黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

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小説を書くのはこれが初めてになります。
にわかの東方ファンですが
よろしくお願いいたします!

数年前の文章ですので
滅茶苦茶なうえに駄文です。
多分そのうち編集し直すのでご了承ください。




紅霧異変
1話


  「......ん」

 

  1人の男が目を覚ます。

 

  まとめられた長く黒い長髪に、

  黒い着物を着ている。

  黒い着物から伸びるすらりとした、

  それでいて鍛えられている腕と足の白い肌、

  黄金色の鋭い目がその男を色付けしている。

  

  「あら、やっとお目覚めですわね」

 

  「......おやすみ」

 

  「いやいや、起きてください」

 

  「はぁ、で、何の用だ?

 

             ———紫」

 

  

  紫と呼ばれた女性が顔をしかめる。

 

  

  「久しぶりの再会なのにもう少し何か無いの?」

  

  「胡散臭さが6割増しだな」

  

  「......私そんなに胡散臭い?」

 

  「喋り方がな。友人の前なんだから楽にしてくれ」

 

  

  そう言って男は横に置いてあった二本の刀を

  取って立ち上がる。

 

  

  「で、300年振りにわざわざ友人と

     喋りに来た訳じゃないんだろう?」

  

  「えぇ、貴方に手伝って欲しいことがあるのよ」

  

  「...手伝って欲しい事ってのは?」

  

  「今度、幻想郷で

   吸血鬼に異変を起こさせるわ」

  

  

  男はため息をつく。

  

  

  「つまりその吸血鬼の異変を手伝えと」

 

  「頼めるかしら?

   ──異変解決には博麗の

   巫女と魔法使いが動く筈よ?」

 

  

  男はその言葉に眉をピクリと動かす。

 

  

  「...へぇ、力を試しても?」

 

  「存分にどうぞ、重症を負わせちゃダメよ」

 

  「許可が出るなら俺は異変を起こす側か」

 

  「お願いね、あちら側にも

   色々と事情があるようだけど」

 

  

  男は笑う。

 

  

  「クハハ、面白い、今代の

   博麗の巫女はどれ程の者なのかねぇ」

 

  「おそらく、彼女には及ばない

   けどあの娘は歴代最強クラスよ」

 

  「成る程な、それは面白いな」

 

  「異変は1週間後だけど、

    今から向かうかしら?」

 

  「あぁ、スキマを頼む。

    そろそろ吸血鬼も起きる時間帯の筈だ」

 

  

  此処はとある森の奥地、常に暗いがさらに

  夜の闇が周囲を覆い尽くそうとしている。

 

 

  「それじゃあ、案内するわ 朧(おぼろ)」

 

  

  

 

 

 

 

  スキマに入り、紫が男(朧)に話しかける

 

  

  「そういえば、貴方はスペルカード

          ルールは知っているの?」

 

  「弾幕を撃ち合って華麗さ、

    優雅さなんかを競うというものだったな」

 

  「えぇ、スペルカードは持ってる?」

 

  

  確か必殺技だったか、そう思い出し、朧は懐から

  何枚か札を取り出す。

 

 

  「一応作っておいたが、これで良いか?」

 

  「大丈夫ね、言い忘れてたけど幻想郷では

      弾幕ごっこ、なんて呼ばれてるわ」

 

 

  ここで朧は聞きたいことを思い出す。

 

 

  「吸血鬼の異変だったが、

      俺のことは言ってあるのか?」

 

  「協力者を連れて来るとは言ってあるわ。

       ──あと私以上に強いこともね」

 

  「だが、お前も大分妖力が増えたな。」

 

  「えぇ、私も鍛えたのよ。

    貴方にはまだまだ届かないけれど」

 

  

  そんな話をしているうちに紫は止まり、

  スキマから出るように促した。

 

  

  「私はここまでね、それじゃあ後はお願いするわ」

 

  「あぁ、ありがとな。

   今度一緒に酒でも飲もうか」

 

  「えっ!?いっ、一緒に!?///」

 

  「あぁ、それじゃあな」

 

 

  紫は別のスキマから出ていく。

 

 

  「今代の巫女は、

   

 

   俺を殺せるほどに強くあって欲しいな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

  朧はスキマから出る。

  スキマから出ると目の前には真っ赤な館があり、

  門の前にはどこか見覚えのあるチャイナドレスを

  着た女性が目を見開いていた

 

      

  「...え?」

 

  「うん?...あ」

 

  「しっ、師匠ぉーーー!?」

 

 

 

  

 

  物語は動き出す。

  これは、朧の物語。

  

  長い時の中で、朧気になった、

  とある龍の物語。

 

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