転生した俺はゲーム会社に就職した、だが、この世界は…… 作:北方守護
青葉達が仕事をしているとお昼の時間になったので、ゆんとはじめの2人が青葉を誘っていた。
「涼風さん、お昼行こうか?」 「ウチもウチも」
「あ、あの、ひふみ先輩は……」
「ひふみ先輩はいつもお昼取らへんから……今日は行きますか?」
「ん……あの……(どうしよう……でも……)……あっ」
ひふみが、どうしようか考えてる最中に皆が昼食に行き誰もいなかった。
「せっかく、勇気振り絞ったのに……」
「あれ?皆どうしたんだ?」
「あっ……タッ君……もうお昼だから、皆は……食べに行ったよ……」
「あぁー……そんな時間だったのか……ふみ姉は行かないの?」
「アッ……わ、私は、もう家で食べてきたから……」
「そうなんだ……じゃあ、俺は近くの店で食べてくるよ……あれ?」
「おーい青葉 一緒にお昼でも……あれ?」
「あぁ、八神さん 葉だったら篠田さん達と一緒にお昼を食べに行きましたよ」
「そっかぁ……じゃあ焔地くんはどう?」
「えぇ、構いませんよ。俺もこの辺りはまだ慣れてないんで」
「よっし、じゃあ行こうか」
「あ……コウちゃん……たっ君は……
「んー?そうか、分かったよ」
八神は武昭を連れて昼食に向かった。
「大丈夫……だよね……?」
ひふみは、その後ろ姿を見て呟いていた。
会社の近くで……
「うーん、ひふみも言ってたけど……焔地くんて、そんなに沢山食べるの?」
「まぁ、普通くらいだと思いますけど……八神さんが良いなら、あそこのラーメン屋でも構いませんか?」
「あぁ、私は構わないよ、じゃあ行こうか」
武昭は八神と共にラーメン屋に入った。
昼食を終えて……
「ただいま、帰りました……あれ?アキっちはまだ帰ってきてないんですか?」
戻ってきた青葉は武昭がいない事に気づいてひふみに尋ねた。
「あ……お帰り……たっ君なら……八神さんと一緒にお昼を食べに行ったよ……」
「え?!本当ですか!?」
「ん?どうしたんや青葉ちゃん。そんなに驚いて」
「八神さんが焔地くんとお昼を食べに行っただけでしょ?」
「そうなんですけど、アキっちって沢山食べるんです!!」
「ただいま戻りました……ん葉達も帰ってたんですか」
「ただいま……まさか、あれほどとは……」
武昭と八神が帰ってきたが八神が顔を青くしていた。
「コウちゃん!?どうしたの!顔色が悪いわよ!?」
偶々来たりんは八神の顔色が悪い事に驚いていた。
「あぁ……りん……いや、何でも無いから……」
「あぁ……八神さんの気分が悪いのは俺のせいなんです……」
「あら?どういう事かしら?」
りんは笑顔だが軽く怒っていた。
「いや、八神さんと一緒にお昼を食べに行ったんですけど……俺の食べる量に驚いたんです」
「焔地くんの食べる量って……どれだけ食べたの?」
「えっと……麺が5玉入ったチャーシュー麺のチャーシューのトッピングを5人前に餃子を7皿と炒飯の超盛りと唐揚げを3人前ですね」
(((うわぁ……)))
武昭の食べた量を聞いたりん、ゆん、はじめは顔を青くしていたが……
「え!?たった、それだけなの!?」
「たっ君……身体……調子悪いの?……」
武昭の事を知ってる2人は逆に驚いていた。
「ちょ、ちょっと待って青葉ちゃん……それだけって……焔地くんは、もっと食べるの?」
「はい!アキっちは普通ならラーメンだけでも
「最低て10人前って……」
「本気出したら、どれだけ食べるん?」
はじめとゆんは武昭を驚愕の目でて見ていた。
「ほらほら、驚いてないで仕事を始めましょう」
りんの言葉に皆は席に座って仕事を開始した。
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午後の仕事を開始して……
「(トイレでも行ってくるか……)あれ?すみません飯島さん」
「んー?どうかしたんか?焔地くん」
「トイレに行こうかと思ったんですけど、このフロアには無いんですか?」
「あぁ、そうやでウチの場合は一回このオフィスから出ないと行けないんや」
「そうですか……すみませんけど、ちょっとトイレに行ってきます」
「そうや、帰ってくる時に社員証が無かったら入れへんから気をつけてなぁ」
「わかりましたって……俺、社員証はまだ貰ってないんですけど」
「えぇ?そんな筈無いやん。ウチかて入社した、その日に貰っとるで ほら」
ゆんは自分の社員証を武昭に見せた。
「じゃあ誰かが忘れてるって事ですか……ちょっと遠山さんに聞いてきます あっ、丁度良かった」
武昭がりんの所に行こうとした時に偶々通りかかった。
「あら焔地くん、何か私に用かしら?」
「えぇ、実は社員証の事なんですけど、まだ貰ってないんです」
「そうなの?おかしいわね……コウちゃんに頼んでおいた筈だけど、ちょっと待ってね聞いてくるから」
「なら俺も行きますよ、その方が早いですから」
武昭はりんと一緒にコウの所に向かった。
それから少し前……
「ふんふんふん……うわっ、どうしたんだ?青葉」
「あっ……八神さ〜ん……」
コウがトイレにと社外に出ると青葉が体育座りで泣きそうになっていた。
トイレから戻ってきて……
「全く……社員証を用意してないなんて……事務も適当だなぁー」
「あっ、コウちゃん、丁度良かった焔地くんの社員証って出来てるかしら?」
「え?社員証って……」
「昨日言ったじゃない、新入社員の社員証をお願いって」
「あっ!そういや……じゃあ今から作ってきまーす!!青葉行くぞー!!」
「焔地くん、コウちゃんに着いて行って社員証を作ってもらってきて」
「分かりました」
コウが青葉を引っ張っていく後を武昭は一緒に行った。
撮影場所について……
「じゃあ最初は青葉からだなって、なんで学生服で来てるんだ?」
「嫌だなぁ、八神さんこれはれっきとしたスーツですよー」
「だったら、ちゃんとスーツの正しい着方くらい覚えようぜ……(うわ……童顔だからスーツが似合わねぇ……)まぁ良いや」
「今、心の声が聞こえましたよ!?」
「そういや葉は高校の時に小学生と間違われてたよな」
武昭は苦笑いをして昔の事を思い出していた。
写真撮影をしていて……
「うーん……ちょっと照明が足りないな……はじめ、照明貸してよ」
「え?私、照明なんて持ってませんよ」
「多分だけど八神さんは光る剣のオモチャの事を言ってるんじゃないんですか?」
「あぁ、それだったら、どうぞ」
「焔地ー 悪いけど 光を当ててくれるか?」
武昭は八神の指示通りに光を青葉に当てていた。
次に武昭の撮影だったが……
「うーん……焔地は焔地でスーツが似合い過ぎてるな……」
「まるで、何処かのSPみたいですよね」
武昭は黒いダブルのスーツを着ており、その顔と体格で会社員には見えなかった。
「アキっちは私とは逆にお店とかでお酒の試飲を頼まれたりしてたんですよ」
「他には新製品のタバコのサンプルを貰ったりもあったな……」
「まぁ……青葉も焔地も互いに辛い事があったって事か……これで良しっと。
じゃあ後は私がやっておくから2人は仕事に戻ってて」
八神は武昭の撮影を終えると社員証の作成を頼みに向かった。
暫くして八神が2人の社員証を持ってきた。
「わぁ……こうしてみると入社した気分になりますね!」
「とっくに入社してるんだって!それで2人は何処まで進んだ?」
「私は参考書の半分くらいまで進みました……」
「俺は、この辺りまでですね」
「ふーん青葉も焔地もなかなかじゃん、じゃあもう少ししたら違う仕事を振るから細かい所は実践で覚えてもらうよ」
「「はい、分かりました」」
2人の返事を聞いた八神はその場を離れた。
「んふふー よーしこれからも頑張るぞー (っとその前にお手洗いに……)」
青葉は仕事を再開しようとした時にトイレに行ったがデスクに社員証を置いて行った。
その結果……
「うーん……トイレでも行ってくるか……あ、八神さんもトイレですか?」
「あぁ、焔地か……うん、ちょっと一息ついたからな うわ!?」
「あ……アキっち…八神さん……」
2人が外に出ると体育座りで泣き顔の青葉がいた。
「全く……そうならない為にストラップが付いてるんだろ……」
武昭は一度戻ると青葉の社員証を持って戻ってきた。