悪魔の囁き   作:MothShine

2 / 2
2話目です。


2話

カランコロン

俺の大事なコレクションが人質に取られしょーがなく久々にギルドにやって来た。

「おお〜カズマじゃないか。珍しいなギルドに来るなんて。明日は雨か?」

ギルドに入るなり冒険者仲間にそう言われる。

「おいおい、俺ほど真面目に働いているやつはそうはいないぜ?」

なんせ、魔王軍幹部も倒しちまうんだからなぁ!

「ねぇねぇ、めぐみん。カズマさんがまたおかしいこと言ってるわよ。」

「アクア、そっとしておきましょう。頭がおかしいのは前からですよ。」

あいつら聞こえてないとでも思っているのか?

これは、お仕置き(スティール)が必要なようだな。

俺は、手をワキワキさせめぐみん達の方へ近づこうとしていた。

「やっと、来たか。まさか、カズマが来るとはな。」

そう言いながらダクネスが近づいてきていた。

どうやら、あいつらは助かったみたいだ。

「俺だって、たまにはクエストに行くときぐらいあるさ。」

俺は、そう言いながら振り向いた。

「ほぉー、めぐみんが大丈夫だと言っていたが、どんな弱みを握られているんだ?」

ドM変態クルセイダーの癖に鋭いじゃないか。

俺が何とか誤魔化そうとしていた時だった。

「カズマさんったらね、隠し物をしているみたいなの。」

アクアがニヤニヤしながらそんなことを言う。

駄女神めなんてことを言いやがる。

「その隠し物って言うのがね〜…」

くっ、神様、仏様、エリス様、誰でもいいので助けてください!

そう思った時、

「カズマはゲーム機なるものを紅魔の里から持ち帰っていたのですよ。」

「え!?」

「え!?」

思わぬ人から助けられ俺は驚いた。

「なんで、カズマまで驚いているのだ?」

「そ、それは…」

「カズマは紅魔の里から取ってきたことは知らないと思っていたから驚いてしまったんですよね?」

「あ、ああ、まさかそこまでバレているとは思わなかったから驚いたんだ。」

「ほぉー、そうか。」

ダクネスは、疑わしそうにこちらを見ていたが納得はしたらしい。

「ところで、アクアはなんで驚いたのだ?」

「そ、それはね…」

ダクネスとアクアが喋っている間に俺はめぐみんに疑問に思ったことを聞いていた。

「なぁ、めぐみん、さっきは助かったがなんで助けたんだ?」

「カズマの性癖や弱みは私だけが知っていたかったんです。」

めぐみんは、ちょっとだけ頬を赤くしながらそう言った。

こ、これは好きということでいいのか!?

いや、まてこれまでもそうだ、期待させるだけで結局何もないのだ、期待はしないと誓ったはず。

気をしっかり持つんだ!

俺は、自分にそういい聞かせ、

「そ、そうか。」

と、だけ言いめぐみんから離れ、ダクネスに話しかける。

「ところで、ダクネスはクエストを選んでくれてたんだよな?何にしたんだ?」

「ああ。これなんかいいと思うんだ!」

アクアとの話を辞めて目をキラキラさせて選んだクエストを教えてくれた。

その内容は、

《近隣に現れたローパーの調査または討伐》

と、言うものだった。

「私は、カズマ達を庇うためにローパーの攻撃を受けるのだ。そしたら、囚われてしまい、あんなことやそんなことをされてしまうのだ!」

いつも通りウチのクルセイダーは頭がおかしいらしい。

「とりあえずこれは、却下だな。」

アクアとめぐみんも頷いているのでいいだろう。

「なぁ、ダクネス、他にクエストはなかったか?」

「鎧の中に触手を入れて何をする気だ!そ、そこはダメだ。ハァハァ…。」

まだ、妄想をしていたらしい。

「とりあえず、この変態は置いておきクエストを決めに行こう。」

俺たちは、ダクネスを置いて掲示板へと向かう。

「放置プレイとは中々やるではないか、ハァハァ…。」

あんな変態はさておきサクッとクエスト決めますか!

 

 

 

 

 




読んで頂きありがとうございます。
まだ、肝心の部分に入るには時間がかかりますが、気になると言う方は是非お気に入り登録お願いしますm(_ _)m
不備などがありましたら遠慮なく教えて下さい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。