かき集めた部員が超次元な奴ばかりだった件について   作:低次元領域

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・前回までのあらすじ
 その辺に居た鯨を油鍋に放り炎上したものの、無事食し無人島を出る活力を付けた二人と一柱。
 男たちは今、船長自ら作り上げたイカダで海へと旅立った!

 二割嘘です。


 


ネロる日

 周囲に散らばり照らす光は砂のようなものだ。簡単に舞い軽さを持ち合わせながら、水を含ませた時のように一つの物質として凝固させることが出来る。

 光を集め、束ねる。一本の矢を作り、一張の弓を作る。

 ただただこの一撃は光の速さを、何人も追いつくことのできない領域を目指したもの。

 

 あちらこちらの糸が緩みたわんだ操り人形のように動く亡者たちには手が届かないはずの速さへ。

 

「ゲヒッ……ハイドロ──」

 

 ゴールの前で闇雲に錨を振り回す男たちが矢の光で浮かび上がる。

 質量作戦というのは意外に効果的で、こちらも考えもなしに技を撃てばたちまちにあの乱舞に巻きこまれてしまうだろう。

 

「──光陰如箭……改!

 

 だが、あの針の穴を通す様に繊細なパス練習で培ったこのコントロール技術と弾速の前には無意味だった。

 光を奪われ闇に満ちた世界を一筋の光が切り裂く。

 

 技の精度は完璧に近いと自負したボールが錨を素通りしていく……やったか?

 手ごたえアリと体勢が前のめりになる。

 

「グヒヒ……!」

 

 ……瞬間、両手を観音開きの如く背後へ広げたキーパーの姿が消えた。

 光の矢で照らされていたはずのその姿はすぐさま、光を無くしただけではない……闇よりも深い真の闇に覆われたのだ。

 

『──雑魚が足掻く

 

 その中で僅かに……こちらを見下す、ひどく冷たい眼光があったのは気のせいだろうか。

 

「──メルビレイ・ザ・ホール!!

 

 黒は固まり、形成されていくのは生物を思わせる様な大口。ゴールを覆っても余りある大きさに隙間はない。

 それは……鯨を模しているのだろうか?

 普段よく知る鯨よりも頭部が大きく発達し、それに伴う強大な牙が口内を埋め尽くしており……口内に吸い込まれていった光の矢を噛み砕いた。

 

「なっ……!?」 

 

『止めたー! 一号、シュートブロックを掻い潜る一矢を放ちましたが……その先で更なる壁が待ち構えていたぁーッ!!』

 

「なーっいいとこ行ったと思ったのに!? ……どんまい一号、下がるぞ!」

 

 周囲の光量が元に戻る。

 

 ジミーの声で立ちつくしている暇はないと己に叫ぶが足取りは重い。

 未だ陰るのは奴ら狩火庵中から吹き出している黒い煙が空を覆っているからか。それとも「悪魔」に睨まれたと気が付いたからか。

 震える体を抑え走る横に、メアが近づいてくる。

 

「一号くん、あのシュートブロックを無視しちゃうなんて流石だね! 次僕がやってみ──」

 

「いや、このままでは……あの鯨を突破できん」

 

 俺がやってもあの鯨は撃ち抜けない。

 メアならどうか? 鯨だけなら結果は分からないが……あのシュートブロックの群れがある限り、メアでは突破できない。

 ジミーも、ワタリでも。

 

 あれが、奴らに力を貸している悪魔。

 普段織部に纏わりついている蛇や時折顔を出す龍のと同じような気配を感じても、ここまで体は冷えつくことはなかった。

 

「……すべて平らげ進む、あの一撃があれば……」

 

 ……織部ならどうだ。

 炎を纏う黒龍の棘すら食い散らかしたあの一撃なら──、

 

「それは駄目だ!」

 

 ふと考えがよぎった時、メアが俺に叫んでいた。

 それはこちらを叱咤するようなものではない、どこか焦りを含む表情に思わず足が止まる。

 

「っ……?」

 

「あ、いや……今回の試合の課題は「リーダーに頼らない」なんだから……ね?」

 

「あ、あぁそうだな……?」

 

 慌てて手をがむしゃらに動かし説明するメア。その言葉に妥当性はある。確かに今ここにいない、頼らないと決めた男の事を思うのは間違っているのかもしれない。

 だが俺にはその取り繕った言葉が……何か、メアが隠しているものがあると思わせたのだ。

 

「……なぁ、メアお前なにか──」

 

ハイドロセーリング……いくぞヤロウドモー!!」

──オェーイ!

 

『ボールは護送船団方式ドリブルで習合陣営へ、再びピンチかー!』

 

「っしまった!?」

 

 会話に気を取られいつのまにやらボールが向こうへ。

 数人でハイドロセーリングを同時に発動し、大量の船で群れを成し進む奴らは、止めようにも数の差で押され弾かれている。

 少し削れたと思えばまた起き上がり加わる……鼬ごっこというレベルではないぞこれは!?

 

 不味い、仮に奴らが同時にシュート技を使おうものなら……!

 

ハイドロ──」 

 

 悪い考えはよく当たる。

 船団から飛び出て……否、二人は空を転がるように投げ出されそのままシュートの体勢になった。

 二人が操り纏うことで更に特大な水球が作り出され……二人の蹴りが交差し叩き込まれた。

 

バースト!!」

 

 奴らの枯れた喉が叫んだ、勝利の……略奪の一撃だと。

 

「くそっ──!?」

 

 滝の如き奔流が、手を伸ばし追う俺達から離れていく。

 この一点だけは決めさせてはいけないと理解できているというのに……!

 

「──八咫鏡!」

 

 シュートが鏡に激突する。

 膨大な水流が鏡に押し寄せていく。鏡面が歪み、写し出されていたボールがおぼろげになっていく。

 

 

 傍目から見ても分かる、鏡が割られるのも時間の問題だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──時はまた少し遡る

──トロアよどうした

 

 その文言って多用されると時系列とか分かりづらくなるから嫌いなんだよなぁ。

 読書感想文とか書く時にややこしい本選んだ時の絶望感とかね。かといってフランダースの犬みたいに皆ご存じの本選ぶと負けた気になるし。

 

──やいネロよ、妾はもう眠いぞ

 

 誰がネロじゃい。

 それと悪魔は寝る必要ないって前、ホテルで俺が寝不足で苦しんでいる時に嗤ってたよなぁトロアさん?

 

 ……パトラッシュの最後思い出して嫌な気分になってしまった。バッドエンドってどうにも苦手なんだよなぁ。

 創作の世界なんだから幸せになってほしいというのは傲慢なんかなぁ。

 

──きれいな海だね~あ、今マンボウいたマンボウ! おいしいかな?

 

 ……マンボウはあまりおいしくないと思うなぁ。というかよく見えましたね、水面波立ってもう俺には海の中が見えないよ。

 なんなら日が沈んだから何も見えない。

 

──えー……お腹空いたなぁ

 

「この荒れよう、アヴィさんの足掻きでしょうか? うーん……それにしては気配を感じませんし……」

 

 うーみーはひろいーなー波がやべぇーなー……いやほんとに波高すぎません?

 嵐でも来てるんですかってぐらい波高いんですけど。

 

 ついでにこのイカダ狭くないですか? 2畳ないから少し動くだけでぶつかりそうになる。

 ……いやそもそも一人で脱出しようとしていたんだから三人乗れば狭いのは当たり前だけどね。

 

 あとオール漕ぐのってかなり大変ね、フェルタンに片手治してもらってなかったらやばかったよ。

 けどこれで練習不参加の機会にドカ食いして貯めておいた分消費しちゃったからなぁ……早まったかな。

 

──まあ悩むと良い。我は奴の力の探知に励むとしよう……

 

 うん頼んだ。しかし意外と簡単に食べきりましたね……どう、体調に変化とかある?

 語尾がヤンスになったりしてない?

 

──……お前も最後気が付いただろうがあれは恐らく媚び油断させるための演技だ。まあ元々サクリファイスで粉々になり、そのままエネルギーにされてしまえば不死と言えどひとたまりもない。

もう少し喰らえば貯金も使わずとも全盛期並みに戻れるかもな

 

 さいですか。

 ところで犠牲にする魂の格が上がって強固なものになったらサクリファイス・ハンドの出力が上がりそうな気がするんだけどどう思う?

 

「羅針盤長、方向はどうだ!」

 

「……もう少しこちらだ」

 

「……東北東か! 操舵手、舵を左に……そうだそこでいい!」

 

「誰が操舵手ですか……私には織部エマという名前が」

 

──ないだろ。前も後ろも偽名だろ貴様。後長久、お前も発想が悪魔染みてきたな

 

 さよか。

 この間確認したら住民票に登録されてたから一応本名ではあるんじゃない? ……絶対手続きの担当の人に魅了使ったんだろうな。怖い。

 これで実害出てたら対応に困るよねほんと。いたずらで済むぐらいに抑えてもらわないと。

 

 日が沈み明かりは月光のみというこの暗い海の上、船長の的確な指示の元イカダは進む。

 時刻的に今は干潮の筈らしいのだが荒れ狂う波……船長の経験がなければ沈没していてもおかしくないだろう。

 

「……よし、潮の流れに乗ったぞ。漕ぎ止めーい! しばらく休憩だ、操舵さえ見ておけば問題がない」

 

「そうか、分かった」

 

 ……助かった。かなり腕が痛くなってきてたからねもうね。

 オールをイカダに乗せ胡坐をかく。

 後何時間ぐらいで着くかな。もう多分日付変わったよな……試合はお昼より前だし速く行かんと上陸前に試合が終わりかねないな。

 

「ふぅ……少しばかり焦り無理をさせてしまったか? 羅針盤長、疲れはどうだ?」

 

「……漕げないほどではない」

 

「そうか! 流石はお前もキャプテンの地位にいるもの……ナハハハハハ!」

 

 いや君ホント元気ですね。うちの超次元な部員並みにスタミナありますよ……これで軍師タイプとかつらたん。

 うちの軍師キャラっていないからなぁ。ワタリやグラサンは賢いけど軍師って感じじゃないし。その場で戦況操りつつ作戦練る頭は俺もないなぁ。

 ……でもなんか、手持無沙汰のフリしてそわそわしてるな。

 

 ……もしかして、

 

「……不安か?」

 

「むっ……」

 

 それは不意に口から出ていた。自分の失言に申し訳なくなり謝罪する。

 ただ船長はそれを受けるとひどく不服そうに眉をひそめ……しばらくすると雰囲気がどこか柔らかくなり、

 

「……多少はな」

 

 一言、弱音を漏らした。

 思わず目を見開き彼の顔を見る。そこには先ほどまでの荒々しい、迷わぬ指示を出していた者とは思えない表情が合って更に驚く。

 まるで……今まで仮面を被っていた様に? いや、違うか。仮面というよりは二面性。 

 

「……」

 

「……船長はみなを導く漢だ。そんな者が弱音を吐いてはいけない」

 

 雄々しく振舞い恐れるものなどないように振舞う船長としての彼と、船員のことを心の底から心配する思いやりのある東船道としての彼は矛盾しない。

 普段は他人に見せることのない彼を今、俺に見せてくれているだけだと気が付くと……不思議と共感している自分がいることも見つけた。

 そうしてポツポツと己の心の内を吐き出していく東船道をじっと見つめる。

 

「……正直なところ、同じ遭難者と言えど久しぶりに人に遭えたのはうれしかった。

危機とは言え、仲間の事も知れたのは心底助かった」

 

 全部本音だ。見なくても分かるほどに震えた声。零していいかも悩んで一言一言呟いていた。

 

「……貴様はどうだ? あのクソ鯨をさっさと処分した所を見るに、その類に精通しているようだが……悪魔が憑りついた俺様達の仲間が相手だ」

 

 不安じゃないのか。そう尋ねられた。

 だから俺は──

 

 

 

 

 

「全く」

 

──それ如きどうにかなるならここまで我らは苦労せん

 

 少し寂しかったけれど答えた──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──諦めてんじゃねぇよお前ら……サッカーすんぞ」

 

 空に昇り重なる黒い瘴気に穴が開く。

 怒号が天に昇り、音をたてる。

 

「──雷鳴一喝!!!」

 

 鏡が割れた、水流は叩き落され割れた。

 天から振り下ろされた、特大の雷が全てを薙ぎ払い壊された。

 

 なんならシュートをした狩火庵中の軍団さえも吹き飛ばし、弟はゴールネットに叩きつけられた……おい!?

 

『か、間一髪! キーパーごと必殺技を当てトールが防ぎ切りましたァー!!』

 

「よっしゃぁー!! どうだゾンビどもが!」

──トール様マジ脳筋!! こっち向いてー!

 

 数人がぽかんとゴール前を見る。煙を上げ止められたボールを踏み雄たけびを上げるトール。

 その姿に黄色い声を上げるトールファンの奴。

 しばしした後、笛が鳴る。

 

『ここで前半終了ー! 点数はお互い0! 必殺技が飛び交う熱戦が繰り広げられております!!』

 

「いやいやいや待て貴様よくも弟ごと焼き払ってくれたな!?」

 

 思わず詰め寄りトールの両肩を掴み揺さぶる。

 ゴールを守り切ってくれたことには感謝しているがどんな防ぎ方をしているんだ貴様は!!

 

「んだよ一号……力溜めるまでちと時間がかかっちまったが代わりにいい威力してたろ?」

 

「そんな問題ではないわ! おい鏡介、無事か!?」

 

「……ダイジョブ

 

「死にかけではないか戯け! 威力を味方に発揮するな!」

 

 周りにいたウリ坊たちが近寄って来て俺を羽交い絞めにしようとするが知ったことではない。いくらなんでもあのプレイは危険すぎる!

 何度も訴えかけてでもこいつを控えのアルゴ(甘酒を既に4本空けている)と取り換えなければならない。

 

 こちらの多弁に思うところがあったか、そうしていると頭を掻いてトールが反論してきた。

 

「そりゃ確かに危ねぇ事はしたが……この作戦は二号が言い出したんだぜ?」

 

「──なんだと?」

 

「……そうだよ兄さん」

 

 そんな馬鹿な。言い訳ではないかと疑う前に、カガに手を貸され立ち上がった弟が視線も確かに口を開く。

 ……試合の疲れと言うよりほぼ今の雷鳴一喝のダメージじゃないかこれは?

 

「僕からお願いしたんだ。さっきだけど……止められなそうだったら僕ごとやってくれって……」

 

 ありがとうトール、そう小さく言い切って小さく息を吐く。

 その目には、ゴールを一人で守り切れなかったという悔しさと……それでも点を入れなかった、誇らしさがあった。

 

「鏡介……」

 

「……兄さん、僕には……僕の守り方があるって言ってくれたよね」

 

 ゆっくりとベンチに運ばれていき、横たわる。

 俺もゆっくりとその後を追い、弟の背中を見た。

 いつのまにか、自分の事を抜きに誰かに頼ろうとしていた俺と違い……協力してゴールを守り切ろうとしていた弟の背中を。

 

「でも……まだ僕の守り方、分かんなくてさ……だから、()()()()()()()を借りようと思ってさ」

 

 ゆっくり、ゆっくりと息を吸って吐く。

 僅かばかり上下する胸の動きは次第に小さくなっていくのが分かる。

 

「……そうか、そうか……! よく守ってくれた……鏡介、疲れたろう!」

 

「……うん。なんだかとても、眠い……んだ……」

 

 ……やがて、鏡介は深い深い眠りについた。

 その顔はとても安らかで、やり切った男の顔だった。

 

「──鏡介ーッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや単に寝てるだけですよこれ」

 

 隣でワタリが水を差してきた。いやドリンクを渡してきた。

 お前……弟がやり切った瞬間を劇的にしなくてどうするというんだ!?

 

「えぇ……これ私が悪いんですか……?」

 

 粋を理解しないワタリは一旦放っておこう。

 

 あぁ神よどうしてこのような仕打ちを……俺達の神っていうと天照大御神辺りか。

 和風の神はどちらかというと神が気まぐれに暴れてそれを鎮めてもらうとかそっち系が多いからあまり合わんな……ふむ、天照か。

 

「……メア」

 

「えっ、えーとなにかな僕は別に──」

 

 何か勘違いしているようでメアが焦っている。

 

「奴らの守りをぶち抜く必殺技を考えた」

 

 弟の頑張りを見て何も変わらない兄などいるはずがない。

 ここに妙案アリと言った表情を浮かべ、奴に提案した。

 








 少し寂しかったけれど答えた。

 練習量が増えた事とか、少しの勘違いで二号とかに重圧がかかってることは心配だけど。それは試合の結果にあまり関わってこない気がするんだ。
 なんとなくだけどね。
 明日だって多分、奇想天外な相手に少し追い込まれるかもしれないけど……負けることはない。
 そう断言できた。

 黒月相手だって俺が無理やり止めなくても、追い詰められたアイツラが何とかできちゃうじゃないかって。
 前半で6点取られたら後半で7点取るんじゃないかな。

 ……でも本当にそうなっちゃったら、本格的に試合から外されちゃうかもなぁ……そっちは不安だ。

 もっと格好良く、強くなれたらな。メアたちにも心配かけさせずにすむのにな。ずっと遊んでいられるのにな。
 東船道はすごいよ、羨ましい。またよく考えず言いかけて、煽りになるかもしれないと直ぐに口を閉じた。

「……そうか」

 東船道はゆっくりと目を瞑り、下を向いた。
 いやな気分にさせてしまっただろうかと慌ててのぞき込もうとした。

「──ナハハハハ!」 

 瞬間、笑い声に吹き飛ばされイカダから落ちる。「兄さん!?」というエマの声が聞こえた。
 寒い……いやでも意外と暖かい? いや寒いな!

「こいつは一本取られた、そうだな! 船員信じず何が船長か!
羅針盤長……貴様の事をどこかで舐めていたのかもしれんな、詫びよう!」

 おお、弱音を吐き終えて完全復活しましたか?
 もう無理してる感じ一切ないな。いいねその明るさ……引き上げてくれません? ちょっといきなり海に飛び込んだせいで体が上手く動かないっていうか。

「む、なぜ海に……そうか飯だな!? 確かに腹が減っては航海も出来ぬ……先ほどはしてやられたのだ。今度は俺が大物を取って驚かせてやろう!」

──ごはん?

 違います船長、フェルタン!
 潜ろうとしているんじゃなくて沈んでいるんです!

 ねぇ、エマも勘違いしたまま見送りの意味で手を振らないで!
 ちょっとトロア助け──

──なんじゃ、妾ももう疲れたんじゃ

 お前出航してからなにもしておらんじゃろがい!?

 あ、ちょっとまってガチで沈む……


 助けて!!?







◇◆◇


 初めて後書きらしい後書きしたゾぃ。



~オリキャラ紹介~

・東船道 尊:船長 男 MF
 実は少しだけ心の中に弱気な自分を飼っていた、部長と(当社の基準で)似ているリーダー。
 ウツボとマダコを捕獲しイカダの上で捌くサバイバルスキルを見せる。
 初期案で名前を浜口かにしようかなと思われていた良い子。

・一号
 アホ

・二号
 策士策に溺れるというか殺される


~オリ技紹介~

・メルビレイ・ザ・ホール キャッチ技
 何気に気に入っている技。アヴィの体を一部顕現させシュートを吸い込む。
 ゴール全体を覆える、いわゆる隙が無い技なのでかなり優秀。
 勿論悪魔の力を使って常人が大丈夫な訳がなく、一回使うごとにそれなりに腕に負担がかかる。
 まあ部長が使うドミネーションよりは全然マシ。
 
 ちなみにメルビレイってなんぞ? って人向け解説
 ぐぐると楽しいぞ

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