投稿めっちゃ遅れました。
申し訳ありません。
博麗神社に、異変解決組の魔法使いと巫女、
博麗の祭神、茶屋の元巫女、
そして、龍神が集結していた。
「嫌よ、めんどくさい」
その言葉が、博麗神社で言い放たれた巫女の答え。
魔理沙はその言葉に驚愕する。
その他の者たちも目を見開く。
「またそれかよ!?
急がないと幻想郷が大変なんだぞ!」
「知らないわよ、あと魔理沙」
「な、何だよ」
「私は朧を止めるのは無理だって言ったの。
幻想郷の異常気象は知らないけど、この暴れる
妖獣たちを排除しないといけないでしょうが」
霊夢が渋々と立ちあげって言った
その言葉に魔理沙は何とも言えない顔になる。
シンギョクが横の霊花に話しかける。
「霊花、どうしますの?」
「………ちょっと待って。
今、頭の中を整理してるから」
「取り敢えず、兄様の家に行きませんか?
先程言ったように、あそこから
この黒い雲が発生していると思われますから」
「そうよ、まずはこの雲から。
洗濯物が乾かないじゃないの。面倒な知恵なしの
妖怪たちもこれに凶暴化されてんでしょ?」
霊夢が翡翠に同意する。
全員の意見が一致したようで、
朧の家………無縁塚付近へ向かう。
「吹雪いて来たな………」
魔理沙が呟く。
幻想郷の急激な気温の低下は、
なんと吹雪を引き起こす程になっていた。
魔理沙の隣で空を飛ぶ者たちも防寒をして、
寒さを凌いでいる。
そして、そこに辿り着く。
「…………なに、これ」
霊花が、全員の気持ちを代弁する。
家は瓦礫となり、崩れ落ちていた。
「──っ、誰か倒れています!」
翡翠が叫び、家の側へ向かう。
そこには、倒れている瑠璃とお影の姿が。
身体は傷と血にまみれ、着物も破れている。
意識が、ない。
脈を翡翠が確認する。
「生きては、います。
ですが、すぐに応急処置をしないと」
「部屋の一室が無事のようですわ、
2人はそこに運びましょう」
シンギョクが確認を終えたようで、
霊花は二人を抱えて部屋へ向かう。
そこは、誰も、見たことがない部屋だった。
「………朧の、部屋か?」
魔理沙が言う。
部屋の奥、誰も入ったことがない筈の部屋。
そこには、積み上げられた数々の本があった。
それこそ、本棚が殆ど、他は家具が一切ない。
まるで、書斎のような部屋。
二人を畳に寝かせ、シンギョク、霊夢、魔理沙が
寝具を探しに瓦礫を漁りに行く。
翡翠が二人に手をかざし、光を当てる。
すると傷が塞がっていった。
「霊花、この部屋の本ですが……」
「一貫性、でしょ?
よく見たら分かるけど………死者蘇生、よね。
それも、身体も魂もない状態からのもの」
「死者蘇生………
兄様の目的には、そんなものは……?」
翡翠は眉を寄せる。
身体も、魂もない状態からの死者蘇生。
それはもう蘇生ではなく、生成。
そして、世界の禁忌で………
「まさか………いえ、そんな、馬鹿な。
有り得ない、有り得ては………」
「翡翠?どうしたの?」
「…………霊花さん、もしかしたら、兄は……」
轟音が鳴り響く。
二人は驚き、部屋から出る。
部屋のすぐ左、黒い何かが噴き上がっていた。
「「!?」」
二人は外に出る。
黒い雲が噴き出し、地面が割れていた。
「な、何事!?」
「行きましょう!」
2人は外に出る。
瞬間────何かに、背中を引っ張られた。
「暴れないでちょうだいな!」
「紫!?」
「気をつけて!来るわよ!」
一度スキマに引きずり込まれ、
そして外に出る。
そこには、巨大な化物がいた。
封印されていた大妖怪たちをも凌駕するような
凄まじい妖力に、その場にいた全員が息を飲む。
「■■■■■■■!!!!」
「こいつは………まさか……!?」
霊花が驚愕の声と共に目を見開く。
シンギョク、紫、翡翠も苦い顔を見せる。
「紫、コイツ何なのよ!?」
「〝大嶽丸〟!!
全ての鬼の原点、厄災の尖兵よ!!」
鬼神の咆哮が、空に響き渡る。