ドラゴンクエストⅫ〜悪の月華と覇王の英雄 作:エボリューション・システム
お恥ずかしいながら、キャラの台詞が全然知りませんのでその……うん。すみませんでした
ゲマとの戦いに勝った日から3日、随分と早く2人が何故かやる気を出して俺の部屋で特訓をしていた。
最近でもよくわからないけれども、絶対に1回だけは顔見て、晒したりしている2人、まるで昔のカグヤと同じような赤い顔をしている。今のカグヤも、変わらないで隠れて赤くしているけど…。
次に、刺客を送り込むことにしたのは少し残念なコンプレックスを抱いているウサギ、“オボロ”に指定した。
他の女幹部と比べて知力で勝負するタイプだから、負ける事も少し困るけど…面倒なうるさい奴だからな。
「あれ?いつの間にか心配している?」
負けたら最悪なのに何故か勝ってほしいと頭の中で思い浮かぶ。
……まあ予想通り、負けたよ。どうやってって?
簡単だよ。____だって、
結界無力化されただけで焦って負けるって、あのエファナティカでは無いのに、何で壊れたのに第2第3の作は無いのかよ。
「(さてと、いつものあれは飽きてきたし。いつも以上のきついやつにするか)……じゃあ仕事2倍、2ヶ月頑張れ。ちなみに2倍は俺の仕事全部やれ、あとチクリなしな」
「はぁ!?どうしてウチがあなたの仕事をしなくちゃいけないのですか!?」
「1番キツイお仕置きは仕事が増える事だと思うよ。じゃあ頑張れ、そろそろやりたい事があるからさっさと出て行け」
そんで俺はオボロを追い出した。
「さてと、やるか。サンチョ」
『はい、何でしょうかご主人様』
「サンチョ、並びにその部下、約11体を用意しといて。Ⅴの世界で好き勝手にやってくる。だけど俺1人じゃ出来ないから手を貸してくれ」
『なるほど、あの事件の時の。第5の主人公の親、パパスさんを救うためでございますね』
サンチョはお辞儀をし『かしこまりました』と頭を下げた。
「すぐに開始する。出来ればすぐにだ」
墓の前で胸に十字を切って、手を合わせて祈る。
それから、墓を掘り起こす為、サンチョの部下達にも手伝ってもらった。
パパスと思われる亡骸を掘り出し、俺はふくろから大量の【エルフののみぐすり】を取り出す。
大体保険の99×99=9801 サンチョと部下にも手伝ってくれた。
……死後11~2年経過していて、そこまで時間を巻き戻すのは、いくら俺のチートMPでも無理。
だが、分身で数を多く作り、やるのは簡単。そして、皆と顔を見合わせ頷き合い
悠一「サンズ・オブ・タイム!」
パパスを復活させる呪文を始めた。
1時間経過で終わった
周りにはエルフののみぐすりの空瓶が何本も落ちている。
サンチョと部下は俺に付き合い気を許さずにいて、さすがの俺も「半分俺のMPが尽きそうになると「次」の一言でのみぐすりを口に運んでくれていた。
その時に俺はサンチョと部下……いや、サンチョ達に感謝した。
その姿に俺は「(やばいな)」と目を閉じながら、亡骸にサンズ・オブ・タイムを掛け続けた。
更にパパスは生前の姿に戻った所で、ダモーレで死んで間もない状態である事を確認して、サンチョ達に御礼を言った。
「ありがとう。助かったよ」
『いえいえ、ご主人様の為ならなんでも行います」
「……そうか。それじゃあ、やるか」
そして俺は、天を仰ぎ、パパスに十字を切り、
「『ザオリク』」
を唱えた。
すると、親父さんの顔や肌が赤身を帯びてきて、ムクリと立ち上がり、
パパス「・・・ここは 私はゲマに・・・君は??」
パパスは自分の身に何が起こったか理解出来てないみたいだったが、サンチョ達を見てファイティングポーズを構えた。
その時に皆の事を説明した。その時パパスはファイティングポーズを解いた。理解してくれてよかった。
「まあ、俺達の事はそんなに知らなくてもいいので。とりあえず、とある場所に案内します」
「とある場所?」
「そそ。とある場所」
外に出て頂いて『オクルーラ』で送った。
「さてと、感動の泣き話は興味はないから外で待とう。改めてありがとう皆。今皆送るよ。サンチョ、また明日頼む」
『いえいえ』
『『『『『私が力になれまして、こちらこそ』』』』』
サンチョ達を『オクルーラ』で帰らせた。
その後にⅤの主人公リュカがやって来た。
「カツマには何てお礼を言ったらいいのかわからない。僕に出来る事があるなら言ってよ」
実はリュカ達には(ビアンカの父は外す)この世界の説明と何者かを話した。勿論、実は『天空の勇者』は世界を救うのは確かだけど、本当の英雄、つまりこの世界代表の勇者はリュカだと話した。勿論2人もリュカも驚いた。
「とりあえず、色々手伝って欲しい事があるけど、まあそれはまたの機会。という事で。ですが、俺がゲマ達をを倒したとしても魔王ミルドラースを倒さない限り、この世界は平和にはならない。辛い事がたくさんあるかも知れないけど、君達なら乗り越えられる」
リュカきら数歩下がり
「なぜ“乗り越えられる”かだって?」
「『天空の勇者』じゃなくても、君は第5番目伝説の英雄なんだから!」
カツマはリュカに指を指して発言し『ルーラ』を唱え、拠点に戻った。
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