Kozmoのわくわく世界旅行記   作:ごと

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今回の決闘はリプレイです
1から作ったわけではなく、実際の自分のデッキと閃刀姫との決闘を文字に起こした形です
リアルな決闘の楽しさを知ってもらえれば嬉しいです
普通にサレンダーします


第6話「纏う女」

 現実世界で環境の一角を成す強豪

 "閃刀姫"が武装の修理のため、サイバーシティの工場に立ち寄っているという

 この機を逃すまいと機械天使-美朱濡に連れられやってきたドロッセルは早速決闘を挑むのであった

 

 ────────────────────────────────────────────────────────────────────────

 kozmo-スリップ・ライダーと機械天使-美朱濡は頭を抱えていた

 前者はまた面倒に巻き込まれたと

 後者は上にどのように報告すれば良いのかと

 2人は目の前の光景を夢だと思いたかった

 眼前に写っているのは正に地獄

 それもこれも"お嬢・ドロッセル"を制止できなかった自分の責任ではないかとお互いに思っていた

 

「さっさとやるわよ、上振れお祈りガール」

 

「環境未満の凡百に格ってモノを教えてあげる」

 2人の少女の間には独特の空気が流れ、もはや止めることは不可能だった

 

 ────────────────────────────────────────────────────────────────────────

 遡ること10分前

 

 たのもー!!! 

 

 バンッ! という音と共に工場の扉が勢いよく開かれ、それと同時に少女の元気な声が響く

 

「閃刀姫-レイ! 出てきなさ──────ーい」

 

「侵入者確認、"レイ"決戦モードへノ換装ヲ提案シマス」

「了解、コード"X-003"閃滅モード"カガリ"起動します!」

 その声に応えたのは無機質な機械音と少女の声

 

「どうやってここを突き止めたのか知らないけどそっちがその気ならこっちも! .って女の子が1人だけ?」

 肩透かしをくらい、武装を解除しようとするレイに、侵入者"ドロッセル"が捲し立てる

 

「あなたが閃刀姫-レイね! 私決闘しにきたの! あなた強いんでしょう?」

「なんかよくわかんないけど中の人がよく速攻で決めれないとダメだなぁーって言ってたわ! まあ私なら勝てると思うけど!」

 中の人のリアル閃刀姫の戦績は7月制限以降でマッチ4戦2勝2敗、実際どちらの手札がより良いかの勝負になってると感じている

 

「何を言っているのかわからないけど、ごめんなさい

 今は戦場から帰ってきて疲れているの、またの機会とさせてくれないかしら」

 至極真っ当な意見、そもそも1人で列強相手に戦うレイである、そんな彼女がサイバーシティの工場で装備の修理を行っているのであれば当然戦える状況にないだろう

 

「はぁ!? 私はここに来たらあなたと戦えるって聞いたのよ! やっぱり環境の一角とは言っても所詮上振れを祈るだけの運頼みデッキね

 話にならないわ」

 

「.聞き捨てならないわね、"環境取れずじまいの敗北者"が」

 ここぞとばかりに相手を挑発し、決闘へと持っていきたいドロッセル、どうやらこの挑発は相当応えたようだが、ドロッセル自身の沸点も相当低かったようだ

 

「失礼な! 米国でブイブイ言わせました──! 極東の島国の環境が全てとかお笑いなんですけどぉ──!!」

 

「はいはい、海外で環境張ってたことと上陸する前の日本のネットの評判しか語るところのないような過去の遺物は言うことが違いますねぇ〜

 もはや化石だろ」

 気付けば既にスリップや美朱濡も工場へと到着していたものの、完全に2人がヒートアップしており

割って入れる状況にはなかった

 そして、現在へと至る

 

「さあ、さっさとやるわよ上振れお祈りガール」

 

「環境未満の凡百に格ってモノを教えてあげる」

 

「「決闘!!」」

 マッチ戦

 kozmo-ドロッセル

 vs

 閃刀姫-レイ

 

「それでは私の先行

 手札から閃刀機関-マルチロールを発動

 更に閃刀姫-ホーネットビットを発動しトークンを一体生み出すわ」

 開幕からマルチロールを貼ったことで長期戦の構えを取り、kozmoのワンキルを防いでリソース切れを狙う正攻法で攻めるレイ

 しかし、マルチロールの1の効果を発動していない.つまり

 

「マルチロールの効果はない! よって手札から増殖するgを発動するわ!」

 

「通さない、灰流うららを発動する」

 gにはうらら、古事記にもそう書いてある

 

「では、トークンを特殊召喚し、さらにトークンをリンクマーカーにセット! 現れよ、私達の換装回路! 召喚条件は水属性以外の閃刀姫モンスター一体! サーキットコンバイン

 モード"刀衛"起動!! 閃刀姫-シズクをリンク召喚」

「その後カードを一枚セットしてエンドフェイズへ移行

 シズクの効果でエンゲージを手札に加えてターンを終了します」

 墓地にホーネットビットしか落ちてない以上カガリを噛ませる訳にもいかずシズクのみ

 盤面としては非常に弱い

 

「では私のターンドロー! 

 これならなんとかなるわ!」

 一方自信満々なのはドロッセル

 閃刀姫・kozmo共に手札次第で下振れ・上振れが激しいデッキ故にこのような盤面である以上勝ちは決まったようなものであった

「まずハーピィの羽根箒を使って魔法罠を全て破壊! そして緊急テレポートを発動! デッキからドロッセルを特殊召喚! 効果を発動して自身を除外し手札からkozmo-ダークエルファイバーを特殊召喚!」

「そのご手札からkozmo-エメラルドポリスを発動してライフを300払いドロッセルを手札に加え通常召喚! 

 バトルフェイズに入るわ」

「魔法罠が墓地に3枚の為攻撃力が1900となっているエルファイバーでシズクに攻撃! 

 更にドロッセルで攻撃! 効果でデッキからシミターを手札に加えターン終了よ」

 緊急テレポートとエメラルドポリスを利用した戦術によってエルファイバーとドロッセルを並べワンキルには至らないものの、強固な布陣を築く

 

「私のターン、ドロー

 うーん、エンゲージ1枚ではどうにもならないわね

 サレンダーするわ」

 

 と、まあこのようにどちらかに形勢が傾くとサレンダーするのが常である

 実際傾くというレベルでなく、勝ちは確定していたのだが

 反対にサイドチェンジを終えた2戦目では完全に閃刀姫のペースで進んでいた

 

「私はこれでエンドフェイズに入ります

 まずマルチロールの効果で墓地のエンゲージをセット、その後シズクの効果でデッキからエンゲージを加えます」

 

 手札・場には少なくともエンゲージが2枚

 場にはマルチロールとエンゲージと伏せが1枚

 そしてシズクに墓地にはレイ・魔法が1枚

 ここでワンキルができなければほぼ詰みではある

 

「それじゃあ私のターン、ドロー

 手札からサイバー・ドラゴンを特殊召喚!」

 

「流石に通せないわね、罠カード神の宣告を発動するわ

 ライフを半分払ってその特殊召喚を無効よ」

 神の宣告、無制限になったことでその圧倒的な防御性能を先行1ターン目でもある程度の確率で用意することが可能となっていた

 

「むぅ.この手札じゃあ突破できないじゃない! 仕方ない.手札からブラックホールを発動!」

 

「それではレイの効果で破壊されたシズクの代わりに墓地から特殊召喚するわ」

 破壊されると墓地から特殊召喚、しかもレイには更にリンクモンスターをEXから出す効果もある

 バトルフェイズでの展開が命のkozmoにとってモンスターの除去に手間がかかることはイコールで負けに繋がってしまう

 しかし、一縷の望みにかけて続きを行なっていく

「まだまだ! 手札からkozmo-ダークローズを召喚してバトルフェイズに入るわ

 レイに攻撃! レイはどうせハヤテになるからハヤテに攻撃するからなんか落として400ダメージ食らいなさい」

 苛立っているのか、相手の行動を先読みして一方的に宣言を行うドロッセル

 マナー悪いからやめようね

 

「勝手に人の行動を決めつけないでくれる? 

 まあその通りダークローズの攻撃宣言時にレイの効果を発動! 自身を除外し、EXデッキから閃刀姫-ハヤテをリンク召喚

 ハヤテに攻撃を続行したことによってハヤテの効果でデッキから閃刀機-シャークキャノンを墓地へ送り、ハヤテは戦闘破壊されるわ」

 レイlp7600

 

「じゃあこれでターン終了よ」

 

「それでは私のターンです

 まずはドロー、そしてエンゲージ2枚を発動

 ホーネットビットとウィドウアンカーを手札に加え、2枚目のエンゲージの時点で墓地の魔法が3枚なので1枚ドローします」

「そしてホーネットビットを発動し、そのままカガリをリンク召喚! 

 カガリの効果で墓地のエンゲージを回収してそのまま発動、デッキからハーキュリーベースを加えて1枚ドロー

 ハーキュリーベースをカガリに装備し、カガリでハヤテをリンク召喚! 

 ハーキュリーベースの効果発動! シズク・ハヤテ・カガリをデッキに戻す!」

「最後にウィドウアンカーをローズを対象に発動する」

 

「何にもないわ、効果無効でコントロール変更ね」

 

「ではローズとハヤテで攻撃し、ハヤテの効果でジャミングウェーブを墓地に送る」

 

「そして、ハヤテをシズクに変えてエンドフェイズに移行

 マルチロールで墓地のアンカー・ジャミング・シャークキャノン・エンゲージをセットしてシズクでデッキからアンカーを加える」

 

「ドロー次第でワンチャンある!!! ドロー! ……

 う──────────ん、もうダメね

 サレンダーで」

 このように、閃刀側は準備さえ整ってしまえばkozmo程度のリソース回復力では到底追いつけないのだ

 勝負は最後の3戦目へと移された

 そして、この3戦目で閃刀の"秘密兵器"が投入される

 果たして先行用のサイドチェンジでの奇襲は成功するのか!? 

 

 次回!!! 第7話 閃刀姫3セット目「デッキのチラ見はやめました」

 

 

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