Fate/Apocrypha×仮面ライダーオーズ 日野映司の物語   作:バーラ18

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大変遅れて、申し訳ありませんでした!
今回は少し多めにかいてます。


2戦目と2騎と2回目

「オオオオオオ‼圧政者よ!」

「お前はそれしか言えんのか!この脳筋!」

 

岩から身体を引きはがしたバーサーカは懲りずに真正面から怪物に向かってくる。

 

「ハア!」

 

怪物はゴリラのドラミングのように自分の胸を両腕で連打する。

すると怪物とバーサーカの間に斥力が発生した。

 

怪物が胸を叩く度にバーサーカの身体は徐々に空中へと浮かんでいく。

 

「ヌウウウウウ!これしきのことお!」

 

バーサーカは空中で必死にもがくも身動きを取ることができない。

 

怪物はバーサーカが空中に浮いたまま能力を解除し、そのまま地面へ突き落した。

 

怪物の猛攻はまだ止まらない、力に任せた打撃のコンビネーションを打ち込み、最後は足の重量キックを命中させバーサーカを大きく突き飛ばした。

 

「中々やるな圧政者よ!たがしかあし!私の肉体は打ちつけば打ちつけるほどより鉄のように強くなるのだ‼‼」

 

バーサーカの言葉通り、彼の身体はさっきまで怪物の猛攻で血だらけだったはずだが、いつのまにか血は止まり、さらに肉体のサイズがさっきよりも大幅に増えていた。

 

「そうか・・・・ならここで決める‼」

 

『スキャニングチャージ‼』

 

怪物は黒色の物体をもう一度バックルに滑らせると、周りの木片や岩がバーサーカに一気に集中し、拘束する。

 

「オオオオオオ‼」

 

雄叫びを上げて瓦礫を引きはがそうとするが怪物の能力が強いためびくともしない。

 

怪物は両足をピッタリそろえ空中へ飛びあがり、そしてそのまま両足を地面に叩きつけた。

 

怪物が地面に着地すると同時に重力圏内に入ったバーサーカはそのまま地面に埋め込まれ、大地を割りながら怪物の間合いへ引き寄せられる。

 

バーサーカを一撃で必ず仕留めるため怪物はメダルのエネルギーを両腕の拳と頭の角に最大限に集中させた。

 

「セイヤアッ!」

 

バーサーカが間合いに入ると同時に、銀色に強く発光した拳と角をバーサーカに向けて繰り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ、さすがにまずいか」

 

 

 

その瞬間―――――怪物の身体は一本の矢によって大きく吹き飛ばされた。

 

「ぐわああああああ!」

(な、何だ!いきなり森の中から・・・・!)

 

 

「バーサーカ!ここは私達に任せて汝は要塞へ向かえ!」

 

「おお!感謝するぞアーチャーよ!圧政者を倒した暁には共に凱歌を叫ぼうぞ!フハハハハ!」

 

バーサーカはわき目も振らず要塞に向かって走りだした。

 

「あっ・・・・クソ!まてえ!」

 

怪物は慌てて追いかけるも森の中から矢が飛んできて進行を妨害した。

 

(後ろかっ!それも2騎!)

 

矢の飛んできた方向で敵の位置と人数を瞬時に把握した怪物は振り返りざまに両腕のパーツを後ろの森にめがけて撃ち出した。

 

「残念・・・こっちだぜ」

 

怪物の己の背後に今まで感じたことのない尋常ならざる殺気を感じた。

 

「ウワアアアアアア!」

 

反射的に怪物は裏拳を放つもそこに敵の姿はなかった。

 

「ノロマめ、こっちと言ってんだろ‼」

(なっ・・・・・・!)

 

思考する間もなく怪物の脇腹に蹴りが命中した。

 

「はッ、英霊殺しと聞いて期待してみたがこれはとんだ期待はずれだなあ。」

 

ダメージで震える身体を起こす怪物に向かって、そのサーヴァントは挑発とも取れる言葉を放った。

 

怪物は今の攻撃で目の前のサーヴァントがどれほどの英雄であるのかを感じ取れた。

 

(今まで、サーヴァントと戦ってきたから分かる・・・このサーヴァントは黒のセイバー、赤のランサーと同格だ・・・・・!)

 

さらに後ろの森に隠れているもう一騎のサーヴァントも非常に厄介な存在である。

 

(大英雄ほどの殺気はないが、今にも俺を射抜かんとする眼光、そして正確無比な射撃、これは非常にまずい・・・・。)

 

どちらか一騎なら逃げる方法を考えていたが、瞬間移動に匹敵する速度を誇る英雄、針の目を易々と通すような弓の腕を持つ弓兵が同時に襲い掛かってくる、もはや逃走は不可能だ。

 

(今度こそラトラーターか・・・・いや森の木々が邪魔だ、ここはこいつでいくしかない・・・。)

 

怪物は姿を変える時と同じようにバックルの部分を真横に戻し、メダルをすべて抜き取っていく。

 

「気を付けろ!ライダー、さらに何かくるぞ。」

 

森の中から声がした。

警告をしてるだけで矢を放たないのは彼らの余裕の表れである。

 

(ライダーでこの強さか・・・・相当な大英雄とみた、アーチャーは言わずもがな、セイバーもおそらく相当な実力者だろう・・・・。)

 

ライダークラスは基本的に乗り物か馬に乗った状態で戦闘を行う。

騎乗せずに戦闘行為を行うことはライダーのサーヴァントにとって大きなアドバンテージを失うに等しい。

それを放棄してもなお、圧倒的な実力をこのライダーは持っていた。

 

「はっ、心配いらねえよ姐さん、アンタは他のサーヴァントの警戒をしててくれ。」

 

ライダーは自分一騎のみで怪物を制すと宣言した。

 

さらに怪物が次の力を解放するまで待つつもりである。

 

その間に怪物はメダルをすべて入れ替え、バックルを斜めに倒し黒色の物体を滑らせた。

 

『クワガタ!カマキリ!バッタ!ガ~タガタガタ・キリッバ・ガタキリバッ!』

 

怪物は2回目の形態変化を完了する。

戦いはまだ終わらない。

 

 




いかがでしたでしょうか?
怪物がこのムリゲーコンビに勝てるかどうかは次回のお楽しみに!
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