メガトンゲイルからの連絡ののち、サイバー・ドラゴンは久方ぶりに自分に挑んでくる相手の存在に心を躍らせていた
一方、ドロッセルも遂にこの国で1番強いと言われるサイバー・ドラゴンと戦えることに胸をときめかせていた
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そして、その時はあっという間に来た
「ふふふ、ご苦労だったなメガトンゲイル」
「い、いえ、こちらこそ、サイバー・ドラゴン様のお手を煩わせてしまい、なんと謝罪すれば良いか...」
狼狽えるメガトンゲイルに更に続ける
「いいんだ、それに彼女に負けたら廃線を取りやめるって話、あれも受けよう
そっちの方が面白いからね」
なんと、あえて避けておいた話題に自ら触れるばかりか取りやめまで決定した君主に対し、挑戦者"ドロッセル"は..
「どっからでもかかってきなさーーーーーーーい!」
いつも通りだった
「はは、元気な娘だ、早速だがルール説明させてもらうが、この試合はマッチ形式で行われる」
「ホント!?マッチでやらせてくれるのね!!!」
いいかね?と承諾を得るより早くドロッセルの声が響く
どうやら、彼女が最も好きなのは試合形式はマッチらしい。
「歓迎されているようでよかったよ
それでは早速始めようか」
「ええ、私のマッチ用のデッキはすでにここにあるわ!いつでもいいわよ!」
それぞれデッキを手にし、準備が終わったところで同時に口を開く
「それでは挑戦者の君に先行を譲ろうじゃないか」
「先行はあなたにあげるわ!」
「「は?」」
なんとお互いに先行を譲り始めたのだ
「何を言っているのだ..このゲームは先行絶対有利、挑戦者の君に譲ってやろうと言っているのだ、遠慮せずにカードをプレイしたまえ」
「挑戦者挑戦者っていうならその挑戦者の意思を尊重しなさいよ!先行は譲るって言ってんでしょ」
そう、聡明な読者ならお気づきであろうが、"サイバー流"も"kozmo"も基本形は後攻ワンキルを得意とするデッキであり、当然お互いに後攻が欲しくて欲しくて堪らないのだ
「ったく、見てられないな!わかった、こうしよう」
このままでは試合が始まらないため、メガトンゲイルが妥協案を出す
お互いが了承した妥協案は次のようなものだ
・先行は挑戦者側
・その代わり、挑戦者側は1戦目開始前にサイドチェンジを行っても良い
つまり、後手番用にカスタムされたデッキをサイドチェンジによって先行型へと変えることのできるドロッセルのデッキ"スイッチkozmo"がその力を存分に発揮できるよう配慮した形となった
「(私がサイドデッキに採用しているカードと実際にたたかうだなんて、なんだか変な気分!でも!...)勝つわよ!」
「気合十分だね、さあいよいよデュエルだ!宣言しろメガトンゲイル」
「了解しました、両者構えて!決闘開始!!!」
マッチ1セット目
ドロッセル
vs
サイバードラゴン
デュエルパートへ続く