転生した俺はゲーム会社に就職した、だが、この世界は…… 作:北方守護
女性陣が話してる中、コウが近くにあったコーヒーを手に取って飲んだが……
「あっ、喉が渇いたからこれもらうね ゲホゲホ!何これ!?凄い甘いじゃない!!」
「すみません、八神さん、それ俺の奴です」
「え?……これって……焔地君の……ご、ごめんね間違えて」
「気にしないでください、間違いは誰にでもありますから コッチが八神さんのですね」
武昭は近くにあったコーヒーを渡すと自分の奴を受け取って飲んだ。
「ね、ねぇ……それって私が口付けたんだけど……気にしないの?……」
「別に気にはしないですね、それに
武昭は普通にコーヒーを飲んだ。
「ねぇコウちゃん、焔地君のコーヒーってそんなに甘かったの?」
「甘いなんてもんじゃないわよ!まるで濃い砂糖水を飲んでるみたいだったんだから!!」
「アキっち……
青葉だけは理由がわかってる様子だった。
「当たり前だろ?俺は
「ねぇ、それって何なの?」
コウは武昭がポケットから出した小瓶が気になっていた。
「コイツは蜂蜜に砂糖を混ぜて煮詰めた糖分エキスです」
「アキっちは昔から超甘党なんで、それを常に持ってるんですよ」
青葉と言葉にコウとりんが苦笑いを浮かべていると2人の女性が出社してきた。
1人はTシャツの上にパーカーを着てショートパンツの女性で、もう1人は黄色の髪のツインテールにロリータ系のロングドレスを着た女性だった。
「「おはようございます」」
「あら、おはよう、ちょうど良かったわ2人に紹介するわ 彼女は飯島ゆんさんで、彼女は篠田はじめさんよ」
「初めまして、今日からこの会社に入社した涼風青葉って言います」
「俺は焔地武昭って言います、これからよろしくお願いします」
2人が武昭が居た事に驚いて声を出したのを見たりんとコウは自分達もこんな感じだったのかと苦笑いして居た。
自己紹介が終わった後、武昭と青葉は自分の仕事場所を教えられていた。
「ここが2人の仕事場所よ コッチの方が青葉さんで、その隣が焔地君のよ」
「うわぁ……ここが私の仕事場所……」
「俺はここか……ちょっと下が狭いけどしょうがないか」
「そう言えばアキっちって学校の机も特別だったよね」
「違うぞ青葉、特別じゃなくて高学年用の奴を使ってたんだぞ」
「まぁ、それだけの大きさやったらしゃあないわな」
皆は武昭の体を見てどこか納得していた。
ちなみに武昭は自分が食べる物だけは超甘党だが
料理自体は超上手で高校の学園祭などで行列ができる程の腕前。