思わず川柳風になってしまいました…。
メインで書いてる方じゃなく、サブで書いてるつもりの方が何でこうもアイデアが浮かんでくるんですかね?
あれかな、宿題やってたら別の事をやっちゃうみたいな感じかな…?
まあ、今回も崩壊(キャラも原作も何もかも)してるんで、よろしくです。
入試まであと1ヶ月。
模試の結果はA判定。
合格圏内だけど、油断大敵。
経営科の入試は、通常の入試と同じような仕組み。
筆記試験を受けて、面接を受ける。
先生によると多対一の面接で、雄英に来て将来設計を聞いてくるって。
「将来設計ですか…。やっぱりストレスフリーな社会に少しでもしたいから、そこを伝えたいと思います」
「確かあのすくすく?を用いた施設を作るんだったら、実際の写真や資料を用意してプレゼンのような形にしてみたら?」
「そうですね、それだったらクラスメイトに写真を撮ってもらおうかと…。なんか最近僕よりも皆の方が結構可愛い写真撮ってるんで」
「うん、皆の協力を得るのも良いことだ。お店を開いたらぜひ先生たちも招待してくれよ」
「アハハ…ぜひ来てくださいね」
先生との面談を終えて、職員室を退出する。
教室に戻るとかっちゃん達が駄弁ってた。
「お、来た来た。デク、これからマックに行くんだがどうする?」
「あー、行きたいんだけど最近またすくすく達が増えちゃって…」
「マジかよ…今何匹いるんだ?」
「えーっと…4匹かな?全員が少食だし、最近来てくれた子が野菜って言うか植物を育てるのが得意だから、野菜のお金は浮いてるね。そうだ今日いくつか持っていくよ」
「おう、サンキュな。やっぱりすくすくも個性持ってたのか…」
「うん、僕たち人間の個性より劣るけどちゃんとそういうのはあるね」
そう、すくすく達にも個性はある。
最近デビューしたシンリンカムイやプロヒーロー達みたいに強力なものでは無く、
ちょっとしたことにしか使えない。
中にはそこそこ強力な個性を持ってる子がいて、さっき挙げた野菜作るのが得意な子…すくすく幽香は3日で野菜なら実が出来て、花なら綺麗に咲き誇る。
流石に屋外でやってるとヒーローに注意されるから、家の中にプチトマト等の植木鉢で育てる事が出来るものを育ててる。
1度だけやってもらったのが、急速に成長させること。
出来たけど10秒位ですぐに枯れて、すくすく幽香も疲れてた。その後は労いも兼ねて凄くモフモフした。
「んじゃそういう事だから、また明日~」
「おう、じゃあな」
下駄箱で靴に履き替えて、自宅に帰る。
途中で商店街に寄って、学校に行く前に頼まれたお使いをすませる。
商店街の入り口のアーチを潜ると、近くにいた子供達が寄ってきた。
「あ!いずくだ~!」
「ホントだ!きょうはモフモフいないの?」
「こんにちは。今日はいないね~。明日は休みだし、いっぱい公園ですくすく達と遊ぶから楽しみにしててね」
「「「やったー!」」」
そう、以前に買い物をしたときに、すくすく達を連れて行った時があった。
やはり頭の上にモフモフしたものがあるのは珍しいから、商店街のおじさんやおばさんに近所の子供達が恐る恐る近寄ってきた。
で、子供達が好奇心ですくすくに触ると「きゅー!」と鳴いて、その場にいた全員の心を鷲掴みにした。
それ以来すくすくはこの商店街のアイドル兼マスコット的な存在で、皆から愛されている。
ちなみにSNSには上げてもらうのはやめてもらってる。
商店街に迷惑が掛かっちゃうからね。
目的の魚屋さんに到着。
「こんにちは~」
「おう、いらっしゃい!今日はあの毛玉はいねえのかい?」
「あはは、毛玉じゃ無いですよ。今日は何がオススメですか?」
「そうだな…お、運が良いな坊主!今が旬の
「本当ですか?!ありがとうございます!」
「おう、最近商店街に活気が戻ったのも、坊主があのすくすく?を連れてきてくれたからな!これからも贔屓にしてくれよ?」
「はい、もちろんです!ありがとうございました!」
運が良いことにサービスしてもらえた。
ふと視界に魚が入ってる冷蔵庫の上に、モフモフしたものが見えたような気がした。
…ん?あれってもしかして…。
「よいしょ…。あ、やっぱり」
「ん?どうした…っておお?!そんな所にいたのか?全く気付かなかったぞ…」
「最初は僕にしか見えないそうなんですよ。触ったら他の人に認識されるみたいです」
「はーそうなのか。何かそいつは猫みたいだな。だからここにいたのか」
「きゅー?」
魚屋さんに居たのは全体的に赤い毛並みのすくすく。
黒い帽子を載せていて、ピョコンと黒い耳が帽子の横から生えている。
…猫じゃらしってあったかな?
この子も名前を付けてあげなきゃね。
すくすくを頭の上に乗せて家にのんびりと帰って行く。
「ただいま~。魚サービスしてもらったよ~。あ、あと新しい子が来たよ」
「お帰り~!あらサービスしてもらったの?何か最近運が良いわね。そこそこ懸賞が当たるようになったし。って新しい子が来たの?名前付けてあげなきゃ、ご飯食べ終わって会議しましょう」
「はーい、じゃあ散歩行ってくるね。あ、君はお母さんと一緒にいてね。うちの環境に慣れてもらわないと。出来るなら、お母さん手伝ってあげてね?」
「きゅいっ!」
すくすく(猫耳)の敬礼風の声を聞きつつ、散歩に行く準備をする。
「きゅー」「きゅい!」「きゅ~」
「きゅっ!」
「キュッ!」
「りょうかいです!」
皆の声を聞きつつ、出発。
「あれ?デク君散歩ですか?」
「トガさん?奇遇だね、うんこれからすくすく達と散歩だよ。良かったら一緒に来る?」
「いいんですか?!ありがとうございます!」
少し進むとトガさんがいて、一緒に行くことに。
「最近、私の個性を何かに使えないかなと思って考えてるんですけど…中々思いつかないんですよね…」
「うーん、僕も血液に関して調べてみたんだけど、催吐性があるってさ」
「さいとせい?」
「少し飲むくらいならいいんだけど大量に飲んだら嘔吐しちゃうんだって」
「うぇ…それは嫌ですね…。でも個性を生かすなら飲まなきゃですし…」
「きゅー…」
「むずかしいですね…。そもそもひとのたいえきをのむことじたい、ふつうならいやですよ」
「ましてやとがさんはおんなのこですし…。」
「いっそのこと、いずくどのがしょうらいけいえいするしせつをてつだっては?」
「めいあんです!そうすればこせいはつかわずにせいかつできますね!」
「キュキュ、キュイー!」
「なるほど…じゃなくて!何か妖精さんが増えてる?!しかも何を言ってるの?!」
「そうか、妖精さんの言う事も一理ありますね…」
「トガさん?何をボソッと言ったの?!」
いつの間にか増えてた妖精さんの会話にツッコミを入れつつ、よく遊ぶ公園に。
すると小学校に上がる前位の女の子が、膝を押さえる様にして蹲っている。
その近くで、アタフタしてる男性がいた。
「いたい…」
「えーと、絆創膏は持ってないし救急車…じゃない、そうだ水道ってないじゃん!」
どうやら、女の子が転んだらしく膝を擦りむいたっぽい。
で、女の子の保護者?らしき人がジタバタしてる。
この公園には水道が無いから、擦りむいた後の処置が家に帰ってからじゃないとできないので、細菌が入ってしまう可能性がある。
「大丈夫ですか?」
「ん?ああ、ちょうど良かった!すまないがミネラルウォーターか何か持ってないか?!」
「え?!いや持ってないですね…」
「そうか、すまん急に言って悪かったな」
「いえいえ…ってどうしたの
「キュイー!」
突然足元にいた天狐の朱音が女の子の傍に近寄って行った。
「…?」
「キュキュ?キュイー」
女の子を気遣ってるのか、鼻先を足の近くにもっていって見上げている。
すると、何か力を込めるような動作をし始めた。
「キュー…キュイー!」
「えっ…?!」
一際大きな声を上げると、女の子の擦りむいた膝の辺りが淡い緑色の光に包み込まれた。
すると、擦りむいた場所が最初から怪我なんて無かったかのように綺麗さっぱり消えていた。
「えぇ!朱音ちゃんって個性あったんですか?!」
「すくすく達と同じように、一応あるんだけど…ちょっと特殊なんだよ」
天狐にも個性はある。タマフリって言うらしく、様々な効果を発揮する。
今回のように、怪我を治してくれるような治癒系の能力や、力が増す増強系の能力など効果はランダム。
「おお、綺麗に治ってる!すごいなお前!」
「わあ、ありがとう!」
「キュイー!」
今回は朱音があの女の子を助けたい気持ちからか、治癒の能力が発動したようだ。
「すまないな、助かったよ。俺は
「私は
「あ、えっと緑谷出久です」
「キュイー!」
「この子は天狐の朱音です」
「トガヒミコです!」
話を聞くと、壊理ちゃんは上司の人の孫娘で、世話をしてくれと頼まれたらしい。
「で、この公園に来て遊んでたら、壊理さんが怪我してしまったというわけだ」
「なるほど…ここは水道が無いので、この近くにもう一つの公園があるんでそっちの方がいいかもしれないですね」
「いやぁ、俺もそうしたかったんだが…。なんでも同じ幼稚園の同級生から、この公園でモフモフした生き物に会えるって聞いたらしくて、どうしても行きたいって聞かなくってな…」
「ああー、それうちの子たちですね。良く休みの日に子供達と一緒に遊んであげてるんですよ」
「そうだったのか?!」
まさかすくすく達の噂が、子供達のネットワークで広がってたとは…。
ふと目線を向けると、ほわほわした空間が形成されていた。
「きゅー」「きゅ~」「きゅいー」
「キュー!」「ふわふわであります~」
「フワフワ~気持ちいい~」
「そうだね~溶けちゃいそう~」
「なんだあの幸せな光景は…」
「癒しというのは世界を救えそうですね…」
視線の先にはすくすく達のモフモフを、全身で受け止めて堪能しているトガさんと壊理ちゃんがいた。
幸せそうな顔で完全にリラックスしている。
「壊理さん、もう帰りますよ。帰らないとオヤジさんに怒鳴られちまう」
「む~やだ」
「やだって…」
「あはは…壊理ちゃん、今度遊ぼうよ。明日幼稚園の皆とここの公園で遊ぶ約束をしてるから」
「そうですね、それがいいです!そうだ爆豪君も誘いましょう!」
「そうだね、かっちゃんも誘ってみようか。何だかんだ言って、面倒見がいいしね」
「良いのか?なんか大々的になってるが…」
「大丈夫ですよ。すくすく達も遊んでもらえる人がいるのは嬉しいようですし」
「ありがとうな」
壊理ちゃんと遊ぶ約束をして、別れる。
「じゃあね~!」
「じゃ、また明日頼むわ!」
「壊理ちゃんまたね~!」
「はーい、またね!」
ちょうどいい時間なので、トガさんともここで別れることに。
「今日はありがとうございました!」
「ううん、壊理ちゃんも楽しそうだったし良かったよ」
「それじゃ!」
「うん、また明日!」
「そうだ、デク君!」
「何?」
別れの挨拶を済ませて、少し歩くとトガさんから声を掛けられた。
「妖精さんが言った事、私の夢にしましたから!よろしくお願いしますね!」
「えっ?!ちょちょトガさん?!」
最後に衝撃的な事を告げて帰って行くトガさんの背中を見つつ、しばらく呆然としてしまった。
「せきにんとらなきゃですね!」
「おとこのかいしょうをみせるときですよ!」
「ふぁいとです、いずくどの!」
「う~誰のせいだと思ってんの…」
「「「さあ?」」」
「君たちだよ!!」
入試が近づいてるけど、たまには息抜きが必要だね。
面接で使う資料の写真も、明日撮ってみようかな?
正直言うと、壊理と治崎廻の口調知らないんですよね…。
原作買ってるのが10巻で止まってるんで。
なので、口調から性格から何から何まで全部捏造に近いので、許してくださいな。
この物語では、戦闘は無いです。
のんびりまったりモフモフほのぼのを詰め込んだ、癒しのみの空間です。