~ニセコイ~ 僕と彼女のニセモノな恋 作:Jessica(Jessy)
1話目です。よろしくお願いします。
??「ザクシャ イン ラブ(愛を永遠に)」
??「あなたは"錠"を私は"鍵"を肌身離さずずっと大切に持っていよう。」
??「いつか大きくなって再会したら、この"鍵"でその中の物を取り出すから。
??「そしたら…」
咲「…うん!」
「「結婚しよう…!」」
ムク
…懐かしいな
あの日から10年この錠はまだ開かないままだ。
楽「おーい。咲!飯出来たぞ」
楽の声だ。そういえば今日は楽が朝ごはんの当番だったか。
行くか。
ガラガラ
咲「おはよう。みんな」
「「「おはよーごぜぇーやす!咲坊ちゃん!」」」
あいも変わらずうるさいね。1年前と全く変わってない。
まぁ、嫌いではないんだけどね。
楽「おはよう。咲」
咲「おはよう。楽」
楽「早く食っちまえよ。もうすぐ出るぞ」
咲「あぁ。分かったよ。いただきます」
さっさと朝ごはんを済ませて今僕は自室で制服に着替えている。
今日は初登校の日なんだ。
よし、準備完了。
行ってきます。父さん、母さん。
部屋に置いてある父さんと母さんの写真に一言。
楽「遅いぞー、咲」
咲「ごめんって。さぁ、行こうよ楽!」ニコニコ
楽「おうよ。なんかお前、上機嫌だな」
咲「当たり前だろ。久しぶりに楽と一緒に学校へ通えるんだよ!ワクワクしない方がおかしいよ!」ニコニコ
楽「そうか。そういえば集も同じ高校だぜ」
咲「あぁ、知ってるよ。また3人で学校生活を送れるなんて夢みたいだ」ニコニコ
楽「大袈裟だなー」
それから、10分ほど楽とのたわいもない会話をしていたら学校が見えてきた。
咲「わぁー。楽!あれが凡矢理高校かい?」キラキラ
楽「あぁ、そうだぞ」
高校との初対面に感動していると。
「ねぇ、ねぇ。あの人カッコよくない?」
「え?どれどれ…うわっホントだ、メッチャイケメンじゃん」
「ねぇー、うちの高校の制服着てるってことは転校生かな?」
「多分そうだよねー。あんなイケメン学校内で見たことないしねー」
なんだか周りが騒がしくなってきたなー
楽「やっぱ変わんねーな。中学の頃といっしょだ」
咲「ハハハ。まぁね」ニガワライ
咲「そんなことより!早く行こうよ!」
楽「はいはい。っていうか、お前は先職員室行かなきゃだろ?」
咲「そうだね。それじゃここでお別れかな」
楽「ああ。じゃぁな」
咲「うん。それじゃ」
スタスタ
よし、職員室前まで来れたね。
コンコン
ガラガラ
咲「すいませーん。今日転校してきた一条です。日原教子先生はいらっしゃいますか?」
教子「お、君が一条咲くん?いやーなかなかの美形だねぇ」
咲「ど、どうもー」
教子「よし、じゃぁそろそろHRの時間だからね、教室までいこうか」
咲「はい、分かりました」
教室まで来た。
なんか緊張するな…
あ、ついでに僕のクラスはC組らしい。
そういえば楽はどこのクラスか聞いてなかったな。
教子「それじゃ、私が読んだら入って来てねー」
咲「はい、分かりました」
ガラガラ
先生が教室に入ってから数分経った。
そろそろかな?
教子「はーい。それでは最後に、男子には悲報。女子には朗報がありまーす」
ザワザワ
教子「それじゃ、入ってきてー!」
ガラガラ
咲「失礼しまーす」
「「「..........」」」
ん?なに?この静寂。
クラス女子「「「キャーーーーー!!」」」
うわ!?
な、なんだ急に
「イ、イケメンよ!!」
「し、しかも王子様系!!」
「あぁ、このクラスにオアシスが」
ザワザワ ザワザワ
教子「はーい。みんな静かにー」
教子「まずは自己紹介さしてあげてー」
教子「はい、じゃぁ一条くん。自己紹介お願いね。」
咲「はい。分かりました。」
咲「えーと、名前は一条咲です。中学二年生の春休み前から1年間イギリスに留学してました。
見た目は外国人ですが、この通り日本語は問題なく喋れるのでどんどん気さくに話しかけてくれたら嬉しいです。よろしくお願いします」
パチパチパチ
教子「それじゃ一条くんの席はあそこね」
教子先生が指した席は僕と同じ金髪の女の子の後ろの席だった。
咲「分かりました」
僕は自分の席まで向かって座った。
よし、まずは横の人に話しかけよう。
咲「どうも、僕は一条咲。お隣さんどうし仲良……え?」
僕は話を続けられなかった。なんでかって?
簡単なことだよ。
話かけた隣の席の子が元カノだったってだけ。
咲「え?こ、小咲?」
小咲「さ、咲くん」
ありがとうございました。