「久しぶり。リーマス、大丈夫かい?」
「ああ、大丈夫だよ」
最後に見たときよりやつれて青白かった顔もましになり血色が戻っている
彼のデスクにあった教科書と評価用のノートを手に取りながら問う
「授業はどこまで進んでるんだ?」
「今は魔法生物を教えてる最中だが…結界術を教えてやってくれ」
「喜んで」
「君の授業は面白そうだから受けてみたいよ」
「思いつめないようにな」
「わかってるよ」
「じゃあ行ってくる。昼頃からは入らない方がいいかい?」
「そうだね。頼む」
「了解」
「後それから…3年生のグリフィンドールとスリザリンの授業で困ったらハーマイオニーグレンジャー穣を当てるといい。彼女は優秀な魔法使いだ」
「マグル生まれでも優秀な魔法使いになれるという今年の例か。覚えておくよ」
「ハリーポッターが気になるかい?」
「成績を見る感じさすが先輩たちの子供だっていえるくらい優秀だね」
「この教科が得意だそうだ。薬学は苦手みたいでね。そこはリリーに似なかったらしい」
「面白い話だ」
「さて、席に着いているかな?」
最初の授業は3年生
ハリーポッターやリーマスが言っていたハーマイオニーグレンジャーもいる
「今日はルーピン先生は体調が優れないので僕が代理を務める。トールトマホークだ。よろしく」
拍手をもらうことができた
つかみはOKかな
「授業を始めよう。ルーピン先生からは魔法生物に関しては自分の授業ですすめるから特別授業では自由に教えてくれとのことなので今日は結界術を教える」
スリザリンの多くの生徒と一部のグリフィンドール生からは嘲笑が起こる
結界という存在を軽視している魔法使いも多い
その子供だろう
「さて君たちは結界とは何だと思う?」
見回すと簡単だといわんばかりの顔だ
「ヒントは…外からの攻撃を防ぐものではない」
この一言で全員の手が下がる…一人を除いて
「ハーマイオニーグレンジャー嬢、どうぞ」
「結界の内部の世界を自分の好きなように変化させることです」
「その通りだ。グリフィンドールに2点。結界の本質は中を自らの自由にすることだ。外からの攻撃を防ぐのは中の法則を守るために過ぎない。理解したところで今日の実習だ」
「先生!まだ結界の作り方を習っていません!」
「うん。ルール説明と一緒に教えるよ。まあ、今から教える結界はあくまで練習にしか使えないような結界としての使い道がない呪文だ。利点は簡単なことだけだ」
一度見回して微笑みながら言う
「さあ、始めようか」
同時に僕は杖を振った