当か!!)」

 

 

エレン「(出来たな…だが…)」

 

 

ミーナ「(やった!出来た!って…やばい!)」

 

 

ガンッ!!!ブラーン…

 

 

ミーナ「(痛い…)」( ̄^ ̄゜)グスッ

 

 

キース「……」

 

 

ミーナ「(っ!!開拓地行き?!)」

 

 

キース「おい!新しい装置を持ってこい!!」

 

 

ミーナ「あ、あのどういう事ですか?」

 

 

キース「今使っているやつは1部損傷していた」

 

 

ミーナ「そんな?!」

 

 

キース「よし…もう一度やってみろ!」

 

 

ミーナ「はっ!!」

 

 

ミーナ「(おぉ!!出来る!!)」ピタッ!!

 

 

エレン「(よし…!)」

 

 

リヴァイ「(やるな…)」

 

 

 

 

~廊下~

 

 

エレン「ミーナ…今日はおつかれ」

 

 

ミーナ「うん!ありがと!昨日エレンが言ってたことってこの事??」

 

 

リヴァイ「そうらしいな…」

 

 

エレン「なぁに…気づいたのがたまたま俺ってことだ」

 

 

ミーナ「うん!それでもありがと!」

 

 

リヴァイ「よし…今日は寝るか」

 

 

エレン「ああ…んじゃまた明日な」

 

 

ミーナ「おやすみ!リヴァイ!」

 

 

リヴァイ「ああ…」フリフリ

 

 

スタスタスタスタスタ

 

 

 

 

謎の少年「チッ……やっぱり気づくか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~次回予告~

 

 

エレンの気づきにより見事適正判断を突破したミーナ…しかしその故障は誰の仕業か…そして新たな訓練が始まる…次回…

 

 

『3要素』

 

 

 







無事書けました!!

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