転生した俺はゲーム会社に就職した、だが、この世界は…… 作:北方守護
武昭と青葉は自分の席を教えられて少しすると就業時間になったので仕事を開始した。
「それで新人ちゃん達には何をしてもらおうかな……3Dの経験は?」
「あっ、私は絵以外は何も分からないんですけど……」
「俺も3Dはやった事は無いですけど、それ以外ならそれなりに自信あります」
「そう 分からなくても大丈夫だよ、なら青葉ちゃんはこの参考書の第1章をやる事
それで焔地君は……りーん、何をやらしたら良いかな?」
「そうそう言い忘れたけど焔地君は本来なら違う班だったのよ、けど席が空いてないからキャラ班にいるのよ だから、はい」
りんは武昭に数枚の書類を渡した。
「焔地君には、この場面での背景を作ってほしいのよ」
「うーん……このプログラミングのシステム内の言語からすると街中の昼と夜、それと森の中って所ですか」
「え?焔地君、見ただけで何処の場所か分かるの?」
「えぇ、俺はパソコンには自信がありますから……じゃあ始めますか」パキパキ
武昭は指を鳴らすと指示された仕事を開始した。
それからしばらくして……
「あっ……おはようございます……」
黒髪でポニーテールの女性が青葉の後ろの席に座った。
「(あの人が、あそこの席の人なんだ……)おはようございます!今日から入社した涼風青葉って言います!!」
「……滝本……ひふみ……」
「あの……滝本さんもキャラ班何ですか?……ひっ、ごめんなさい……」
青葉はひふみに睨まれて謝罪した。
「ハハハ、葉は初対面だから知らないけど、彼女は人見知りで恥ずかしがり屋なんだよ。
そうだよね?
「あっ……久し振りだね……
ひふみは武昭が来ても普通に話していた。
「え?アキっちって滝本さんの事知ってるの?」
「あぁ、朝に親戚の事を話したけどその親戚がふみ姉で俺の婆ちゃんの妹の娘さんの子供なんだ」
「うん……たっ君は私からすると……ハトコになるの……」
「へぇー まさか、ひふみんと焔地君が親戚だったなんて思わなかったな」
「まぁ、俺も知ったのは
「そうだったね……それよりも……たっ君は今、何をしてたの?」
「ああ、俺がしてたのはコレだよ」
武昭はひふみに自分がしてた仕事を見せた。
「そうなんだ……たっ君は背景班なんだね……」
「どれどれ、ふーん、もうここまで出来てるんだ」
ひふみとコウは武昭の仕事を見て感心していた。
「じゃあ、このまま続けて」
「はい、分かりました」
(うわぁ……アキっちがパソコン得意なのは知ってたけど、凄いなぁ……それに比べて私は……)
青葉は自分の仕事が進んでない事で自己嫌悪に陥っていた。
「(アキっちに聞けば教えてくれるだろうけけど……それなら昔と変わらないよね……よしっ!)あ、あの…ひふみ先輩……」
「ひっ!?な、何か、わからない事があるの……?」
「えっと、な、何でもありません!!」
青葉はひふみに何かを尋ねようとしたが軽く怯えられたので聞かない事にした。
そうして青葉が席に戻るとパソコンに八神からメッセージが送信されていた。
その指示に従って青葉はひふみにアドバイスをもらいながら仕事を進めた。
そんな中……
「ん?青葉からメッセージ?……んな?」
八神がメールを確認すると青葉からのメッセージだったが、それにはタメ口で絵文字が書かれていた。
「ふーんふーん、ん?八神さんからメッセージ……なっ!?」
そのメールを見た青葉は八神に呼ばれて叱られていた。
(全く……葉の奴は……多分、俺に迷惑かけると思って聞かなかったんだろうな)
武昭は、その様子を見て苦笑いしていた。
オリジナル設定。
ちなみに武昭がしてる仕事は、この小説でのオリジナルです。
武昭の母親とひふみの母親は従姉妹同士ですが、事情があり