この作品は一話完結ものです。
暗い要素が七割ほど含まれております。
そしてこの話は艦娘になる前を勝手に想像して書きました。
それに、独自思考九割なので、そこはご了承下さい。
決して艦娘を侮辱するつもりはありませんので、ご理解とご了承お願いします。
それでもよろしいという方だけ見て行って下さい。
んちゃ……霰…
私の話…?
別に面白くともなんでも無いけど良いの…?
…分かった
私は艦娘になる前はこんな喋り方じゃ無かった…
ある事件がきっかけでこうなったの…
そう、あれさえ無ければ…
私は両親に愛されてた……と思う
それはお兄ちゃんも変わらなかったはず…
だけどある日、一人の少女を両親が引き取って来たの…
そこから家族は変わってしまった…
両親はその引き取った少女を人間扱いせず、お兄ちゃんも虐めていた…
特にお兄ちゃんは変わった…
今まで優しかったのに、ちょっとした事で怒るようになり、私は怯える事しか出来なかった…
次第に、お兄ちゃんは少女に対して私も虐めるように脅したの…
怖かった私は従う事しか出来なかった…
だけど、ある日事件は起こった
その日の夜は、少女が料理を作ってた…
意外に美味しかった事を除いて、何も違和感は無かった…
両親はいつもより早く就寝してたのを覚えてる…
早朝にお兄ちゃんに起こされたの…
何事なのかなって思ってると、お兄ちゃんに両親の寝てる寝室に連れて行かれた…
あの光景は二度と忘れない…
壁一面に血が飛び散って、絶命した両親がベットに横たわってた…
そして、そのベットに立ち尽くしていたのはあの少女だったの…
返り血に塗れて、包丁を持った姿は目に焼き付いて離れない…
そしてこちらに気が付いたときの光の無い目も…
お兄ちゃんは"人殺し"とか"警察を呼ぶ"とか騒ぎ立て始めた…
でも少女は別に興味も無さそうな顔をして、お兄ちゃんの頭に包丁を刺したの…
お兄ちゃんは血を頭から流して、やがて静かになった…
私は頭が状況に追い付いてなくて、何もする事が出来なかった…
それに、死にたく無かったから死ぬほど謝った…
少女は興味無さそうにこちらを見ていると、やがて自分の少ない荷物をまとめて家を出て行った…
そのときに、少女が最後に放った言葉は
「あなたの血は綺麗ですか?両親の血は綺麗だったけど、あのガキの血は汚かったです」
あのときは意味が分からなかったが、艦娘になった今なら分かる気がする…
あの少女は恐ろしい…
どんな深海棲艦だろうと、南方棲戦姫だろうとあの少女には敵わない…
少女が居なくなった後、私はすぐに警察に連絡した…
だけど、私が説明した事は虚言だと思われたみたい…
目撃者は居ないし、なによりあの少女は死んだ事になっているらしく、私が真っ先に疑われた…
物的証拠は無いし、なにより動機が無かった事で私は容疑者から外されたけど、結局事件は迷宮入りしてしまった…
あの少女を恨んでるかって…?
いや、恨んでは無い…
なんでだろう…家族を全員失ったっていうのに…
だけど、会ったらどうなるか分からない…
もしかしたら殺されるかもしれないし、殺すかもしれない…
殺したくは無いし、勿論殺されたくも無い…
実はあの事件があった後、私は施設に入れられた…
そこで相手は覚えてないかもしれないが、長月を見かけたの…
長月が艦娘適性試験を受けるって言うのをたまたま聞いたから私は艦娘適性試験を受けた…
まぁ、そのときは長月と面識無かったけど…
もう一つ艦娘を志望した理由として、私は家族も失ってたし、何も失うものが無かった事もあると思う…
私はあの少女を見つけたい…
たとえ、どれだけ時間が掛かっても見つけ出すつもり…
とは言っても、時間が経ってるし見た目が変わっててもおかしくないから少し心配…
私は艦娘になると、最初は幌筵泊地に配属された…
大湊警備府にも行った事あるかど、どっちにしろほとんど出撃は無くて、船団護衛や遠征ばかりだった…
幌筵泊地では一時、秘書艦を務めてた事もあるけどこれは内緒…
その秘書艦時代に艦娘一覧表や深海棲艦識別表を見て、いろいろ勉強した…
あっ、一つ気になる事があるけど…
呉鎮守府から横須賀鎮守府に転属したときに、潮を見かけたけど何か引っかかる事がある…
多分気のせいかな…
誤字脱字は報告お願いいたします。
陽抜組は尊い...
分かっていただける方...好きです。