黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

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  やっと異変の始まりです。
  
  あと、投稿のペースがおかしくなるので
  お気をつけください。


9話

  紅霧異変が始まり、紅い霧が広がり、

  数時間後、美鈴は博麗の巫女と対峙していた。

 

  

  「まさか、魔法使いに

   抜けられてしまうとは…」

 

  「余所見してる暇はないわよ!」

 

 

  巫女ーー博麗 霊夢は

  弾幕を放つ。

 

  

  「うわっと!」

 

  「武術なんて知らないけど、

   弾幕で攻撃すればこっちのものよ!」

 

  霊夢がスペルカードを取り出す。

 

  「食らいなさい、

 

      "霊符・夢想封印"ッ!」

 

  

  七色の弾幕が美鈴に放たれ、

  美鈴は崩れ落ちる。

 

  

  「くっ…」

 

  「まぁ、よくやった方だと思うわよ

    じゃあ先に…!?」

 

  

  霊夢の前に、黒い男とメイド服の少女が

  現れる。

 

 

  「よくぞお越しくださいました、

   私は咲夜と申します。

   博麗の巫女さん、ホールまで案内します。」

 

  「俺は朧、よろしく頼む」

 

  「…博麗霊夢よ」

 

 

  霊夢は咲夜に案内され、ホールに向かう。

  朧は美鈴を抱き上げる。

 

  

  「お疲れ様、ゆっくり休んでくれ」

 

  「ありがとうございます…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「私の案内はここまでね。

   それじゃ、霊夢ーーー食らいなさい」

 

  「ッ!」

 

  

  いきなり周囲に現れたナイフを霊夢は

  間一髪で避わす。

 

 

  「…やってくれるわね」

 

  「貴方は生きてられるかしらね?」

 

  「上等よ!!」

 

 

  咲夜と霊夢の戦いが始まる。

  朧は見ていたいのをこらえ、白黒の

  魔法使いが向かった図書館へと向かう。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  図書館では、フランと白黒魔法使い

  ーーー霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)が

  弾幕を撃ち合っていた。

 

 

  「"恋符・マスタースパーク"ッ!!」

 

  「きゃっ!?」

 

 

  魔理沙の放ったレーザーをフランは

  ギリギリで回避する。

 

 

  「まだまだいかせて貰うぜ!」

 

  「くうう…」

 

  

  どうやらフランは押されているようだ。

  何度か被弾し、ぼろぼろになっている。

  だがーーー

 

 

  「…どうした?」

 

  「まだ、諦めない」

 

  「おいおい、そんな

     ボロボロでまだやるのかよ…」

 

  「私は、朧に助けられた。

   お姉様達とも、わかりあえた」

 

 

  魔理沙の弾幕が止まる。

 

 

  「私は、助けられてた。

   

    ーー私は、独りじゃなかった」

 

  「…」

 

  「だから、勝てなくても諦めない。

   お姉様や、朧が見ているか

    分からないけど…

 

 

 

 

 

  ーー最後まで、魅せつけてやるッ!!!」

 

  

  「何が何だか分からんが、

     決着を着けてやるぜ!!」

 

  

  フランは妖力を解放し、魔理沙は

  懐から八卦炉を取り出す。

 

 

  「"恋符・ファイナルスパーク"ッ!!!」

 

  「"QED・495年の波紋"!!!」

 

 

  レーザーと波紋のように広がる弾幕が

  ぶつかり合い、

 

  ーーレーザーが波紋を抜ける。

 

 

  「ッ!?」

 

 

  朧は、さすがにあの熱量のおかしい

  レーザーにフランが被弾すると不味い

  と思い、フランの前に結界を展開する。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  「嘘だろ…」

 

 

  爆風の中から無傷で現れた黒い男に、

  魔理沙はそうこぼす。

 

  魔理沙は、ファイナルスパークに

  かなりの自信を持っている。

  それを、結界にヒビが入った程度なんて。

 

 

  「…凄まじい威力だな」

 

 

  対する朧もここまで小さな少女が

  あのおかしい熱量のレーザーを放てる

  ことに驚いていた。

 

 

  「…何はともあれ、見事だった。

    魔法使いも、もちろんフランもな」

 

  「…霧雨魔理沙だぜ」

 

  「俺は朧、魔理沙、お前を

   この異変の首謀者の所に案内しよう」

 

  「いいのか?」

 

  「仕事だしな。

   小悪魔、フランと…

    多分ホールにいる咲夜を頼む」 

 

  

  朧はフランを心配して駆け寄ってきた

  小悪魔に二人を任せる。

 

 

  そして朧は、魔理沙と途中で合流した

  霊夢を案内する。その途中、朧は脳内で

  レミリアと連絡をとっていた。

 

 

  [ …QED、意味は、証明完了 ]

 

  [ …そう、あの娘はあの長かった

     495年に、終止符を打ったのね ]

  

  [ そのようだな。とても、美しい弾幕だった ]

 

  

  独りだった少女は、その姉からの、

  その従者達からの優しい愛を、

  

 

  証明完了したのだった。

  




  次回、紅霧異変決着です。

  咲夜さん出番少なかったかな?
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