本音「冗談じゃないよおりむ〜、現状で性能は100%出せるよ!」 作:原作愛が足りぬわ!
恐らくこれを最後に本当に不定期投稿になると思います。
一夏「白式は現状で性能を100%だせる!偉いやつにはそれがわからないんだよ!!」
本音「おりむー?」
一夏「気休めかもしれないけど、のほほんさんならきっとやれるさ!」
本音「あの…おりむーが乗るんだよね?」
一夏「頑張れ!のほほんさんならできる!」
本音「でも、射撃兵装がないけど…?」
一夏「じゃぁ俺は高機動カスタムした打鉄に乗るから…。」
本音「ちょっと待って…この…零落白夜…って私にも扱えるの?」
一夏「のほほんさんの実力は未知数だしな、保証できるわけないよ。」
本音「おりむー?流れに任せて私に押し付けようとしてない?」
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本音「やっぱり射撃兵装いりますねこれ。」
千冬「なんで一夏にお披露目する直前でそんなこというんだ…。」
山田「もうオルコットさんとの試合まで五分も無いのに無理ですよ…。」
本音「おりむーの実力じゃどうせ射撃兵装あっても代表候補生に勝てるかわかんないしいいかなって…。」
山田「というか布仏さんは白式の担当整備士か何かですか?」
本音「細かい事気にしてると恋人できませんよ?」
本音「まぁおりむーも政府の命令で白式を押し付けられただけだししょうがないですよね。」
本音「さっさと渡してください。」
本音「言い訳無しで言わせてもらうとブレードオンリーって実際はクソでしかない使い勝手ですから相手がよっぽど油断しているか飛び道具の乏しい機体でもなきゃまともに近づけさせてくれませんね。」
千冬「フランス娘辺りに引き撃ちされまくって負ける弟の姿が見える…。」
山田「もうちょっと庇える所ないんですか…。」
本音「1話辺りから散々言いましたけど素人に乗せるにしても飛び道具無しでアーマードコアみたいな戦いやらせるとか普通に嫌がらせだと思いますね。」
千冬「もう今更だし、『暮桜の後継機』とか言って渡せばあいつ喜んで受け取るんじゃないか?」
山田「先輩?弟の織斑くんの護身用の機体でもあるんですよ?」
千冬「私も色々言い訳考えたんだが、対艦ライフルのないヅダとか両腕のないジュアッグとか、泳げないゴッグとかとかもうどうしようもねーなって…エースパイロット乗せるならまだ話は分かるが、これド素人に与える機体なんだろう?」
山田「もういっそ白式は送り返して機体は届きませんでしたって言います?織斑先生が言えば誰も文句言いませんよ。」
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本音「射撃兵装付けられないから追加予算ちょーだい?」
一夏「試合開始前の土壇場で俺に言うことじゃないんじゃないかな…。」
本音「やっぱりミサイルだけでも必要だよ、だから打鉄弍式のミサイル持ってきたけど取り付け工事に予算足りないから。」
一夏「俺にそんな権限あると思う?」
本音「なんの為にブリュンヒルデの弟に話しかけてると思う?」
一夏「はっきり言うなぁ…」
一夏「あれ?今さらっと他の人の専用機の装備パクってきてない?」
本音「星の屑作戦も鹵獲機ありきの作戦だし。」
一夏「今は戦時中じゃないんだけど…。」
本音「降伏してなきゃ戦争は終わりじゃないから…。」
一夏「予算以前に時間が足りないだろ、オルコットさんもうアリーナに出てるからな?」
一夏「だいたい射撃兵装付けたところでオルコットさんに当たらないって前回話しただろ?」
本音「枯れ木も山の賑わいって言うじゃん、おりむーもトリガーハッピーしたくない?…したくない?」
一夏「そもそも訓練も無しに飛び道具が当たるわけないだろ…。」
本音「数打ちゃ当たる戦法ってのもあるし、なんならアトミックバズーカみたいに直接当でなくても大ダメージ食らわせられるの付けるから…。」
一夏「そんなもん付けて何と戦うんだよ過ぎる…。」
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セシリア「(中々来ませんわね…)」
セシリア「(まさか試合放棄とか…なわけありませんよね…)」
セシリア「(よく見ればピットに機体届いてるじゃありませんか…。何くっちゃべってますの…?)」
セシリア「(まさか機体に不満があって乗りたくないとかダダこねてるわけじゃないですよね…?)」
セシリア「(そうだとしたら気持ちはわかりますが政府がわざわざ用意した機体に実力も権力も無い輩が拒否できるわけないでしょうに…。)」
セシリア「(一向にアリーナに来る気配ありませんけどひょっとして私、忘れ去られてませんこと?)」
セシリア「(よく見たら織斑先生とかもこっち見ないで一夏さんの方見てますわ…傍観してる暇あったら来るように言ってくださいまし…。)」
セシリア「(そういえばクラス代表決める時物凄い発言をしてしまいましたがあれって国際的にアウトなのでは…。)」
セシリア「(まぁ、あれだけの事を言ったのですからお咎めなしなんて事は無いでしょう、自分のしでかした事はちゃんと責任を取らなければ…)」
セシリア「(最悪退学…よくて候補生から外されても文句言えませんわね…あんな事言う小娘をまさか専用機持ちのまま何もしないなんてありえませんわ。)」
セシリア「(…………本当に来ないですわね…待ちくたびれたしピットに戻ってもいいかしら…。)」
「そなたは駄作の尻尾だな…」