Fate/WhitePage 第四次聖杯戦争編   作:バッグクロージャー

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どうも、バッグクロージャーです。

ハイテンポで進む第一話です。他作品のキャラをサーヴァントにしたいなーって程度で進むので描写が下手かも知れないです

楽しんで頂けるよう尽力はします。


一話:更新処理

聖杯戦争準備期間 1日目。

 

直ぐに定住できる拠点が見つかるわけは無いので、都市部にあるネットカフェで身を隠しながら情報収集をしていた。

 

 

探すのは聖杯戦争に参加するであろう人物の捜索。ムーンセルとのアクセスは可能だが、地上にある霊脈の力を使わなければ魔力を賄えないらしく、簡単には使えない。

 

なので魔術関連の筋を探している。...とはいえネットで探せる情報なんてものは少ない。

 

 

(魔力を探知出来れば、楽なんだけどな...)

 

 

岸波白野の欠点。ウィザードとして戦ってきた身では地上にいる魔術師のような魔力は絞り粕もない。

 

一応、簡易なコードキャストは使えるが体力の消耗があるので乱用は出来ない。

 

 

こういった理由から、地道に探すのが一番労力が少ないと判断して動いている。その収穫は雀の涙程度だから本末転倒なのだが。

 

 

(これじゃ効率が悪すぎる。こうなったら...)

 

 

一番手っ取り早い方法は一つ。霊脈を見つけ出してムーンセルと同期を計ることだ。

 

それならムーンセルによる情報収集は勿論、サーヴァントの召喚も可能だ。

 

魔術師が行うだろう術式では魔力を持たない自分は使えない。例え召喚出来たとしても、キャスターでも無い限り魔力供給が出来ず直ぐにリタイアだ。

 

 

もうこれしかないと結論付け、身支度をして霊脈探しのブランチマイニングに向かう。

 

 

...見つかるといいな、霊脈。

 

 

 

 

聖杯戦争準備期間2日目。

 

 

 

「ようやく、見つけた...」

 

 

一日中動き回り、やっとの思いで霊脈を見つけることが出来た。

 

やり方は酷く単純。この町の観光雑誌を買い、パワースポットをしらみ潰しに巡ったのだ。

 

頭の悪いやり方だったが、なんの手がかりも無しに見つけ出すのはそれこそ何日もかかる為これが一番効率がよかった。

 

 

柳洞寺地下。本殿から外れた場所に天然の洞窟を見つけ、そこから少しずつ掘削しながら三時間。

 

コードキャストの中で自分が扱えるものの一つ、code_shock()で衝撃を与えての作業だった。

 

 

「今の時刻は、夜の23時...か。」

 

 

ムーンセルに接続が可能になるのは月が昇っている時間。今辺りが丁度いいかもしれない。

 

岸波白野が用意してくれた多額のお金を使い、野営道具を揃えたから今日は英霊召喚をしたあと野営を行おう。

 

 

「ムーンセル、接続...」

 

 

霊脈の前に立ち、ムーンセルへの接続を試みる。

 

 

---ムーンセルとの接続を開始します。生体認証、グリーン。

 

---ようこそ、管理者様。

 

 

接続は完了した。視界におびただしい程のタッチパネルが表示される。

 

その中の英霊召喚プロトコルを実施する。

 

 

---英霊召喚プロトコルを開始します。サーヴァント情報を検索

 

##error!サーヴァントに関する情報の8割が欠損。緊急修復##

 

---ムーンセルが観測しうる全ての平行世界から英霊を検索し、サーヴァントとして登録します。

 

---update...

 

---success.登録が完了しました。

 

 

---サーヴァントを召喚します。

 

 

全ての処理が終わると、召喚に入った。目の前に小さな光が落ちて来たかと思えば、それが複数の球体に分裂する。

 

その球体は円を描きながら広がっていき、次の瞬間、一つに重なり大きな光の柱を呼び起こした。

 

 

---success.サーヴァントの召喚に成功しました。ご健闘を、センパイ

 

 

 

----side out----

 

 

教会にて。

 

新たなサーヴァントの気配を感じ、言峰璃正は小さく微笑んだ。

 

 

「これで駒は全て揃った。第四次聖杯戦争を開始する。」

 

 

その台詞に璃正の息子である言峰綺礼は疑問を呈する。

 

 

「なぜ笑っておられるのです。」

 

「綺礼よ。我々は既に勝ったのだ。時臣によって召喚された"弓兵"のサーヴァント。あれに勝てる英霊なぞいないと言うことだ。」

 

 

璃正はそう答える。言峰綺礼は腑に落ちないが強引に納得する。

 

何せ自分には毛頭関係ない話だったからだ。自分は飽くまで監督補佐。マスターではない。

 

心の内にある謎のしこりを抱えながら、床へと踵を返した。

 

 

その会話を他所に、一人月を見上げる金色の鎧の男が微笑む。

 

 

「ほう、月はそう応えるか。ならば話は早いな。(おれ)もこの余興に腰を上げるとするか」

 

 

その男は月に向かい、嬉々とした表情で睨み付けていた。まるでこれから起きる"余興"を心底楽しみにするかのように。

 

 

 




いかがでしたか。

今回、言峰綺礼はマスターではありません。これが何を意味しているかは簡単に分かるかと。

次回は白野が召喚したサーヴァントについてがメインになるかと。


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