俺は、日本の田舎で暮らしていた。平々凡々と漫画やゲームをしながら、つまらない日々を過ごしていた。
あの日までは
その日、珍しく外に出て友達の家に遊びに行った。いつもと変わらない普段と同じ道だった。いつものように歩道を歩きながら向かっていき、順調だった。ただ一つを除いて。その時僕はヘッドフォンをしながら歩いていた。
そう、後ろに急ブレーキをしながら突っ込んできた車に気づかないで。
僕はそのまま後ろに衝撃を受けて前のめりに引きずられて、死んだ。
次に目が覚めると暗い闇の中だった。体を満足に動かせず、目も明けられなかった。しかし不思議と周りは暖かく病院とは思えなかった。僕は暫くそこで眠っていた。暫くすると自分の意志に関係なく動いたのだ。するとだんだん自分の視界が明るくなり、そして
「うわぁぁぁん!!!」
僕は泣いた。それと同時に自分が赤子に転生したと分かった。
あれから五年。僕は五歳となり自分がどこに生まれたか聞いて調べた。どうやらここはブリーチの世界らしい。
最初は仕事で遠征に行くや救援やら聞いて警察かなと思った。しかし眼が良くになるにつれてみんなの服装が、和服なのと漫画でよく見たブリーチの死神が着る死覇装が見えたのだ。そして決定的だったのは虚《ホロウ》とよく言っていた。これが理解できた時は心の中でひゃほーい!とウキウキした。そして体も動かせるようにはなったものの付き人がいて庭ぐらいしか出られなかった。これでわかるようにおそらく貴族の家に生まれたと思う。だって庭がそれなりに広く家が立派だからだ。
次にここがどんな家でどんな時代か調べる必要があった。ここで問題が生じてしまった。
字が読めないのだ。そう、個々の世界は現実世界つまり現世とは年数がずれてしまっているため、崩し字や、古語が入ってなかなか読めないのだ。現代っ子の僕はなおさら読めなかった。それで今まで読めず悪戦苦闘していたが、僕が三歳の時から家庭教師に字を学び始めたのだ。
そこで字を一通り学びこの家についても学んだ。勉強して分かったことは、この時代は原作から七百年前だということ。最終章であった滅却師《クインシー》との最初の大戦から三百年しかたっていないからだ。これには流石に驚いてはいられなかった。此処まで時代が違うと知っている人物に限りが出てくるからだ。
そしてこの家は上鳥家という代々神官を務める中級貴族の家だと分かった。僕はここで四男となっている。現時点では不明だが、恐らく家督を継ぐのは無理だと思う。四男であること。上の兄たちがバリバリ元気なこと。そして四という不吉な数字持ち。流石に神官で四は縁起が悪いため、上が全員死んでもほかにも妹や弟がいるため、家督を譲ることはなさそうと手伝いの人たちが噂話をしていた。うちって子だくさんだな。奥さん何人もいるから当たり前か。因みにみんなとは仲いいよ。
まあ、結論としては多少は自由に生きれるってわけだ。それに、俺の進路は決まっている。
死神になることだ。先の大戦で死神が足らず人手不足が続いてるらしく、子供の多い貴族は死神になるための子供を出してくれと御触れがあったそうだ。因みに強制ではない。どの道この家で腐るなら死神になって大成したほうがいい。そう考え、僕は死神になるための勉強をすることに決めた。
後々この考え方が正解だと長い先の未来で知った。
セリフなくて済まん。次回から学校入るよ。