Fate/Apocrypha×仮面ライダーオーズ 日野映司の物語 作:バーラ18
今回が初のコンボのお披露目となります。
「わが愛によって塵になるがいい!」
振り下ろされたバーサーカの大剣を怪物は跳躍して何とか躱す。
「セイヤアッ!」
お返しと言わんばかりに怪物は自慢の蹴りをバーサーカの顔面にお見舞いする。
「フハハハハ!その程度か圧政者よ!」
「ぐっ!何!」
バーサーカは怪物の蹴りをもろに食らったはずが、血の一滴も流さず不気味な笑みを浮か
べながら怪物の足を潰れんばかりに左手で握った。
「ではこちらの番である!」
バーサーカは怪物の足を掴んだまま周囲の地面に何度も何度も叩きつけ終いに近くの巨木に向かって投げ飛ばした。
怪物の身体は巨木の幹をへし折り、さらに後ろへと飛ばされ、岩に叩きつけられた。
(あっ・・・・・・・ぐう・・・・まずい・・・・・、ルーラーはまだか・・・・・)
昼に戦闘はあきらかにルール違反なのでルーラーが全力で駆けつけてくるはずではある。
さらにバーサーカは自制を行わず全力全開で戦闘を行うクラスであるかつ、怪物が森林にやって来るまでずっと実体化していたので本来ならばもう魔力切れになってもおかしくはないと怪物は計算していた。
しかし、ルーラーがやってくる気配はなく、バーサーカも魔力切れで疲労が出てくるはずなのに未だ不気味な笑みを浮かべながらこちらへ近づいてくる。
(やるしか・・・・ないか・・・・バーサーカは絶対に手加減はしてこない・・・・・)
怪物は切り札を一枚切ることを決意した。
(ラトラーター・・・・・いやこいつは攻撃をスキルか宝具で吸収している・・・・・タイマンな状況かつ一瞬で決めるには・・・・)
「ハハハハハ!何とも脆いな、圧政者よ!」
バーサーカは敵を痛めつけて満足したのか余裕の足取りで怪物に向かって歩を進めていく。
(ッ・・・・!今だ!)
怪物は瞬時にベルトのバックルを真横に戻しメダルを全部抜く。
そして今度は白銀に輝く3枚のメダルをベルトに差し込む。
怪物は立ち上がりながら再度バックルを斜めに倒し、ベルトの右に取り付けられた黒色の物体を右手に握り、ベルトのバックルに沿って勢いよく滑らせた。
『サイ!ゴリラ!ゾウ!サッゴーゾ・・・・・サッゴーゾ‼』
怪物のベルトから声と、そして重厚そうな音楽が森林に響き渡る、同時に身体にも変化が表れた。
体色は赤、黄、緑から全身白一色となり、複眼は緑から赤に、頭にはサイを思わせる大きな一本角、両腕はゴリラのように太く、足はゾウのような重みを漂わせていた。
「ほう・・・・?さらなる圧政を私に敷こうというのか、いいだろう!わが身を以てその傲慢を打ち砕こう!」
さすがのバーサーカも怪物の変化に気づき、即座に大剣を振りかぶった。
刹那―――――怪物の剛腕から繰り出されたストレートパンチがバーサーカの顔面をとらえ、さきほどとは逆にバーサーカが大きく吹き飛ばされ岩に叩きつけられた。
「第2ラウンドだ、バーサーカ」
状況は完全に逆転した。
いかがでしたでしょうか?
戦闘はまだまだ続きます。
楽しみにして下さい。