かき集めた部員が超次元な奴ばかりだった件について 作:低次元領域
ゼロワン二次創作でプログライズキーをICカードに変更し、お金を払って変身する成金ライダー誰か書いて(ハート)
それはそうと、こういう事書いてると偶にメッセージ欄に本当に書いて送ってくれる方がいて惚れそう。
今回は珍しくギャグ回
※活動報告にて、チームキャラ+悪魔ーズの設定とか色々をば公開。妹の真名とか公開されてたり、フェルタンの名前の由来とか色々。
グラウンドで練習を続ける皆、それを土手に腰を下ろし見下ろした。
竜巻が起こり、光の矢は又再び飲み込まれその明かりを無くす。
これで捉えられたのは五本目、竜巻を起こせるようになったソニックさんの成功率は70%。光の矢は放たれ続けて
それでもこのように拮抗しているのは偏に、一号の疲れと実力が不足しているのが原因か。推察し、まぁどうでもいいなと放り投げた。こんなことじゃないですかーと兄さんに尋ねる会話の材料としてだけ使う予定だ。
──……次で、さ、さい後……だ
──クハハハッ! どうしたどうした一号、最初の方が速かったぞ!!
……なんで人間がその速さを思わせるレベルにまで達しているんでしょう。まぁ実際二人ともしっかりと測れば音速に達しているわけではないのが丸わかりなんですが……。明らかに速すぎますよね。
実はあの方たちも悪魔と契約してたりしないのでしょうか。なさそうですね、感じ取れませんし。
──その程度では我らが部長の守りを崩すなど夢のまた夢ではないか! 貴様も速さを追求するというのであれば、腑抜けた弱さを見せてくれるな!
──……! あぁ、そうだ……この俺は弱さを見せないと誓ったのだ……! この程度の地獄で折れて……たまるか!
悪魔と言えば兄さんの体の中。コルシアさんは私が送り付けたからいるのは当然として……なんでフェルタンさんがいるんでしょうか? まああの人?のことですから散歩中に入ったとかそんなんでしょうけど……ここしばらくは姿を現したなんて情報は誰からも入ってきてなかったのに。
しかもあの兄さんの目、恐らくまた誰か……しかもかなり階位の高い悪魔が憑りついてますし……コルシアさんに番犬をお願いしないといけません。まったく、駄犬の扱いには苦労させられます。
しかし、しかし……
「そんなに大量の悪魔を体に入れても何ともないなんて……今回の兄さんほんっ──とうに最好ですっ!」
前回の兄さん
それはつまり、私が迫っても受け入れてもらえるということ! あぁ……完璧すぎる兄妹、それらは二人の体が成長するにつれ性の知識を芽生えさせ……! 今の兄さんの体なら後三,四年……高校2年生辺りになったころが食べ頃でしょうか。その為にも今は二人で仲睦まじい関係を構築して……楽しみです。
「……うーんメア様と一号さんのカプは微妙か、ソニックさんとの方が正当……やはり時代は天×魔からの逆転攻め堕ち……」
「ほとばしる汗、蒸れるマスク…酷使された肉体美……」
「……その、お二人とももう少し自嘲──失礼、自重した方が。あと兄さんでそう言う妄想は貴方の頭の中でだけにとどめておいてくださいね……?」
隣でカメラのシャッターを下ろし続けている腐人と、練習で動き回っている皆をスケッチしているプロテイン信者。この二人が同じマネージャーと言うのはあまりにも……いや仕事はきっちりしてくれるから責めるに責められないんですが。
というか前者は本当になんで入部が許可されたんでしょう……? 兄さんにまさかそっちの気がある……? いいや流石にそれは……ない、はずです。
──リーダーに会いたいなぁ……折角今日はシュートの調子がいいのに
──ん、なら帰りに駅で出待ちでもしておくか? メアのためってよりかは、今日の練習の報告しておきたいし
──いいね! 賛成賛成!
……帰ったら問い詰めましょう。
確率はゼロにも等しいものですが、ソドムの人々の様な気質が万が一でも混じっていたら大惨事です。流石に私も弟にはなりたくありませんし。危機の芽は摘み取っておくのが吉なのです。
……そうこうしている内に、スカートのポケットに入れていた携帯端末が振動します。要求しておいた兄よりのメールです。
時刻は丁度前回から一時間ほど経っています。律儀です、流石です。
自然と頬が緩むのを感じます。さてさて、そろそろ向こうの理事長とのお話はまとまったのでしょうか……。兄さんのメールは、会話とは違って丁寧な言葉遣いになっているのでそのギャップも一つの楽しみです。
何々、『雷門中、御影専農中とPKをすることになりました』そうなんですか。
「……えっ?」
……どうして単に話に行っただけでそんなことに。 今回の兄さんは完璧ではありますが、どこか天然なところもありますね。ふむふむ、練習風景を見てたらいつのまにかに? 強い人を見つけたら勝負をしかけたくなる男の子のサガなのでしょうか?
首をコテンと傾げ思い、この情報を皆に共有することにしました。
──さぁ……これでどうだ! これが俺の進化した必殺わ──
「──みなさーん、兄さんからメールが届きましたー」
おっと、一号さんが何かまた光を集めていましたが……まあいいでしょう。
そんなことより兄さんです。一に兄さん二に兄さん、三四も兄さん五も兄さん。妹ならば当然ですよね。
……どうしました一号さん、そんなにしょぼくれた顔をしながら地に倒れて。無理のし過ぎですか? 無理はいけませんと兄さんがいつも言っているでしょうに、仕方のない人ですね。
「……まぁ確かに無理のし過ぎはよくないかもしれんが貴様今のは……」
え、ソニックさんもどうしましたか。
まぁまぁほら一号さんに肩かしてあげてくださいな。今から兄さんから届いた大事なメールを見せてあげますから。
まったく、マネージャーとしての仕事もしなくちゃならないのは大変ですね。
「──それで、リーダーは何て!? いつ頃帰ってくるのかな!」
メアさんだけこっそり排除できませんかね。出来ないでしょうねはい。
……大人しく、私はメールの内容を事細かに伝えつつ……対決することになった御影専農、雷門の情報を公開することにしました。
『ps: トロアって言う人が頭の中に出てきたんだけど、エマは知ってますか?』
……追記の部分は無視しました。えぅ……なんでよりにもよってまた立場が上の人が!! しかもかなりの問題児の人です……フェルタンさんよりも面倒具合が大きいです。
……どうにかして悪魔払いの方法を習えないものでしょうか。悪魔ですけど私。
◇
右手が燃えるように熱い。なんでだろ。
今さっき燃え盛るボール止めたからだね。うん……ファイアトルネード……螺旋を描き飛んだ力がボールに乗り、飛んでくる猛り燃やし尽くさんとするボール。
威力はどうだろね……熱いと痛覚鈍くなるから分かんなくなる。エンゼルブライトの時よりかは熱量はないかもね。……ちょっと足が浮きかけてビビりました。
流石ですね昨年準優勝校エース……なんで転校したかはわからんけど。確か決勝戦の試合にも出てなかったよね。なんか部内でいざこざあったんかね。
「ファイアトルネードも通用しない、か……」
いや深刻そうにみないでください。多分元々コルシアが入っていたグローブのおかげですよこれ。じゃなきゃグローブ焼けてた気がする。流石に灰になって風化したりはしないだろうけどさ……。
で、後三本なわけだが……。
──ドラゴンもう一本求む、ナガヒサが言ってた合体技の奴!
──いいぞ、凄まじきものをその両眼で多く見ろ……それこそが妾への捧げものとなる! そろそろ顕現したいからさっさと次をよこすのだ!
──……この二柱だけをどうにか取り外しできんものか
合体技、あぁ今さっき蹴った二人が協力して使う必殺技の話か。確かドラゴントルネード、だっけか。ドラゴンクラッシュで打ち上げたボールをファイアトルネードでさらに勢いを増して……って技。尾刈斗中との試合で大活躍したらしい。野生中との試合はどうなったか知らんけど。
……いやだよ!? なんで今の二本だけでも泣きそうなのにその上さらに強力な技受け止めなきゃならんのさ!? 止められる気がしないからな!
そもそもPKって一回蹴ったらアウトだっけ? あれ違ったっけ……昔そんなルールあった気がするけど変わったんだっけか。
まぁいいか。どうせ必殺技は飛んでくるよ何処までも。そして今回は特別ルールで必殺技もアリだから、ドラゴントルネードも出して全く問題がないという訳だ。
……撃たないようにお願いできないかな。よーし染岡さんに視線送ってちょっと話しかけ──
「……まだだっ、いくぜ豪炎寺!」
「……ああ!」
あ、視線逸らした瞬間に煽られたと勘違いされちゃった……違うんです、出来ればもうやめて……豪炎寺さんも「あれ死にかけてない?」みたいなことに突然気が付いてもいいから指摘して……。格好悪いから認めないけど。
駄目? あ、駄目ですね。既に染岡さんが蹴る体勢に入ってますね。豪炎寺さんも高く飛び上がろうとかがんでいる。辛みが深し。
フェルタンよかったね……よかったから今度は止める前に捕食とかしてくれないかな。立食いみたいで行儀悪いのかもしれんけど、絶対に怒らないから。ね?
「ドラゴンッ──!」
──やー
そんなご無体な。ああ駄目だ、蒼き竜が天を昇る。
鯉が滝登り達成して竜になる瞬間って、あんな感じなんかな……いやそもそも鯉は竜にならんけど。
「──トルネーッド!!」
──よき炎だ! 契約者よマジマジとその眼で観察するがよい!
豪炎寺の炎が加わり、蒼き鱗は炎鱗となりて火の粉を散らす。より凶暴さを持った竜が今、俺を食い殺さんと迫って来ていた。
……言われなくてもしっかりみてどうやったら死なないか考えてますよトロアさん。
どうすっかな、ドラゴン単体なら逸らして難をしのぎたいが……トルネードの力が加わっているせいでそうもいかない。迂闊に横からパンチを入れても、回転する竜に飲まれそのまま吹っ飛ばされるぞこれ。
じゃあ鼻先、真正面から殴りつけるか? ……威力がやばいからなぁ、少なくとも帝国の百烈ショットは越えている気がする。素のキック力とかは寺門さん負けてないどころか上だというのに、これが必殺技の差だというのか……。
──サクリファイスは使うなよ、我はまだ色々準備が出来ていない
──円熟ならぬ炎熟した肉の予感……絶対止めてねナガヒサ!!
そうでしたね、流石に俺も残り2本残ってるのにサクリファイスしたくないです。そもそも何もかかってない単なるPKで何してんだろ俺……。
せめて相手が俺を習合の奴と気が付いていなかったら……恨むぞ風丸さん。今すっごい息呑んで事の成り行き見守ってますけど。
──いや片目黒白目で腰から蛇生やす一般人なんていないだろ。遅かれ早かれバレるわ
コルシア、ハウス! というかお前そんな態度とっていいのか。さっきは使わない宣言したが、やばそうになったら俺の両手犠牲にしてでもつかうぞサクリファイス。
今は……自分の肉体の少しばかりの頑強さにかけるしかねぇけども!
「──こいっ!」
膝を軽く曲げ前傾姿勢、両足に力を込めてつま先を杭にする感覚。
深呼吸を一つ、熱せられた空気が肺に入り少しむせそうになる。
両腕を限界まで後ろに引き出し……まだ炎の名残残る両手を固く、硬く握り締め……竜の鼻先に叩きつけた。
──ピキッ
あっ右手にひびが、助け──
◇
何かが壊れる音がした。骨が折れてしまう様な音。
それが何かを理解したのは……俺たちの必殺技が打ち砕かれる様を見てのことだった。
竜の牙が折られたのだと、理解して理解が出来なかった。確かにドラゴントルネードは強力な技とは言え、全国で必ず得点できるかと言えば厳しいだろう。源田のような強いキーパーであれば、必殺技で防がれていてもおかしくはない。
しかし、目の前のこいつは……単なる両手のパンチングで防いで見せた。そこに必殺技はない。名前を言っていないから、とかではない。あの場から発された衝撃が、空気が俺達にそう伝えてきていた。
「──フェルタン」
鼻を潰され伸びようとしていた竜を、またもや奴から出てきた黒い蛇が、大口を開いて竜を飲み込んだ。
大蛇と呼ぶにふさわしきそれは、綺麗に尻尾まで体に含めると……舌なめずりをし、霞みがかるように消えていく。
撫でようとでもしたのか、織部はそれに対し右手を伸ばしかけ……消えるのと共にひっこめた。
「……いいシュートだった、全国でも十分に通用する。
──続けるか?」
白煙を上げる左手を見て、奴はそんなことをつぶやいた。
今行われた事象を見れば、見え見えの世辞にもとれたが……謙遜ではないのだろう。つまりは、
……そんなことを言われて、愕然と膝を地面につける様なお利口さんではなかった。
「……当然だ」
「……そうか」
少なくとも俺は、どうすれば勝てる? 次の瞬間にはそうした考えを張り巡らしていた。
コースを狙って、なんてことで抜けるキーパーには見えない。万全のドラゴントルネードを受けて屁にも思っていない奴だ。下手な小細工では失望されるだけだろう。
より強い、俺達の中で一番の一撃がいる。
「──壁山、準備だ」
「……は、はいっす豪炎寺さん」
……イナズマ落としも恐らく、止められてしまうだろう。これは威力よりかは高さを追求したものだ。ドラゴントルネードとほぼ同じ、もしくはほんの少しばかり上。それでは織部を崩すことはできない。
必要なのは、出来上がったばかりの野生中を相手に完成したイナズマ落としよりも更に強い一撃だ。
「……」
……そう思った後で、チラリと御影達を見た。
相変わらず、でかい機材でこちらの様子を余すところなく撮っている。こちらを見下した発言こそしたが、その情報収集に対しての姿勢は一切ブレていない。
……たとえここで勝てたとして、次の対戦相手であるこいつらにわざわざ新技を見せてしまうことになる。
けれど、心の中で今もなお轟々と燃え盛る負けん気は全力で戦えと叫んでいた。
ふいに以前、雷門理事長から渡されていた……必殺技の秘伝書の事を思い出す。
40年前に、雷門中に存在していたという無敵のサッカーチーム「イナズマイレブン」。彼らの遺志を受け継いだ秘伝書、そこに書かれていた大技の数々を。
理事長はひょんなことから、そのイナズマイレブンの監督をしていた
……そう、円堂。俺達のキャプテンである、円堂守のおじいさんだ。
知らず知らずのうちに自分のお爺さんと同じ道をたどり始めていると知ったアイツは、瞳に収まりきらぬほど目を輝かせていた。
「円堂──」
なら、いまこうして織部を前にしてどんな顔をしているのだろうか。
そう思い振り向いてみれば……鼻息を荒くし、こちらの行く末を一瞬たりとも見逃さないとしているアイツがいた。そこには少したりとも怯えがない。想像していたとはいえここまでとは、思わず微笑んだ
俺の呼びかけに少しの後反応して、「なんだ?」と表情変わらぬまま円堂は尋ねてくる。
「──五本目、試してみないか。御影に撮られてはいるが……
途中まで言って、彼の顔を見て悟った。
ああ、これは──
「あれ……──! ぶつけてやろうぜ……今の俺達の全力……
関係ないか、そう思ってまた笑った。
強大な壁を前に、俺達の心は最大限に燃えていた。
以下激闘
ワタリ「それでですねキャプテンがですね(まだ帰ってこないのか……)」
夏未「そうなんですね、うちの円堂君は(習合の人に帰ってもらわないとイナビカリ修練場の事を教えられないじゃない)」
~オリキャラ紹介~
・エマ マネージャー
真名が活動報告でばらされた子。まあ本編で出す機会ないし多少はね?
自分が一番マネージャーとしてマシだと思っている。しかし一番マシなのはプロテイン信者だ。
コルシアを駄犬と呼んではいるが、お互い全盛期のまま殴りあったらコルシアと引き分ける模様。流石元暴力の化身。
爛れた兄妹愛希望
・トロア
一瞬で正体ばれた奴。
自分勝手に契約するので真面目にヤバイ。凄まじきものを間近、寄って目で捉えることで力を増す。
増したところで長久にそこまで恩恵はない。過去も未来もとくにみせてくれるわけではない(できないとは言っていない)