if√ラブライブ!   作:流雨

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第42話

池上「凪沙、撮影始めるわよ」

 

風音の決意も固まり、テントの下でゆっくり雑談していると池上さんがお姉ちゃんにそう告げた

 

凪沙「うん、あなた達は見てる?」

 

風音「風音はそのつもりだけど…穂乃果達は?」

 

穂乃果「どうしよっかなぁ…、どうせ花陽ちゃん達は撮影終わるまであそこにいるだろうし…」

 

凛「一度皆に連絡いれたほうがいいと思うにゃ」

 

穂乃果「あっ、そうだね」

 

凪沙「どうせなら見て行って欲しい所なのだけどね、じゃあ私は行ってくるね」

 

風音「がんばれ~」

 

椅子から立ち上がり去っていったお姉ちゃんの背中を見送っていたら、穂乃果が誰かと電話を始めた

 

穂乃果「もしもし絵里ちゃん?」

 

風音「エリチか…」

 

凛「海未ちゃんかことりちゃんかと思ったにゃ」

 

穂乃果「ごめんね?今風音ちゃんと一緒にいるんだけど、って急に大きな声ださないでよ」

 

風音「荒れてるね?」

 

凛「穂乃果ちゃん、スピーカーにしてくれない?」

 

穂乃果「あっ、うん…はい!」

 

凛ちゃんの声に反応した穂乃果はスピーカーにして風音達にも聞こえるように3人の真ん中に置いた

 

絵里「穂乃果!いま何処にいるの!?」

 

風音「もしも~し、風音ですよ~」

 

絵里「風音!?今どこなの!?」

 

風音「落ち着いて絵里、今は凪沙のPV撮影の場所にいるよ」

 

絵里「そうなの?さっき連絡してきたにこと花陽は穂乃果達とはぐれたって言ってたけど…」

 

風音「えっとね、いまその撮影場所の中にいるんだよ」

 

絵里「えっ?」

 

凛「凪沙さんは風音ちゃんのお姉ちゃんなんだよ~」

 

絵里「えっ?」

 

穂乃果「私達も撮影終わるまで見てたいんだけどいいかな?」

 

絵里「ちょっと待ってね、整理させて」

 

絵里はそう言うと"のぞみ~~"と助けを呼んでいた

 

希「はいはい、変わってウチこと希やで」

 

風音「希に助け求めたのね…」

 

変わった希に事の経緯を話した

 

希「なるほどね、にこっちに花陽ちゃん、穂乃果ちゃんも凛ちゃんも練習に参加しないってなると厳しいね」

 

風音「だよね、どうする、この二人なら無理にでも戻せるけど」

 

穂乃果「酷い!」

 

希「いや、もうええよ、今日は練習なしにして明日への休憩にしたほうがよさそうやしね」

 

穂乃果「やったーーー」

 

希「でも風音ちゃん、後で絵里にも会いに来てよ?絵里も風音ちゃんと合流できるの楽しみにしてたんやからね」

 

風音「わかった、撮影が終わったら3人でそっちに行くよ」

 

希「うん、じゃあ待ってるよ」

 

風音「わかった、バイバイ」

 

電話が切れたので穂乃果はそれをポケットにしまいこんだ

 

風音「よし、じゃあ邪魔にならないように見ますか」

 

凛「おぉ~~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3時間後、この場所で必要な撮影を全て終えたお姉ちゃんが戻ってきた

 

凪沙「最後まで見ていてくれたのね、嬉しいわ」

 

穂乃果「凪沙さんかっこよかったです!」

 

凛「それでいてすごく綺麗でした!」

 

凪沙「褒めすぎよ、なんだかくすぐったいわね」

 

風音「いまからμ'sのみんなの所に行ってくるね、晩には戻ると思うから」

 

凪沙「わかったわ、行ってらっしゃい」

 

風音「うん、行ってくる、ほらっ、二人とも行くよ」

 

穂乃果「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「もしもし?」

 

穂乃果と凛が絵里達がいた場所に案内してくれたのだけど誰もいなかったので絵里に電話を掛ける

 

絵里「もしもし、私達なら近くの海の家にいるわよ」

 

風音「おぉ…よく風音の言いたいことがわかったね」

 

絵里「なんとなくわかるでしょ、待ってるからね」

 

風音「うん、じゃ」

 

電話を切り、穂乃果達にも伝える

 

穂乃果「あそこかな?」

 

すこし海から離れた場所にそれらしい建物があったので移動する

 

風音「いたいた、お~い」

 

中を覗いてみると少し遅めのお昼を食べている真姫ちゃんと絵里と希、ことりんに海未ちゃんの5人がいた

 

絵里「本当に来てたのね風音、会いたかったわ」

 

風音「まさか一緒の場所に来てたなんて夢にも思わなかったよ」

 

希「ウチの占いが風音ちゃんにも効果が出てきてたみたいやね」

 

風音「本当にね、どんな感じで占ったの?」

 

希「……穂乃果ちゃんとエリチと風音ちゃんのセットで占ったらやっとでたんよ…」

 

穂乃果「ギリギリ効果なさそうだね」

 

希「むぅ…そんなこという穂乃果ちゃんにはワシワシやで~」

 

穂乃果「ごめんなさい!!」

 

絵里「ふふっ、そういえば凪沙があなたのお姉ちゃんって本当なの?」

 

風音「うん、今まで隠しててごめんね?」

 

絵里「…別にいいわ、確かにそれが正しい選択だったもの」

 

希「といいつつ不満げな顔するエリチ可愛いわ~」

 

絵里「ちょっと希やめてよ、たしかに信用されてなかったのかとか思ったけど…」

 

風音「絵里…」

 

絵里は風音が思った以上に風音を友達として、いや、親友としてみてくれている

なんだか今日はいろいろ気付かされる日だな…

 

風音「本当にごめんね絵里、絵里のことは信用してるし、風音は親友だと思ってる、これからは頼りにするね?」

 

絵里「うん…まかせてちょうだい…」

 

絵里との絆がなんだか深まった気がした

すこし、離れた席で穂乃果と凛が自慢げに話しているのが聞こえた

 

穂乃果「凪沙さんすっごく綺麗だったよ!」

 

凛「たしかにすごかったね、凛もあれぐらい綺麗な女の人になりたいにゃ」

 

真姫「そんなにすごかったの?私はさっきチラッて見た程度だからあんまりわからなかったけど」

 

海未「わたしは見てすらいないのでわからないのですが…」

 

ことり「ことりはたまに雑誌とかでみるよ?綺麗でカッコいい、海未ちゃんみたいな女性だよ」

 

海未「な、なにを言っているのですかことりは!」

 

ことり「海未ちゃんかわいい~」

 

穂乃果「確かに海未ちゃんや真姫ちゃん、絵里ちゃんみたいなタイプの人だったね」

 

凛「クール担当?」

 

穂乃果「そうだね!」

 

風音「それは過剰評価だって」

 

穂乃果「家族だからわからないだけだって」

 

絵里「そうよ?私もさっき確認してみたけどすごい綺麗な人だったじゃない、歌もダンスも完璧で、プロのレベルを実感したわ」

 

凛「あっ…」

 

絵里「どうしたの?凛」

 

絵里の言葉に凛ちゃんは何かを思い出した表情をした

 

凛「…すっかり忘れてたけど、凪沙さんがA-RISEのレッスンを始めてるって言ってたよね?」

 

風音「そういえば…」

 

絵里「そ、それは本当のことかしら…」

 

風音「間違いないと思う…」

 

絵里「ちょっと、いや、かなりまずいことになりそうね…」

 

にこ「その話本当なの!?」

 

かなり深刻そうな顔をしだした絵里にかまわず、どこからともなく現れたにこちゃんが迫ってくる

 

風音「本当だよ、さっき本人から聞いたし」

 

にこ「本人!?それって凪沙本人にってこと!?」

 

花陽「それは本当ですか!?」

 

続いて現れた花陽ちゃんも迫ってきた

 

風音「えっとね…」

 

皆に伝えるように、お姉ちゃんのこととA-RISEレッスンを受け持つようになったことの話をした

 

花陽「あぁ!次のA-RISEの新曲がたのしみです!」

 

にこ「やばいわね、どれだけレベルアップするのよ!」

 

それを聞いてテンションをあげるのはドルオタの二人

それ以外のメンバーはラブライブ優勝の心配をしていた

 

海未「二人とも、落ち着いて聞いてください」

 

にこ「なによ」

 

海未「A-RISEが良くなる、それは二人にとっては嬉しいことかもしれません、ですがμ'sで考えるとかなりまずいことなのですよ」

 

花陽「そっか…A-RISEが優勝にだいぶ近づくってことになるんだもんね…」

 

にこ「うっ、そう考えると嬉しくないような気もしてきたわ…」

 

海未「明日から練習を少し変えましょう、今のままではきっと大きな差を付けられてしまいます」

 

絵里「そうね、時間がある時には私や風音が個人にコーチをするわ」

 

穂乃果「おぉ!個人レッスン!」

 

凛「すこし楽しみだにゃ」

 

海未「とりあえず今日は遊んで気分を変えましょう、緊迫した状況での練習は私達には合いませんしね」

 

希「そうと決まれば早速…」

 

穂乃果「海だぁぁぁ!」

 

凛「うみぃぃぃぃ!」

 

風音「元気だね二人とも…」

 

にこ「風音、すこしお願いがあるのだけど」

 

風音「どうしたのにこちゃん?」

 

にこ「今度でいいから凪沙からサイン貰ってきてくれないかしら?。ほんっとうにお願い!」

 

風音「いいよ、多分言えば会ってもくれるよ?」

 

にこ「本当に!?やったぁぁぁ」

 

花陽「えっと…夏本さん…」

 

風音「花陽ちゃんも?」

 

花陽「はい、だ、大丈夫でしょうか」

 

風音「そうだなぁ」

 

そういえば花陽ちゃんは風音のことをコーチって慕ってくれてるから苗字にさん付け、敬語とだいぶ距離がある気がする

 

風音「じゃあ風音にも先輩禁止ね」

 

花陽「は、はい!じゃなくて、うん…」

 

風音「完璧!こんどお姉ちゃんに頼んどくね」

 

花陽「あ、ありがとう風音ちゃん!」




最近1の評価が増えてきてテンション駄々下がりですが頑張って続き書いていきます

穂乃果1枚入手完了しました!
課金を抑えないといけないので3枚は無理そうなので
ランキング落とさないように2枚取りで終わる予定です
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