機械の国の首都、サイバーシティへと向かう1人と1機
順調だったはずの旅の雲行きが怪しくなってきたのは、出発して数時間経った頃だった
周辺の景色が一向に変わらないことにドロッセルは今日何十度目かの愚痴をこぼす
「むむむースリップ~サイバーシティって本当にこっちなのー?
さっきから工場ばっっっっかで街なんて全く見えないじゃない!」
「膨れないでくださいよーワイバーンさんはここからサイバーシティまで直通列車が出てるから線路に沿って飛ぶだけって言ってたじゃないですか」
「そう! 線路よ! ここまで飛んできてまだ1本たりとも列車を見てないのよ? おかしいと思わないの!?」
そう、ドロッセルはある異変に気付いていた。
ワイバーンはたしかに直通電車が出ていると言っていた、
実際に線路はずっと遠く地平線まで続いているのが確認できる。
しかし、肝心の電車が1本たりとも走っていないのだ
そんな彼女の最もな疑問にスリップの答えは..
「あー、その答え分かりそうっすよ
15km先に熱源反応確認っす、反応は2つで恐らく戦闘になってるっぽいすね」
ハイテク機械さまさまである
そして、目視でも確認やできる所まで近づくと大きなショベルが2つも付いた超巨大ショベルカーがその前を通ってきた列車を鷲掴みにし
今にも地面に叩きつけられようとしていた
「今日から廃線の為周辺の路線は全面通行止めだと伝えておいたはずだが...
ここで何をしていた。」
スリップ・ライダーのセンサーが会話をキャッチする
おや?これはもしかして話が通じる相手なのでは?と事態の静観をする様伝えようとするスリップ
しかし、時すでに遅し、ドロッセルは深く考えず突貫を敢行
巨大ショベルに対してスリップのスピーカーの音量をMAXにして呼びかけていた
「ちょっとあんた! 弱いものイジメはみっともないわよー!! やるんなら私とデュエルしましょー!!!」
この瞬間スリップは理解した。
また面倒な事になる、とそして、脈絡なくいきなり叫んだ上に何故かデュエルをする流れになってる現状を憂いた
対する相手の反応は
「なんだお前は」
至極当然であった
この質問に対し喜び勇んで自己紹介を始めるドロッセルだったがその内容が薄い上に終わらなさそうなことがわかると、口を挟む
「そして、そんな悪逆非道の侵略者に対し! 私達の超攻撃デュエルによって勝利を「ガキが! いい加減にしろ!」
巨大重機によって無理やり静止させられたドロッセルは一瞬怯むもすぐに再び話出そうとする。
が、それより早く今度は重機側が捲し立てる
「いきなり割り込んできやがって、いいか? 俺たちはこの国のインフラ整備を一手に任されている無限起動ってんだ
そんで、赤字を垂れ流すこの路線を廃線にするために来たらそこの列車の坊主に邪魔されたわけだ、むしろ被害者だろ?」
なるほど~
以外にも企業として真っ当な理由であったことにむしろ感心するドロッセル
「ぅぅ.廃線なんて酷いよ.たしかに最近は採算は取れてなかったけどこの路線が無かったら暮らせない人達だっているし.」
「今はサイバーシティの人口問題が深刻でここみたいな貧困地域の路線を潰し、シティへの流入を抑制するってのがお上の方針なんだ」
悪いがデュエルも受けられな
いな
感情論で持論を展開する列車に対し、廃線の理由と根拠を述べ、断りを入れる巨大重機
実に筋が通っている
「で、でも.だからって僕らの営業中に直接妨害しに来るなんて卑怯じゃないかぁ」
確かにそれもそうだ、こういうのは事前に営業所に話を通すのが筋というものではなかったか
「それに文句を言いたいのはこっちだ、ちゃんと許可も貰ってるし証明書だってあるお前が間違ってるんだよ」
なんとも肩透かしである、これではむしろ列車の方が相対的に悪いのではなかろうか
というところでようやくドロッセルが口を開く
「じゃあさじゃあさ、それって私がサイバー・ドラゴン? ってモンスターにデュエルで勝てば取り消しになったりするかな?」
「「「は?」」」
全く理解の追いつかない他3名その間にも独自のぶっ飛んだ空論を話し続けているドロッセル
「だってそうでしょ? 上層部 にやれ~って言われてるならその人をバーン! ってやっつければ解決じゃない?」
もう開いた口が塞がらない
「お、おい、じゃあお前さんはサイバー・ドラゴン様と戦うあてがあるのかい?」
「ええもちろん、今できたわ!
だから私が話をつけるまで工事は待っても らいます!」
そんなむちゃくちゃな.
そんな声がきこえそうなくらい呆れかえる3名
しかし、このままではらちがあかないのでようやく重機が口を開く
「はぁ、分かった。工事の話は置いといて、サイバー・ドラゴン様とデュエルがしたいなら俺がとりついでやる
だから今はもう帰ってくれないか?」
彼はこの国のインフラ整備を引き受ける無限起動のリーダーである
全力でコネを使えばそれくらいはなんとかなるだろうが、それ以上にこの訳のわからない少女と関わり合いになりたくなかった
「え? 嫌よ、人の力で舞台を整えてもらいたくないもの
私は私の力でデュエルして見せるわ!」
どうやらこの少女は妙なこだわりを見せる主義らしい
困った、話が通じないと、半ば諦めかけていた重機であったが
ここでふと、ある考えが頭に浮かんだ
「よし、よし、分かった俺の負けだ、じゃあそれでいいから俺とデュエルしてもらう
俺が勝ったらすっぱり諦める、嬢ちゃんが勝ったらサイバー・ドラゴン様とデュエルさせてやる
どうだ? これなら人の力じゃなくて自分の力で挑戦権を得られるぞ」
苦肉の策、デュエルで負かしてしまえばいい
デュエルの強さがそのまま地位に現れるこの世界で、インフラ整備業界のトップに君臨する男
当然、デュエルの腕には自信がある
ましてや相手は年端もいかぬ少女だ
さっさと終わらせて面倒のタネはポイだ
「もちろん! 私はそれでいいわ
さぁ早くデュエルしましょスリップ! 掛け声を」
デュエルという言葉に一瞬で反応し、すぐさまデュエルディスクをセットするドロッセル
対してスリップの方はなんとも気だるげに宣言を行う
「それでは両者ディスクをセットして.デュエル開始!」
「「デュエル」」
ドロッセル
vs
メガトンゲイル
「私の先行だ、手札から無限起動ロックアンカーを召喚!効果でスクラップ・リサイクラーを特殊召喚!
効果で幻獣機オライオンを墓地に送り、オライオンの効果でトークンを生成だ」
「幻獣機トークンとスクラップリサイクラーをリンクマーカーにセット! サーキットコンバイン!
リンク2!機関重連アンガーナックルをリンク召喚する」
機械族の展開には機械族が使われる。特にスクラップ・リサイクラーや幻獣機オライオンなどは代表的なカードであり、展開に必要不可欠なパーツなのだ
更に、彼が最後に出したリンクモンスターは列車モンスター、襲われた列車"ブレイブポッポは渋い顔をするも、深く言及はしない
そんな視線に気づいたのか、彼が口を開く
「悪いが使えるものはなんだって使わせてもらうぞ
それに、このカードはもちろん列車のサポートカードだが
それ以前に機械族サポートであるということを教えてやろう」
ブレイブポッポに対して厳しく、しかし諭すように話す様を見て自分が情けなく思えたのか、目を逸らしてしまった
「さあ続けよう、私はアンガーナックルをリリースし無限起動キャンサークレーンを特殊召喚!
墓地のリサイクラーを除外して超接地展開を手札に加えそのまま発動する」
「更にロックアンカーをリリースして無限起動トレンチャーを特殊召喚する。そして2体 でエクシーズ召喚!
ランク5無限起動リヴァーストーム!
こいつはオーバーレイユニットを1つ使いデッキから機械族モンスターをサーチか墓地に送ることができる。
私はサーチを選択し手札に加えるのは弾丸特急バレットライナー!」
「更に! 場のモンスターが地属性機械族のみのため手札のバレットライナーを特殊召喚し、墓地のアンガーナックルの効果を使い、バレットをリリースして特殊召喚をする
そして手札から永続魔法"超設置展開"を発動し効果でリヴァーストームをコロッサルマウンテンにランクアップエクシーズチェンジ!」
「その後コロッサルでゴライ
アス 、ゴライアスをリリースしコロッサルss、ゴライアスはコロッサルの素材となる」
「エンドフェイズへ移行、このときバレットライナーの効果が発動して、ロックアンカーを手札に加えてターンを終了する」
手札:2枚 伏せなし
場:アンガーナックル、コロッ
サルマウンテン 超設置展開
相手の怒涛の展開を見て、ドロッセルは思考する一見伏せもない、こちらの行動を阻害してくるモンスターもいない盤面ではあるが
その実攻め切るには少々厳しいことを感じ取っていた。
超設置展開で対象に取られず・xyz素材となっているゴライアスの効果で効果破壊耐性を持ち・守備力3100のコロッサルマウンテンがいる
Kozmoの除去手段の中心であるダークシミターで突破できない耐性に守備力...しばらく試案したのち、使えるリソースをフルで使ってでも盤面を崩すことにしたようだ
「私のターンドロー」
「(相手の場にはダークシミターで対応できない耐性と打点..こんな時のための壊獣!..は引けてたら苦労しないし、これはマズイわね)」
だが、表情には出さない、むしろこの程度何ともないかのようにふるまって見せる
「ふふん、これくらい手札にkozmoが溜まってさえいれば後はゴリ押せる! これがkozmoのゴリ押し戦術よ!」
「まず手札からkozmo-フォルミートを召喚! 効果発動! 自身を除外し手札からスリップライダーを特殊召喚!その効果で超設置展開を破壊!」
「更に緊急テレポートを発動! kozmo-シーミウズを特殊召喚! 効果発動! 自身を除外しkozmo-グリンドルを特殊召喚!
もう対象に取ることができる! グリンドルの効果でコロッサルマウンテンを裏側守備表示に!」
…見事だな、そうつぶやく巨大重機”メガトンゲイル”は目の前の少女が、自分が決闘の前に感じていたような舐めていい相手じゃないことに気づいていた。
しかし、その突破力の高さゆえに今のように手札に頼ったゴリ押しによって返しに対応することが出来ないと踏んだ彼は次のターンの戦略をねる。
そして一つの結論にたどり着く...Kozmoの弱点を突き次のターンで勝利する算段は既についていた
そんなことは全く知らないドロッセルはメインフェイズでのやることを終え、バトルフェイズへ移行する
「ふぅ終わったー
さあバトルフェイズに行きましょ
グリンドルの効果を発動し、自身を除外して手札からダークシミターを特殊召喚!
その効果でコロッサルマウンテンは破壊よ!
その後スリップライダーでアンガーナックルへ攻撃するわ」
「おっと、バトルフェイズに行くのは待ってもらおうか、メインフェイズにアンガーナックルの効果を使う、自身をリリースし墓地からバレットライナーを守備表示で特殊召喚だ」
ドロッセル「(再びエンドフェイズの回収効果を使うわけか、厄介ね..
でもバトルフェイズに移行し、スリップでバレットライナーを、シミターでダイレクトアタックよ!」
フェイズ移行時の効果の順番が前後したが、まあゲームの進行には影響は出なかった
メガトンゲイル
LP8000→5000
「どうやら攻撃はそれで打ち止めの様だな」
「ふん、結構リソースを使っちゃったとはいえ充分なダメージを与えたわ
それに私の場の二体のマシンは破壊され墓地に送られた時、除外することで自身のレベル以下のkozmoを呼び出すことが出来る!
つまり、次のターンも問題なく戦えるのよ!
さあ私はターンエンドするわ」
「なら私は墓地へ送られたバレットライナーの効果で無限軌道キャンサークレーンを回収するぜ」
ドロッセル lp:7500 手札1枚
場:スリップ シミター
3T目
「私のターンドロー!どうやら今日はツイているらしいな!
さあ行くぜ!」
「まずは手札から緊急ダイヤを発動!
相手の場のモンスターの数が自分の場のモンスターの数より多い時、俺のデッキからレベル5以上と4以下の地属性機械族モンスターを一体づつ特殊召喚する」
「その効果でバレットライナーとハーヴェスターを特殊召喚だ」
「そしてハーヴェスターでリンク召喚! ゴライアスを出すぜ、その後手札からロックアンカーを召喚、効果でキャンサークレーンを特殊召喚する」
「キャンサークレーンの効果発動、ハーヴェスターを除外してデッキから超設置展開を手札へ持ってくる
そしてロックアンカーの効果でこいつとキャンサーのレベルを9とする」
「さあ来い!大地を切り開く特大重機!これぞインフラ整備の最前線! ランク9! 無限軌道アースシェイカーをエクシーズ召喚!!!」
さて、とメガトンゲイルはこの後の展開について考える
アースシェイカーには対象を取らない破壊効果があるが、
”Kozmo”モンスターはリクルート効果を持っている、効果は使わない方がいいな
結論が出たところでデュエルを再開する
「墓地のリヴァーストームの効果発動! ゴライアスをリリースして墓地より復活!リリースされたゴライアスはxyz素材となる」
「そのまま効果を使い爆走起動フライングペガサスを手札へ加える」
「更に、バレットライナーを墓地へ送ってアンガーナックルを、そのままアンガーナックルを墓地に送ってコロッサルマウンテンを特殊召喚する」
「さあ! ここにエクシーズモンスターが三体揃った! と、言いたいところだが私は手は抜かない主義でね、手札から超設置展開を発動するぜ」
「コロッサルマウンテン一体でオーバーレイネットワークを再構築! ランクアップエクシーズチェンジ!」
大空を制する巨影を見よ! 鳥か、飛行機か、いや! これこそ我らが誇る最先端の技術の結集!
ランク9幻子力空母エンタープラズニルだ!」
「そしてエンタープラズニルの効果! 素材を一つ使い場のモンスター一体を"選んで"除外する、当然ダークシミターを選ぶぜ」
”選んで”という対象を取らないテキスト、しかも除外する効果によってエース・ダークシミターが除去され苦しい展開が続くドロッセル
しかも、相手はまだ切り札を残しているようだ
「これじゃあ終わらんぜ嬢ちゃん、さあ本命の登場だ! 私の為に現れろ無限のサーキット! アローヘッド確認
召喚条件はエクシーズモンスター三体!!」
私はランク9 エンタープラズニルとランク9 アースシェイカー そしてランク5 リヴァーストームをリンクマーカーにセット!
サーキットコンバイン!
油圧ショベルの歴史を変えた!!! 左腕は大陸を切りひらく為! 右腕は人々の生活の向上の為! クロガネの巨体は明日をも拓く!!!」
「リンク3!!! 俺様自身を特
殊召喚する!!!!」
嬉々としてデュエルゾーンへと出るメガトンゲイル、前へ出るとその迫力に思わず気圧されてしまいそうだ
「一気に行かせてもらう!私の効果発動! 1ターンに1度、相手フィールド上のモンスターと私の墓地のエクシーズモンスターを1体づつ対象として発動できる!
墓地からランク9のエンタープラズニルを蘇生し、お前の場のスリップライダーをエクシーズ素材とする!」
「最も代償としてこのターンは与えるダメージが半分となるがなそして再びエンタープラズニルの効果発動! 貴様の最後の手札を除外する!」
「更に墓地のトレンチャーの効果! 自身を除外しキャンサークレーンを墓地より特殊召喚! そしてゴライアスをリンク召喚し、ゴライアスをリリースしてアースシェイカーが復活する!」
「ガッハッハッハッハ、総攻撃だ我らが力受けてみよ!」
メガトンゲイル:4000→2000 エンタープラズニル:2900→1450 アースシェイカー:3100→1550
ドロッセルLP8000→6000→4550→3000
「エンドフェイズ、バレットライナーの効果でロックアンカーを回収する」
「さて、折角だから私が今のお前の状況を解説してやろう」
「フィールドはゼロ! 手札も ゼロ! そして俺様の場にはエクシーズモンスター以外のモンスターの効果を受けず!戦闘でも破壊されない!
更に超設置展開によって二体のエクシーズモンスターは対象に取られない!
「子の盤面になった我々に勝てたものはいない、サレンダーなら今の内だ、認めてやる」
冗談でもなんでもなく純粋に勝利は揺るがないと確信しているメガトンゲイルだったが、対するドロッセルはいつも通り笑みで持って返す
「たしかに状況は最悪、しかもkozmoが苦手なシミターで処理できない耐性に打点をクリアしている.
だけど! それでも私は諦めない! kozmoは宇宙! 今からあなたに宇宙を見せてあげるわ私のターン、ドロー!!」
「私は手札から強欲で貪欲な壺を発動! デッキの上から10枚除外しデッキから2枚ドローする」
こういった場面では定番の手札増強カードを引き当て、逆転に賭けるドロッセル
「私は手札からkozmo-エメラルドポリスを発動! 効果でライフを300払いシーミウズを手札に加える」
「そして手札から闇の誘惑を発動! その効果により二枚ドローしシーミウズを除外する!」
2枚の手札増強カードを連発し、なんとか勝利をこの手につかみ取ろうとするドロッセル
その口には確かに虚勢ではない本物の笑みを浮かべていた
「ふふっこれならいけるわ!私は手札から緊急テレポートを発動! デッキからkozmo-フォルミートを特殊召喚! そして効果発動! ライフを500払いダークシミターを効果を無効にして特殊召喚」
ドロッセル LP4000→3200
「更に! 手札からこのカードを発動する! 魔法カード「ブラックホール」!」
「な、なんだと!?」
「メガトンゲイルは確かに強力な耐性を持っているが魔法には無力! それにエクシーズモンスターもゴライアスは素材にしていない!
更に更に対象を取る効果ではない為超設置展開も意味をなさない!」
「よって私のモンスターごと場のモンスターを全て破壊する!!!」
フィールドに現れた巨大ブラックホールが全てのモンスターを飲み込む
全てのモンスターが破壊された後、ダークシミターの効果でデッキから現れたスリップライダーが敢然と君臨していた
「だが、いくらリクルート効果を持っていようともモンスター1体から5000を出すことは出来ない、ましてやスリップライダーなど...まさか!?」
敗北の可能性、いや敗北の必然に気づき明らかにうろたえるメガトンゲイル、もう時間の問題であった
「なぁんだ、あなた私達のこと知ってるんじゃないの、シミターの効果でssしたスリップライダーの効果!私の場のエメラルドポリスを破壊する」
「そして、破壊されたエメラルドポリスの効果でデッキから私を手札に加えてそのまま召喚!」
ふふ、ここまでだな
「まず私とスリップライダーで攻撃! そして私の効果でライフを500払いシミターを手札に加え、私の効果で特殊召喚!
これでトドメよ! やっちゃえシミター!」
メガトンゲイル
LP5000→2700→1200→0
「見事だ、まさかあの盤面が崩されるとは、な」
「さて、約束通りサイバードラゴンとというなさい!あと廃線するにしてもこの子達の次の就職先の目処が立ってからにしなさいよ、かわいそうじゃない」
「いいだろう、約束は守る
サイバーシティまでは私が送ろう、着いたらすぐにアポを取ってみるが、忙しいお人だ善処はするがすぐに対戦できるとは思わないことだな」
内心、この国のトップであるサイバー・ドラゴンに一体どうやってデュエルを、しかも理由が理由である故、憂鬱な気分になりながらも
デュエルには負けないという自身の甘さを噛み締めながらメガトンゲイルは今後について頭を抱えた
「それでいいわよ!それじゃあ、ブレイブポッポだったっけ?私がきっちり話付けてくるから安心しなさい!」
襲われていた列車に対し、大見えを切るとスリップライダーをメガトンゲイルと連結し、サイバーシティへ向かうのであった
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「もしもし? 君からの連絡とは珍しいね」
ドロッセル一行を乗せ、サイバーシティへ向かう道すがら、サイバー・ドラゴンへと連絡するメガトンゲイル
いったいどう説明すればいいのか迷った末に全てを包み隠さず説明することにしたようで、一通り話し終わると聞こえてきたのは笑い声だった
「ハハハ、それで?自分から決闘を仕掛けて負けちゃったんだ」
「はい、その通りで、返す言葉もございません」
「いや、怒ってるわけじゃないんだ、君がそこまでいうならそのドロッセルっていう娘は相当強いんだろうね、うんわかった
決闘してみようか、到着したら連絡をくれるかい?もちろん、彼女が勝ったら廃線の話もナシにしよう」
「いいんですか!?ありがとうございます」
「僕もちょっと興味があるんだ、彼女が僕の”サイバー流”にどこまで戦えるのか、ね」
そこまで言って通信が切れる
これで一先ず一件落着だな、と胸をなでおろすメガトンゲイル、と同時にあれよあれよというまにいつの間にか一国のトップとの決闘が成立している少女に対し何たる行動力か、と感嘆の息を漏らすのであった