転生特典?んなもん、ユウキ生存に決まってんだろ?   作:島夢

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8話 VSユウキ

「クッ!」

 

 

きっつぅ…はやすぎだぜ

防ぐのがマジ大変

ユウキは手に持った片手直剣を上下左右斜め…不規則に連続で振るう

しかもソードスキル並かそれ以上にはやく…

 

リズに貰った武器の特性にこぶしで攻撃を受けてもダメージが入らないスキル(魔法は防げない)が入ってて良かった

じゃなきゃ今頃俺のHPは0の数字を刻んでいただろう

 

 

「セイッ!」

 

 

俺はほんの少し剣が止まった瞬間に回し蹴りを行うユウキはそれを避けるために一度距離をとる

 

危ない危ない

一撃でも直撃が入ってたらやばかった

 

 

「まだまだ行くよ!」

 

 

そういいながらレイジスパイクで距離を詰める

というかはえぇよ!

 

慌てて避ける

でもちゃんと回し蹴りをする

 

 

「うわっと…」

 

 

ユウキは余裕をもって避ける

すごく楽しそうか顔だな

 

少し距離をとったユウキに鷺草で突進する

 

 

「そう簡単には当たらないよ!」

 

 

ユウキは体を右にそらして避ける

ユウキの剣は上段に構えられている…

これは…

バーチカルか!?

 

剣が振り下ろされる

体をひねって剣に背を預けるように回りながらユウキにけりを入れる

 

これはあたる…キリトでも当たる…流石によけられないだろう…そう思った…

 

 

「あっ……危ない危ない」

 

 

まあ、思っただけだ、俺の蹴りは空を切った…

マジかよ…

 

少し苦笑いになる

ゲームだってのに冷や汗が出る

いや、この世界じゃ逆に我慢できないんだよな…

 

 

あれをよけるんだったらどうすりゃ当たる

 

冗談みたいな反応速度だ

俺たちですらよけられないような攻撃

それをかわす

 

ふ~…勝ち目ないかもな

 

 

「やぁっ!」

 

 

ソードスキルなしで走って距離を詰めるユウキは…

ソードスキル並か、それ以上速かった、通常の攻撃よりさらに速かった

 

間違いない、ユウキは…この世界の住人だ

 

そして剣を横一文字に振るう

 

上体をそらす

そのままバク転しながら距離をとる

 

十分に距離をとってユウキを見る

ユウキは微笑を浮かべていた

 

 

「すごいね、ソウム…こんなに戦えたの…ソウムがはじめてだよ」

 

「いや、ユウキの方がすげぇよ…はやすぎだぜ」

 

 

それだけ言葉を交わすとまた同時にプログラムの大地を蹴り加速する

 

俺よりユウキのほうが速い

スピードじゃ勝てないよなぁ

なら、その動きを一瞬でも止めれば、一撃入れれる!

 

距離が十分詰まった瞬間ユウキは剣を右手に持ち、上から振り下ろす

 

ギャリィ!…そんな音が響く

 

 

「え…?」

 

 

ユウキはひどく驚いた顔をしている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はそれを…左手の中指と人差し指の間に挟んで止めた

 

刃が体に到達していなければダメージは受けない

リズに貰ったこの武器は手袋のようだが、伝説級の素材を使った布でできた手袋…

剣を受け取めることなどたやすい!

 

右手を引き絞る

 

右手が白く光る

 

一撃を重くした、ただそれだけの掌底

一撃を重くするには、攻撃の対象に当たった時の速度を増やす必要がある

 

そのためだけに何度も何度も同じ姿勢で同じ掌底を打ち続けてできたソードスキル

 

睦月(むつき)

 

1月だからここから12月まで作ろうかと思っている

 

白く光る掌底がユウキの胸を貫く…なんか…柔らかかったような気がしないでもないけど…考えないでおこう

 

それこそ貫通するのではないかという勢いだ

 

 

「クッ…アッ…ハッ…!」

 

 

少し間を置いた後

ユウキは凄まじい勢いで吹っ飛んでいく

 

終わった…かな?

 

かなり強力な技だな

 

睦月を打ち終わったあとの体制…右手を掌底の形で前に出し、左手は右手と交代するように引かれており、こぶしを握って腰のあたりにある…

そして足は少し開き、腰を落としてある

 

 

「ちょっと待った…」

 

 

ユウキはまだ…炎になってない…つまり…

まだHPは0じゃない!? 

プレイヤー相手なら一撃必殺の威力だぞ!?

なんで………当たった瞬間に後ろに少し飛んでダメージを軽減したのか!?

よく間に合ったな!?

 

 

「まだ、終わってないよ!」

 

 

ユウキは弾かれるように飛び起き…

一瞬で加速し、距離を詰める

速すぎる…!

 

限界を超えてるだろこの速度………よけれない!

 

 

「当たれ!」

 

 

ユウキは距離を一瞬で詰め、そのまま突きを放つ

その剣は美しく輝いていた…

 

マザーズロザリオ…最多連撃のオリジナルソードスキル

 

一発目が直撃

怯んだすき二撃三撃と…どんどん連撃が追加されていく

 

 

「くっそ………あああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!」

 

 

そして、最後に一撃が俺の心臓部を貫き…

俺のライフは…0を刻んだ…

 

 

あ~あ…結構悔しいもんだな…女の子に負けるって…

 

そして俺の体は…炎に包まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ………ソウム…胸触ったでしょ…」

 

 

炎になった俺にユウキはそう言っていた

 

 

 

…………………ごめんなさい




なんとソウムくん、うらやまもといねたましもといけしからん

ユウキの胸に触るだと!?

ちなみに掌底のときに触りました

睦月…本当なら一撃必殺なんですけどね
反射的に後ろに飛んでダメージを軽減するユウキさんマジぱねぇ

というか、ユウキさんのHPもう少しで0だったのに…ソウムさん残念

感想心から待ってます!(切実)

次回も頑張って編みます!
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