東方仮面時王異聞~Another Time Decade~ 作:放仮ごdz
今回は地上に到着したさとりディケイドと二人のアナザーライダーとの対決。楽しんでいただけたら幸いです。
妖怪から人里の人間を守る博麗の巫女が、厄災に触れられて怪人と化した。人里の守護者も親友を庇って死んでしまった。誰も守る人間がいなくなった人里は狂乱の渦だ。みんな、家に閉じこもって厄災が過ぎ去るのを待っている。最近、怪人を倒す怪人が現れたという噂を聞いたけど所詮は怪人、私達を守るとは思えない。
誰かがみんなを守らないと。そう意気込んで、よく人里に人形劇をしに来る顔見知りの人形師のお姉さんを捜して魔法の森に入ったのだが、駄目だった。そもそも魔法の森とは一部の物好きしか住んでいない、人間を襲う妖怪たちと、厄災が来てから棲みついた怪人達の巣窟。一人で入ってきた人間の女子供など格好の餌だったのだ。
そして、命が失われるかという瞬間、周りの人食い妖怪と怪人たちが制止した。いや、空中を舞う葉さえ静止していた。まるで時間が止まっているかのように。
「…え?」
「――――私は弱者の味方だ。強者に蹂躙される弱者を救う王を志す者だ」
その言葉と共に、妖怪達を押しのけながら姿を現したのは、頭に角を生やした女性だった。鬼だというのはすぐにわかった。だけど、この状況に、その言葉に、惹かれていた私は警戒心を失くしていた。
「私は強者に支配されるこの幻想郷に叛逆する。立場を逆転させてやるんだ、弱き者が何者にも脅かされることのない世界にする、そのために私が王となる!強者どもにさらに力を与えて自滅させるのも一興と考えたが…気が変わったよ。弱者を救いたい、そう心から願う人間もいるんだな?」
「う、うん…慧音先生は死んじゃった。巫女さんはもう頼れない。でも、誰も私達を守ってくれないからって諦めるのは間違ってると思う。私は何もできないけど、でも人形師のお姉さんなら…!」
「だが残念なお知らせだ。お前の希望である人形師は既に堕ちたぞ。あそこまで孤独心が強い奴とは思わなかったがな」
「そんな…」
その人の語った言葉に、私は絶望の表情を浮かべて項垂れる。…やっぱり、人間じゃない人に助けを求めたら駄目なんだ…でも、それなら…!
「私は、どうすればいいの?みんなが犠牲になって行くのをみすみす見逃して自分だけでも生き延びろとでも?そんなの、できるわけがない!」
「ああそうだ、だからお前に戦う意思があるのなら私が力をくれてやろう。だがわかるな?貧弱な人間のままじゃあ、妖怪にも怪人にも敵わない。お前に人を辞める覚悟があるというのなら、契約しろ。修行も努力もせずに力を手に入れるのは間違っていると思うか?いいや、違う。正しい願いと志を持っているなら、それこそ力を得ていいはずだ。なあそうだろう?」
≪ヒビキ!!≫
懐中時計の様な物を手ににやりと笑みを浮かべるその人は、その言葉に臆してしまって何に言えなくなってしまった私に気付いたのか否や、懐中時計を私の胸に突き出してきた。懐中時計はすんなり私の胸部に入り込み、そこから飛び出してきた黒い繊維に包まれた私は悶え、苦しむ。視界に映った黒い繊維に包まれた両腕が異形と化し、目線が上がって行く。体が燃えるように熱い。頭が割れる様に痛い、覚悟も何もない、鍛えてもいない私じゃ堪え切れないよ…!?
「ッ…ガアァアアアアアアアッ!!!?」
「なんてな?意見は求めん、今日からお前が響鬼だ。私が王となる糧となれ!」
時間が元に戻り、その人は姿を消していて。襲いかかってきた妖怪たちを、私は抗えない破壊衝動のままに手にした二つの棍を振り上げると先端に炎が燃え上がり、荒々しく次々に叩きつけると妖怪たちは炎上して苦しみながら消滅。続けて襲ってきた、絵巻でよく見る河童の様な怪人も一撃で粉砕、猫のような怪人は咄嗟に口から噴き出た炎が消し飛ばす。私は頭痛に苛まれながらその光景に歓喜した。この力なら、悪い奴らを根絶やしにできるのだと。
「妖怪を根絶やしにしてやる…!」
その時私は、当初の目的はすっかり忘れていて。燃え上がる殺意のままに二本の棍を振るった。
1人の少女が鬼へと変貌したその数時間後。空中を飛んで地上への道を一気に駆け抜けたさとりは、妖怪の山の麓にある地上の出入り口にて、厄災襲来以前と変わらず広がる青空を見て溜め息を吐いていた。友人に襲われたこともあり、変わらないものに安堵したのだ。
「さて、無事(?)に地上に出れたわけだけど。道中、こいしやお燐たちの手掛かりが全く掴めなかったことが気がかりね。厄災の言い分だとこいしもアナザーライダーにされた可能性が高いけど、お燐たちは何で行方不明に…」
気になるのは、旧都の鬼たちどころか住人が一人残らず姿を消していた件だ。地上へ向かう道にも人っ子一人いなかった、地霊でさえもだ。唯一残っていたパルスィが何か知っているのだろうが、時間が惜しくて一度地上に出てしまったため、このまま進むことにした。
「…しかし博麗神社も今やほとんど機能してないだろうし、賢者もどこにいるか分からない。人里は混乱の渦だと聞いたし………どこ行けばいいのやら」
手がかりを求めて地上に出たはいいが、行く先を迷って頭を抱えるさとり。こいしがよく立ち寄るという紅魔館か、それとも手がかりを探すために事件が起きた場所である人里か。厄災を見つけられればそれが一番早いのだが、と悩み続けていると。
「ねえ…」
「うん?」
背後から話しかけられ、振り返るさとり。そこには、乱れた前髪で顔が見えない、動きやすいように丈が短い萌木色の着物と素足に草履を身に着けた幼い少女がいた。気配からして妖怪ではなく人間だ。見た目だけなら少女であるさとりの同世代ぐらいだろうか。人間の齢にして十一ぐらい、しかしこんな場所にいるのは妙だとすぐに気付き、その手に握られた見覚えのある懐中時計が起動されるなり咄嗟にディケイドライバーを腰に巻いた。
「貴女、妖怪でしょ?」
≪ヒビキ!!≫
「ッ!?」
少女はアナザーウォッチから溢れた黒い繊維に包まれ、パルスィと同じようにその姿を成人男性大の怪物へと変貌させる。アナザーカブトとは異なり、両肩に金の鬼瓦を模した肩甲を装着し、腰には太鼓を模したバックルが供えられた茶色い革ベルトを着け、仁王像を思わせる下着を履いている、両腕だけ赤く染まった紫色の屈強な肉体に、鋭い牙が生え揃った赤で彩られた顔の模様と額から生えた二本の角は鬼を思わせるが、その奥に人間の目と口、短い後ろ髪が存在しておりまるで鬼の面を被っている様にも見える。灰色の羽衣で上半身を隠してはいるが、背中に縦書きで2015と刻まれており胸の中央に縦で描かれた「HIBIKI」の文字ははっきりと見え、自らの名を誇示している様にも見える。
頭の中に流れてきた名前「アナザー響鬼」を認識した直後、肩甲から抜かれた二本の棍から放たれた炎がさとりを包み込んだ。
「ハハハハハッ!あっけないな妖怪!今度はお前たちが狩られる番なのだと思い知れ!」
「…妖怪でもその力に溺れるというのに、ただの人間がそんな力を使えば溺れてしまうのは必然ね」
≪カメンライド・ディケイド!!≫
高笑いするアナザー響鬼の眼前で、炎を薙ぎ払いながら姿を現したディケイドはそのまま開いたライドブッカーから取り出したカードをバックルに装填、ライドブッカーを取り外してガンモードにして突き付けた。
「姿を変えたな、そっちの姿の方がらしいぞ妖怪!やりやすい!」
「あら。変身前じゃ殺す覚悟もできないのかしら」
≪アタックライド・ブラスト!≫
「そんなものォ!」
すると銃身が分身して威力の上がった光弾の雨が放たれるが、アナザー響鬼は二本の棍に炎を纏って突進。でたらめに棍を振るって光弾を弾き返し接近してきて、そのまま叩きつけてくるが、咄嗟にライドブッカーをソードモードにしたディケイドは防御と同時に蹴りを入れて距離を取り、以前異変が起きた際に自らと戦った少女のスペルカードを頭に思い浮かべて手を突き出した。
「想起【マスタースパーク】!」
「ッ!?」
再び殴りかかろうとしていたアナザー響鬼は、ディケイドの右掌から放たれた極太レーザーを真面に浴びて吹き飛ぶも、決定打には至らなかったためかすぐに起き上ってきた。その目には憎悪が宿っており、アナザーライダーの心は読めないとはいえディケイドを怯ませるには十分だった。
「やってくれたな妖怪ぃいいいいいっ!」
「なんでそんなに妖怪を目の敵にしているのかは知らないけど、私も妹を見つけるまでは負けられないの。ネタは割れているし一気に決めさせてもらうわ」
そう言ってライドブッカーを開いて取り出したのは、アナザー響鬼とよく似た姿の仮面ライダーが描かれたライダーカード。ディケイドライバーのハンドルを引いて現れた投入口に差し込み、ハンドルを押し込んで装填。突如紫色の炎に包まれ、右腕を振るって炎を掃うとその姿を変えていた。
≪カメンライド・ヒビキ!!≫
その姿は、むしろアナザー響鬼の方が仮面ライダーに思えるすらりとした異形だった。筋肉質なマジョーラよりの紫色の肉体に、甲から短く爪が伸びた赤い両腕。いたるところに付けられた銀の装飾。どちらかというと怪人よりだが、鍛錬により鬼の力を得て、魔化魍を退治する音撃戦士の一人で列記とした仮面ライダーの一人だ。鍛え抜かれた肉体は、アナザー響鬼の仮の肉体より洗練されていた。
「私が響鬼だ!妖怪を根絶やしにする力を、妖怪のお前が使うなあ!」
「まあ正論ね。でも、鍛えてもいない。覚悟も無い。力に流されているだけの貴方が名乗れるほど軽い名前でもないわ」
≪アタックライド・オンゲキボウ レッカ!≫
ディケイド響鬼は腰から二本の音撃棒を抜いて先端に炎を纏わせ、アナザー響鬼も二本の棍に炎を纏わせ、同時に火炎弾を発射。アナザー響鬼の眼前で激突し、大爆発が起きて双方吹き飛ばされて地面に転がった。アナザー響鬼はダメージに呻きながらも立ち上がり、ディケイド響鬼はダメージが少なかったのかぴんぴんしている。
「私がみんなを守るんだ……!」
「だったら妖怪狩りなんかしてないでアナザーライダーを狙いなさい…これで終わりよ」
最後の抵抗か口から放たれた鬼火を軽く避けたディケイド響鬼が、とどめのカードを装填しようとしていたその時だった。
ジャラララララララララララ…
どこからともなく聞こえてきた不快さを感じさせる金属音に、動きを止めて周りを警戒するディケイド響鬼。対してアナザー響鬼は落ち着かないようにぶんぶんと顔を周りに向けて怯えたように二本の棍を握りしめて後ずさる。その行動に疑問符を浮かべるディケイド響鬼は、自らに差した影に思わず見上げて、音の正体に気付いた。
そこにあったのは、大量の銀色のメダルで形成された球体。まるで、闇を作る妖怪ルーミアが能力を使用した際の闇の球体の様なそれは、生きているかのように空を蛇行し、二人の間に落ちてくると同時にメダルが分解、周囲にぶちまけた。津波の様にメダルの山が二人の足元に流れ、少女は姿を現した。
「アナザーライダーは助け合いよねえ!?」
「霊夢さん!?」
メダルの球体の中から現れたのは、さとりの知り合いである幻想郷を守る博麗の巫女、博麗霊夢その人だった。しかし巫女服はぼろぼろで、袖が無くなってノースリーブになっており、リボンも無い髪を乱雑に伸ばしているその表情は笑みの形で固まっており不気味だ。そしてディケイド…さとりにはその心が読めてしまう。
巫女でありながら我欲に生きているのが博麗霊夢だった。しかし今、その心にあるのは深い後悔と悲しみと怒り、絶望とやるせなさ。さらに記憶まで読んだことでさとりは知った、知ってしまった。妹を襲った厄災の光景を。
「こいしは…死んだ?霊夢さんの、目の前で…?」
「あら。誰かと思ったら貴女、さとりか。そう、知ってしまったんだ?貴女の妹は不幸にも死んだ。厄災って言う理不尽に遭ってね。楽して助かる命は無いわ、どこも一緒よ」
「どの口がそれを…!」
怒りのままに音撃棒から火球を放つディケイド響鬼だったが、霊夢の右手の指が動くとそれに追従してメダルが動いて壁を作り防御、火球により吹き飛ばされぶちまけられたメダルの雨を浴びながら霊夢は狂笑を浮かべる。その姿に、壊れてしまったのだとさとりのどこか冷静な頭が悟った。
「こいしを救えなかったことは、人里の人々をまるで守れなかった私は、博麗の巫女でありながら何もできなかった自分自身を責めたわ。でも、過ぎたことはしょうがないと割り切ることにした。するしかなかった。だから私は手を伸ばすことにしたの、貴女の妹や人里の人間って言う犠牲を無駄にしないために。手が届くのに手を伸ばさなかったら死ぬ程後悔するでしょ?ええ、私は心が死ぬほど後悔したわ。だから伸ばすのよ、この手をね!」
≪オーズ!!≫
懐から取り出され、起動されたのは“この”ディケイドの記憶には存在しないライダーの力。黒い繊維に包まれた霊夢が変貌したのは幻獣キメラの様な怪人だった。憤怒の表情を浮かべた緑の複眼を持つ、後頭部から生えている翼が垂れた赤い鷹の頭部、巨大な鋭い爪を持つ黄色い虎の腕、昆虫の節足の様な緑の飛蝗の脚。首元には白い羽毛が襟巻の様に存在し、信号機のランプを思わせるバックルのベルトが付けられ、それぞれの色の鷹虎飛蝗が描かれた巨大な輪の中心に「OOO」が描かれた胴体がその名を表していた。また、背中の金属のヒビ割れた黒いプレートには2002の年号が刻まれている。
見た瞬間に頭に流れてきた名前は「アナザーオーズ」。緑の目の奥に在る霊夢の瞳は、ギラギラと欲望で輝いており、ディケイドが知らないライダーという存在がさとりに焦りを生み、次の瞬間文字通りその右手が伸びてきて頭部を掴まれてしまう。
「貴方も私の欲望となりなさい!」
「これは…!?」
アナザーオーズの右手に触れた箇所から銀色のメダル…セルメダルへと変わって零れ落ちて行って仮面が崩れていき、響鬼の変身が解けた瞬間にディケイドはライドブッカーソードモードでアナザーオーズの腕を切断。ギリギリ間に合い、アナザーオーズの魔手から逃れたディケイドはバックステップで後退すると、信じられない光景を目撃する。
「やってくれるわね…無駄だけど」
「そんな馬鹿な…」
伸びてきた右腕を確かに切断した、はずだったのだが…アナザーオーズは意に介さず斬られた箇所をメダルの山に突き出すとメダルが集束して右腕が復活。思わず反則だろうと唸っていると、飛蝗の跳躍力でディケイドの背後に降り立ったアナザーオーズの爪による攻撃を咄嗟に横っ飛びして回避。ライドブッカーで斬り弾いて距離を取ると仕切り直しすべく腰に戻したライドブッカーからカードを取り出して装填。ライドブッカーをガンモードにして、アナザーオーズとの間に10枚のエネルギーカードを出現させると引き金を引いた。
≪ファイナルアタックライド・ディディディケイド!!≫
「ディメンションブラスト!」
放たれた光弾がエネルギーカードを通るたびにエネルギーが蓄積されて大きくなり、巨大な光弾がアナザーオーズを撃ち抜いて爆散させ、メダルの雨が舞い散る。しかしそれでも、前回のアナザーカブトが復活する時の様にメダルが集束してアナザーオーズを形作った。やはり該当するライダーの力がないと倒すのは難しいらしい。
「そんなもんだったかしら。貴女の想起には苦労させられたのだけれどね、弱くなったんじゃないの?」
「くっ…地上に出たばかりだというのに、これはまずいか…」
呆れた様な声で嘲るアナザーオーズに、逃走するべく策を巡らせるディケイド。すると、予想外の事態が起きた。
「みんなを返せーっ!」
アナザーオーズが「助け合い」だとのたまっていたアナザー響鬼が、背後から襲いかかったのだ。しかし棍の一撃は複数のセルメダルに分裂したアナザーオーズに当たることはなく。背後で実体化したアナザーオーズに組み伏せられたアナザー響鬼は意識が薄れたのか、ダメージが限界を迎えたのか変身が解けてしまった。憎しみと怒りに満ちていた少女の顔は絶望に染まり、さとりはその心を読んで知る。この、メダルの山の正体を。
「不意打ちしたいならせめて叫ばない事ね?まあいいわ、貴方の手も掴んであげる。貴女の友達と一緒よ?」
「そんな、いやよ、いや、いや、いや!」
そう言って右手を顔に近づけると、少女は自分の末路を幻視したのか恐怖のあまり顔を青ざめて泣き叫び、頭をぶんぶんと振るって少しでも逃れようと試みるが、抵抗虚しくアナザーオーズの右手は少女の顔に触れていて。
「いや…やだ、やめて…!嫌ぁあああああああっ」
少女の断末魔と共に、新たに築き上げられたメダルの山と、嬉しそうにそれを掻き集めて抱えるアナザーオーズにさとりは戦慄するのだった…。
ーーto be next another time
アナザーオーズ回に見せかけたアナザー響鬼回と思わせてのアナザーオーズ回でした。題名の強欲な王様は少女をアナザー響鬼に変貌させた自称叛逆する王様とのダブルネーミング。
厄災とは別にアナザーライダーを生み出している謎の女性。時間を止めたりとスウォルツみたいなのはご愛嬌。地霊殿直後に当たる今回では絶対出てこないはずの原作キャラですが、原作よりも先に手段を得たため表に出て来ました。こんな感じに地霊殿後のキャラもちょくちょく出ます。
アナザー響鬼に変貌した少女。人里に住む、慧音に感化されて正義感溢れる普通の女の子です。一応名前はありますがおいおい。響鬼のアナザーということで、「鍛えておらず何の覚悟も持たない弱き者」ということで人里の人間を抜粋しました。手段と目的が見事に入れ替わってます。
想起もしっかり使えるさとりディケイド。むしろこれが強み。妹が死んだと知っても激情体にならないけど、どちらかというとなれないが正しい。
狂いに狂って歪みきった博麗霊夢。原作の映司をひどくした状態で、変身しなくてもセルメダルを操るなどほとんどグリード化してます。霊夢の「周囲から浮く」という特性のせいですね。手を伸ばすという欲望からガラみたいに伸ばせるように。完全体ガメルの如く触れた物をメダル化する能力も。現時点で最強クラスのアナザーライダーです。元ネタは結局書ききれなかった過去作「novel大戦」の暴走霊夢です。
次回はアナザーオーズから逃れたさとりに襲いかかる新たなアナザーライダー。VS…?次回も楽しみにしていただけたら幸いです。よければ評価や感想、誤字報告などをいただけたら嬉しいです。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。むしろ感想くださいお願いします。