「ほんとにいくのか?ハーマイオニー」
「ええ、先生は質問があったら個人的な質問でもかまわないからおいでとおっしゃっていたわ。聞いたら先生は今日の夕方帰るとおっしゃってたわ。せっかく日曜日でお休みだもの。みんなホグズミードに行ってる間にいろんな話をしたいの」
「別に僕のことは気にしないでもいいんだよ?」
「ハリーのこともあるけど…。ホグズミードはいつでもいけるわ」
職員室でトール先生のことを聞くと彼はルーピン先生の研究室にいるとのことなので向かっていた
研究室のドアをノックする
「はいはい。おや?ハリー、ロン、ハーマイオニー。どうしたのかな?」
出てきたのはルーピン先生だった
「先生!体調は?」
「大丈夫だよ。安心して」
「ルーピン先生、トール先生はいますか?彼を含めてお二人と話したいんです」
「ああ、トール!君にお客さんだ」
「聞こえてるよ」
さわやかな笑顔を向けて続ける
「久しぶり、3人とも」
3人分の紅茶を入れ、さらにもともと出ていたティーカップに紅茶を足すトール先生とクッキーを持ってきてくれるルーピン先生
二人とも席に着くと話が始まった
「ルーピン先生とトール先生はどんな関係だったんですか?」
「私はグリフィンドール生だったんだが…7年生の時のグリフィンドールの新入生に優秀な子がいてね。その子の彼氏になったのがトールさ」
「ちょくちょく談話室に遊びに行ってたから覚えてもらえたみたいね」
「魔法薬学の超優等生だったよ」
「勉強は嫌いなんだけどね。興味があることに関してはむちゃくちゃ勉強するんだ」
「それが魔法薬学と結界術?」
「そうだね。後は決闘術もかな。おかげで君のお父さんお母さんとも知り合ったよ」
ハリーの方へ笑みを向けながら
「とてもジェームズ先輩に似ている。だけど目は…「お母さんです」そうだね」
「あの…どんな人でしたか?」
「僕は一年しか一緒じゃなくてね。とある理由で僕と妻は弟、妹かのように仲良くさせてもらってたけど彼らの卒業以降は手紙のやりとりがほとんどだった。話せることがないわけじゃないけど…もっと適任者がいる。その人に聞くべきだよ」
彼は自分の紅茶へ口をつける
「普段は何をなさってるんですか?」
「マグルのスーパーを経営してるよ。もっとも、親から引き継いだ後定年者が出るごとに魔法使いの同級生や後輩、それ以外はスクイブだからマグルのための魔法使い経営の店になっているけどね」
「いままでは彼の元でやっかいになっていたんだ」
「あの!」
ハリーが声を挙げる
「それなら長期休暇の間僕を預かってくれませんか?働くので!」
考え込むトール
そして残念そうな顔をする
「申し訳ないけどずっとは無理だろう。一回は元の家に戻る必要がある。できるだけ早く受け入れるつもりだけどどうしても辛かったり何かあればここにおいで。昼だけは預かってあげよう。グレンジャー嬢も質問があったらおいで」
そう言って名刺を渡す
「ロン、君はアーサーさん伝手で連絡してくれればいいさ。大概のことは家族内で解決すると思うけどね」
「ルーピン先生の授業は大好きなんですけどトール先生の授業も面白かったです。あなたの本もとても興味深くて好きですし。また教えて頂けますか?」
「機会があればね」
「あ!ルーピン先生、レポートです」
「ありがとう。…面白いことをやってるね」
「臨時だからさ。本職ではできない。僕はそんな繊細じゃないからね。魔法危険生物への対処法なんて退屈で教えられないよ」
その後、トール先生が帰ったあともルーピン先生とお菓子がなくなるまでいろんな話をした。そして一年は過ぎていく
メインは不死鳥の騎士団以降ですのでそこまで超速で進んでいきます