マテリアルズ・ストラトスDetonationIF 「双翼の撃槍 ーウィングビートー 」   作:荒潮提督

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まっっっっっっっことにすみませんでしたぁ!


「成層圏の彼方にて」

マクスウェルを倒した一夏。

しかし、ついに限界を迎えたのか地面に降りる際にバランスを崩し倒れそうになるがユーリがユニゾンを解除し一夏を支える。

 

 

「大丈夫ですか一夏さん?」

「あ、ありがとうユーリ・・・さて、あの野郎はどうなった・・・?」

「ありったけの魔力をぶつけたんです。流石にもう・・・いました!」

 

 

そこには上半身だけになり中の機械が所々見えているマクスウェルがいた。

既に戦う力は残されていない。

しかし、嫌な予感がしてそれが頭から離れない一夏はあるメッセージをISのコアネットワークを通じて鈴とマドカに送る。

送ったのを見届け後、マクスウェルへと歩みを進める。

 

 

「・・・終わりだマクスウェル。大人しく管理局のお縄についてもらおうか」

「・・・ふふふっ、完敗だよ。まさかあのような力を得ても負けるとはね・・・。だが、まだ終わってはいないよ」

「・・・なに?」

「私の身体は見ての通り機械だ。・・・バックアップが無いとは思わなかったのかね?」

「・・・逆に予想してないと思ったか?」

『一夏!見つけたわ!ジェットコースターを改造したマスドライバー!』

『多分この中にあるデス!今から・・・な、何!?』

『嘘っ!?キャァッ!?』

「鈴!?マドカ!?」

『ごめん!やられた!間に合わなかった・・・』

「たった今、発射させたよ。私の意思をインストールさせたバックアップをね」

「チッ、今ならまだ間に合う。自爆させろ。これ以上罪を重ねるな!」

「間に合わないよ。・・・空を見たまえ」

 

 

空を見上げると一際明るく輝く星があった。

明らかに光り方がおかしい。

一夏は最悪の場面を想像し冷や汗が流れる。

 

 

「テメェ・・・まさか!?」

「この星にも衛星技術があって良かった・・・イリスがこの星に転移した時にタネを仕込んで置いた。イリスを生み出すための素材をね・・・」

「衛星砲か・・・!」

「その通り・・・今はちょうどここを狙える位置にいる。小型ではあるがこの街を吹き飛ばすくらいなら容易い・・・。宇宙で待っている娘への差し入れも今向かっているからね・・・」

「マクスウェル・・・!」

「取引をしよう。ここにいる私とイリスとユーリ、3人をここから離脱させてもらいたい。・・・そうすれば君たちとこの街の事は見逃そう。それを許さないのならばこの街が完全に吹き飛ぶことになる。・・・関係のない人を巻き込んでね」

「自分を巻き込んで死ぬ気かよ」

「死なないよ。少なくとも私の記憶と意思はね。・・・5分だけ待とう。選択肢は無いと思うがね」

「・・・フェイトさん、居ますか?」

『は、はい。今向かってます』

『交渉頼みます。多分コイツ時間稼ぎが目当てだ。コイツに衛星砲に連絡する手段はありません。結界に遮断されて届かないんです』

『それじゃ・・・!』

『ええ、今なのはさん達が宇宙に上がってるんでしょう?恐らく打ち上がったアレが中継機です。最初から取引は破綻してるんですよ。今ならまだ破壊が間に合う。俺も行きます』

『・・・分かりました。出来る限り引き伸ばします』

『頼みます』

「・・・話し合いはすんだかね?」

「それはコレから来る人と話すんだな。白騎士」

『はい、マスター』

『上がるぞ、宇宙に』

『了解!』

 

 

 

白騎士を纏った一夏、白騎士は非固定ユニットの展開装甲を変形させ羽ばたく。

先に向かったなのはとアミタの元へと急ぐ。

既にアミタは狙撃体制に入っており狙いを定めている。

発射されたビームは小型ポッドを撃ち抜き爆発を起こす。

しかし、嫌な予感がした一夏は急ぐ。

その瞬間、軌道上からビームが放たれアミタを狙撃する。

しかし、間一髪一夏のディフェンダーがアミタを突き飛ばし身代わりとなって爆散する。

しかし、その際に破壊されたディフェンダーの破片がアミタを襲ってしまう。

更には降り注ぐ様に砲撃がなのは達を襲いかかる。

一夏は残りのディフェンダー、更にはビット全機をなのは達の盾にする様に展開して守る。

 

 

 

「アミタさん!?」

「す、すみませんアミタさん!俺のせいで・・・」

「だ、大丈夫です・・・これくらいかすり傷で・・・っう!」

「・・・なのはさん、ディフェンダー借りれますか?」

「は、はい・・・?」

「俺が撃ち落としてきます。なのはさんはアミタさんと一緒に降りてください。暫くはビットと俺のディフェンダーで何とか守れる筈です」

「そんな・・・危険です!」

「大丈夫です。俺はまだ戦えますから」

「な、ならせめて・・・これを」

「・・・お預かりします。必ず返しに戻りますから」

「・・・ディフェンダーのマスター登録、切り替えできました。・・・ご無事で」

「ええ、行ってきます」

 

 

降り注ぐ砲撃からなのは達を守る様にビットとディフェンダーを残し、なのはから借り受けたディフェンダーとアミタのブラスターを懐に仕舞い、一夏は飛び立つ。

当然阻止するように砲撃が襲いかかるが、白騎士が軌道を予測し回避ルートを導いてくれるお陰で気にせず飛べる。

 

 

「・・・こんな風に高く飛んだの、初めてだな」

『ISは本来人類が宇宙に飛び出すための翼ですからね。これくらいは楽勝ですよ。快適な旅です』

「へへっ、頼もしいな。・・・束さん、喜ぶだろうな。ISが、自分の子供みたいな物が初めて宇宙に行くんだからな」

『ええ、きっと喜びますよ』

 

 

大気圏を突破した一夏、目の前には衛星砲とそれを守護するかの様に武器を構える固有型イリス。

 

 

「綺麗だな・・・宇宙って」

『はい、とても・・・』

「さっさと片付けて宇宙旅行と洒落込みたいな・・・。なあ、武器を下ろしてくれないか?せめて話し合いで解決したいんだが」

 

 

しかし、固有型イリスは武器をチャージしており話す素振りすら見せない。

それを見た一夏はフォーミュラバスターを構えイリスへと向ける。

瞬間、互いの砲撃がぶつかり合う。

最後の戦いが、今始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、マテリアルズ・ストラトスIF

 

 

 

最終話「LAST SHOOTING」

 

 

 

「・・・イチカ?」




残すところ後2話、必ず早めに書き上げます。
お楽しみに。
描きあげられなかった場合阿部さんにケツを差し出します♂
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