闘気魔法の使い手……魔法が全ての世界に武の達人が降り立つ。 作:ハッタリピエロ
「闘気創成魔法……須佐男ノ魔神」
俺がそう言うとラルスは
「ななな!なんだその魔法は!ぐっ!水創成魔法!アクアジャベリン!」
ラルスは水の槍を放ってくるが
「ふぅ……」
「ななな……!効いてないだと!?」
須佐男の鎧には傷一つできていない。そして
「闘気魔法……須佐男ノ鎧!」
須佐男を圧縮したエネルギーを身に纏って
「闘気魔法!界王拳!」
グリモワールを開いて界王拳を発動させる。
そしてソルで一瞬で近づくと
「ぐほひゃっ!」
ラルスだっけぇ?を殴り飛ばした。
殴り飛ばされた貴族様は闘技場にぶつかり顔を腫らしている。
やり過ぎちゃったかな……ま!いいんじゃねえの!
そしてミモザの試合が始まる。
・・・・
ミモザside
さて……次は私の番ですわね……カイさんがあれほど奮闘したのですから私も頑張らないと!
相手はハリスさん……でしたっけ?と戦うことになりました。
「王族だろうと手加減はなしだあ!氷魔法!アイススラッシャー!」
氷の刃が私に迫りますが
「魔砲の花!」
氷の刃もろとも吹き飛ばそうとしました。が
「ふぅ……危なかったぜ……」
おやまあ!?防がれましたか……なら!
「植物創成魔法!侵食の茨!」
地面から茨の鞭を創成すると氷を全て切り刻んで
「なっ!?グホハッ!」
その鞭をハリスさんに当てました。
よし!勝ちましたわ!
・・・・
ミモザの試験も終わって一通り終了するとヴァンジャンスが
「以上で試験は終わりだ。それでは……番号を呼ばれた受験生は前に出てきてくれ」
そして次に青の野薔薇団長のシャーロットが説明を始める。
「その受験生の入団を臨む騎士団長は挙手をする。挙手した団に入るか否か、また挙手した団が複数ある場合どこの騎士団を選ぶかは受験生の自由だ」
さらにミモザの従兄弟だったっけ?フエゴレオンが補足する。
「ただし!挙手した団がない場合!魔法騎士団には入れない!」
「早々に立ち去るがよい」
厳しいな〜!まあそれが現実ってやつなんだけどさ。
俺は……確かアスタ?の後ろだったよな。ミモザはその次。
そしてアスタの前のユノ?だったよな。ユノは全団挙手された。
「マジかよ……!」
「すげぇー!」
それに対してユノは
「金色の夜明け団でお願いします……!」
そして次ははっきり言わせてもらうと実技試験以外いいとこなしだったアスタ。
その反応は……挙げる者なし。
だと思われた時
「そりゃそーだよな」
黒の暴牛の団長ヤミ・スケヒロが降りると
「どんだけすげえ戦闘能力持ってよーがそれが得体の知れない力じゃ手ぇ出さねーわな。なんやかんやで……魔法騎士に求められるのは……魔力だ」
そしてヤミは魔力を解放する。
すげぇ……!これが……!騎士団長の魔力か!
「魔力のねえお前なんか欲しがらねえ……!これが現実だ……!おまえ……さっき魔法帝になるとか言ってたよな……つまり……俺たち九騎士団長を超えるってことだよな……?今の俺の前でも……魔力のない分際で魔法帝になるとかほざけるか……?」
そしてアスタは
「なる!たとえここで落とされようが……なんど落ちようが……俺は必ず……魔法帝になってみせます!」
周りの者たちは笑う中で
「はっはっはっはっ!!!お前!面白い!ウチに来い!」
「え?」
「黒の暴牛に入れてやるってんだよ」
「え……?」
「ちなみにお前に拒否権はない。死ぬほど働かせてやっから覚悟しろ……!「ええええええええっ!!!!」そしていつかー魔法帝になってみせろ」
ヤミの真剣な言葉にアスタは……
「っハイ!」
これまでないぐらいの満面の笑みで返していた。
あの団長……いいな……!
よし!俺は決めた!
「次の受験生!前へ!」
そして俺が前に出ると
「え……!?またしても……全団挙手ぅー!!!」
全ての団長たちが手を挙げていた。普通なら紅蓮の獅子王か金色の夜明けを選ぶだろう。
ここで俺がとる選択は皆から笑われるかもしれない。だけど俺は……
「黒の暴牛でお願いします!!!」
俺の発言に皆は
『えええええええええええ!!!?』
ヤミ団長が降りてきて、
「お前もか!死ぬ気でしごいてやるから覚悟しろよ!」
とこれまでないぐらいの笑みで言ってきたので
「望むところです……!」
そして次にミモザにもいくつかの団長が挙げられた。
ミモザは金色の夜明けを選ぶだろう。と思っていたのに
「黒の暴牛でお願いします!」
は!?マジで驚いた。
ちなみにミモザの心の中では
(あのカイさんが選ぶ団です……!きっとこれから凄いことになるはずですわ……!)
と呑気なことを考えていた。
(ま、でもあの団長は悪い人じゃねえな。これから登っていくんだ。俺……いや俺たちの団で……!)
そして試験が終わると
「やーっと来たか。おまえいつまで待たせば気が済むんだ」
アスタがヤミ団長にアイアンクローを食らわせられていた。
大丈夫か……?
そしてフィンラルさんの空間魔法でアジトまで運ばれた。
すげえな……空間魔法(カイも使えます)
そして中からいきなり炎の弾が飛んできた。
それにアスタは飛ばされて俺とミモザは唖然としていた。
「ようこそ……最低最悪の魔法騎士団、黒の暴牛へ」
俺……入る団間違えたかな……?