転生特典?んなもん、ユウキ生存に決まってんだろ?   作:島夢

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10話 「おはよう、父さん、母さん」

 目覚ましの音が鳴り響く…。うるせぇ…そう思いつつ目覚ましを止める…。

 体が少しだるいが、まぁしばらくすれば普通に動くようになるだろう…。そう思いつつ伸びをする…

 全身がポキポキと音がする…。

 

 目覚ましが鳴ったので何時かはわかっているが、一応確認…朝7時だ。正確には朝7時過ぎだな…眠いが、立ち上がって、リビングに行く…。

 

 しばらくすりゃ眠気も抜けるだろう…昨日は何時に寝たっけ? OSSを作るために遅くまでダイブしてたからな…。

 

 

「ふわぁ~…」

 

 

 そりゃ眠いわ…。自分でやっといてなんだけど、多分3時間くらいしか寝てねぇよ…。

 でもなぜか目覚ましは7時に合わせるし、絶対に起きるんだよなぁ…習慣ってすごいな…。どうでもいいことを考えながら歩いているとリビングについた。

 

 ん?こんな長い間考えていてリビングにつくまでの時間が長い? 俺の家そんなにでかくないぞ?うん…。

 

 いまいち父さんと母さんの仕事が何なのかわからんけど…とりあえず共働きなのはわかる…よく家に黒服さんとかが家に来るが、こういうのがおかしいと気づいたのは小学校に入ってからだった。

 

 まあ、どうでもいいか…いや、俺の親のことはいつか教えてくれるって本人たちが言ってたし、置いといて大丈夫だろう…。

 

 リビングに入る、すると母さんと父さんがいた、父さん、霧上 想一(きりかみ そういち)はコーヒーとパンは食べて「むーしゃむーしゃ幸せー」とかいってる…。

 

 母さん、霧上 歩夢(きりかみ あゆ)は紅茶を飲んでいる…。飲むたびに幸せそうな顔をする…。

 

 名前を見たらわかると思うが、俺の名前は二人からとられたそうだ…。ちなみに家族構成は、あと一人妹がいて、俺と妹と両親っていう家族構成だ。

 

 その妹だが…今日は朝早くからどこかへ出かけているらしい…ちょっと高いお買い物だそうだ…何を買うのか聞いたら「秘密! 楽しみに待っててね! お兄ちゃん!」だそうだ…。

 まあ、それは置いておいて…父さんと母さんに挨拶する。

 

 

「おはよう、父さん、母さん」

 

「「おはよう、想夢」」

 

 

 同時に笑いかけてくる…。父さんが続けて俺に話しかける…パンを食べながら…いや、食うかしゃべるかどっちかにしろよ…。

 

 

「おぉ…ほういへは、はかはふひ、ははっへはほ」

 

「なんて言ってるかわかんねぇよ父さん」

 

「想一さんは、宝くじ当たってたぞって言いたいみたいよ?」

 

 

 なんで翻訳できるんだよ…そう思ったが声には出さない…というか今もっと大事なことをきいた気がするんだが…!

 気のせいか?宝くじが当たったって…。

 

 

「た、宝くじあたったの…?」

 

「ええ」

 

 

 ちょっと前に買った宝くじ…当たってたらしい…いや、どう反応すりゃいいんだよ…。

 

 

「実は当たってたのがわかったのは数日前だったのだけれど、言い忘れてたのよ…もう私と想一さんが受け取ってあるから、どう使うか自分で考えなさい」

 

 

 いやいや、いつの間に受け取ってんだよ、そしてなんで言い忘れてんだしかも二人とも…どういうことだよ。

 どれくらいの値段なのだろう…10万くらいかな?そう思いつつ聞く。

 

 

「何円だった?」

 

「2000万」

 

「は?」

 

「2000万」

 

「マジで?」

 

「マジで」

 

 

 おぉっと、しばらく無心で話してた…みなさん、家買えそうですww

 ってぇぇ!!マジでか!?

 

 

「まあ、将来のために残しておくのもありね…あなたのお金よ、好きに使いなさい」

 

 

 まあ、いいか…と正直理解が追いついてないのもあるが、朝ごはんを食べて、自分の部屋へ行き、アミュスフィアを被る。

 

 よし、行くぞ…

 

 

「リンクスタート」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ALO、央都アルンの広場…。

 ログインした俺は広場のベンチでしょんぼりしている紫色の髪のインプの少女を見つけた…というか、ユウキだ。

 

 

「大丈夫か? ユウキ」

 

「…あっ…ソウム…うん、大丈夫だよ!」

 

 

 一瞬すごくしょんぼりしていたが…。すぐに持ち前の明るさを出してきた…けど、まあ無理してるよな…あんまり付き合い長くないけど…これくらいはわかる…。

 

 それはわかってもユウキが言いたくないと思ったから無理をして笑ったのだろう…その意思を無視して聞くのはどうかと思う…。だからここで俺がとるべき行動は…。

 

 

「……そうか、一緒にどっか遊びに行くか?もちろん、ALO内だけでだけどな」

 

 

 俺はにこりと笑ってそういう…ユウキは俺と同じようににこっと笑ってベンチから立ち上がる。

 

 

「うん! 遊びにいこっ!」

 

「また今度、オフ会とかもいいかもなぁ」

 

 

 俺がそういいながら歩き出すと、ユウキは無理のない、自然な笑顔で言い放った。

 

 

「うん、多分近いうちに会えると思うよ!」

 

「え?」

 

「さぁ!行こう!どこに行く?」

 

 

 今のは聞き間違いだろうか…はっきり言った気がするが…近いうちに会えると…いや、まあ…いいか、別に…。

 会えたら会えたで嬉しいし…うん。

 

 

「そうだな…適当にそこらへんで遊ぼうぜ? 俺はユウキが一緒にいたらそれだけで楽しいからな」

 

 

 俺がそういうとユウキはなぜか赤くなって、俯いてしまった…なぜだろう…?

 

 まあいい、とりあえず今を楽しむとしようか…どこ行こうかなぁ~




えぇと…ソウムさんは少し鈍感です、なんでって?春が来ないと完璧に諦めてるからです…

 想夢さんの妹さんはまた今度登場です。

では、感想お待ちしております!

次回も頑張って編みます!
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