メインは瑞鶴。
書類の山「明日までだぞ」
提督「……辞めようかな」
提督「仕事多くてまともに寝れねぇし艦娘に会いたくて提督になったのに嫌われてるし秘書艦やってくれる瑞鶴には感謝するけど給料少ねぇし!」
提督「こんなブラックな仕事辞めてやる!」
提督「ハッハッハッハッハ!そうと決まればさっさとこんなところからはおさらばだぜぇ!」
提督「こんな日のために少ない給料を貯めに貯めたこの資金があれば少なくとも1年は普通に過ごせるぞ!」
提督「いやっほ~う!3年ぶりに家に帰れるぜぇ!ワハハハハハハ!!」
提督「あ、とりあえず手紙書いとこ」
手紙「いいかげん疲れたし嫌われてるっぽいんで辞めます by提督」
提督「こんなもんでいっか!元帥さんにも電話かけたしええやろ!さーて帰ったらなにすっかなぁ!」
霞「クズ司令官!朝よ!起きなさいったら!」
霞「…聞こえてるの!?朝よ!」
霞「……そう!聞こえてないふりね!なら無理やり入るわよ!」ドアハカイ!
霞「クズ司令官!布団の中にいるんでしょ!さっさと起きなさいったら…」フトンメクリー
霞「…え?クズ…司令官が、いない?」
霞「なんで…?」ツクエノウエのテガミニキヅク
霞「手紙にはなんて…」
手紙「いいかげん疲れたし嫌われてるっぽいんで辞めます by提督」
霞「……辞めます…?」
霞「なん、で?誰も司令官のこと嫌いじゃ…ないのに…」ナミダメ
霞「……私の、せいだ…。いっつも、罵倒してばっかりで…手伝い、もしないで…」
霞「ううっ……グスッ……うえぇ………」
瑞鶴「うわっ何これ、提督さんの部屋の扉壊れてるし…!霞ちゃん?なんでこんなところに…ってかなんで泣いてるの!?」
霞「私のぜいで…っ司令官がぁ…司令官が…!」
瑞鶴「泣いてたら分かんないから!一旦落ち着いて!」
瑞鶴「ええぇぇぇぇぇぇっ!?提督さんが辞めたぁ!?」
霞「…うん。朝来たらいなくて机の上に手紙が置いてあって…」
瑞鶴「それ、見せて」
手紙「いいかげん疲れたし嫌われてるっぽいんで辞めます by提督」
瑞鶴「秘書艦してる時に相談してくれればよかったのに…」
霞「私のせいだ……」
瑞鶴「誰か一人のせいって訳じゃあないよ。真っ直ぐに好意を伝えられないで照れ隠しのためにわざわざ距離をとったり、
無視したりするみんなが悪いんだから」
霞「…………」
瑞鶴「とりあえず、もう食堂にみんな集まってるだろうし報告しに行こうか」
霞「……はい」
~食堂~
ワイワイガヤガヤ
瑞鶴「あ、赤城さん。お隣いいですか?」
赤城「どうぞ」
瑞鶴「ありがとうございます。そういえば知ってますか?」
赤城「何をですか?」
瑞鶴「提督さんが辞めたこと」
シーン…
赤城「え?…それは、本当ですか?」
瑞鶴「はい。手紙もありますし」
加賀「五航戦、その話を詳しく聞きたいのだけれど」
瑞鶴「いいですよ。簡単に言っちゃえば、みんな提督さんに素っ気ない態度を取りすぎたってことですよ」
加賀「…どういうこと?」
瑞鶴「これで分かんないなんて…。みんな提督さんを無視したり命令聞かなかったりしてたでしょ?そのせいで提督さんが嫌われたと思って辞めたの」
加賀「…………」
瑞鶴「手紙は置いてくから。私はこれで」
提督「いっや~!モンハン楽し~っ!でもでかくなったクルルヤック強すぎるだろ!」
提督「このまま負けたままでいられるか!うおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
即興で仕上げたから不安しかない。