黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

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 10話です。
 いつの間にかUA1500越えてました。
 皆様ありがとうございます。


10話

  霊夢と魔理沙は、朧と名乗る男に案内され、

  大きな扉の前に案内されていた。

  

  二人は、朧について話をしていた。

 

 

  「なぁ霊夢、あいつだけど

      お前はどう思ってるんだ?」

 

  「どうって言われてもねぇ…

     戦ってる所見てないし…

      でも、多分相当強いわよ」

 

  「それは私も分かったぜ、ファイナル

   スパークを結界1枚で防ぎやがったんだよ」

 

  「はぁ!?」

 

  「能力を使った訳でもなかったしな」

 

  「…気にはなるけど、今は異変の犯人よ」

 

  「それもそうだな、後で

       戦って確かめりゃいい」

 

 

  二人は、扉を開け、部屋へ入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  朧は、霊力、魔力、妖力を感じとり、

  確信する。

 

  

  「…始まったか」

 

  

  朧は現在、パチュリーと共に

  負傷した美鈴、咲夜、フランの治療を

  魔法で行っている。

 

  

  「大丈夫なのかしら、ここ」

 

  「三重に結界を張ってあるから大丈夫だ」

 

  「そう…それにしても、

    貴方本当に何でも出来るわよね」

 

  「そうか?俺にだって出来ない事はあるさ」

 

  「そうかしら?霊力に魔力、妖力まで使える。

      でも、それで全てじゃないでしょ?」

 

  「…年の功だよ、ただの」

 

  「…まぁいいわ」

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  

  「ふぅ、これで終わりだな」

 

  「そうね、レミィの方も終わりそうだし

      そろそろ行ったらどうかしら?」

 

  「あぁ、そうするか。

    一応結界は張ったままにしておく」

 

  「助かるわ。貴方も

   やるんでしょう?見ててもいいかしら?」

 

  「ご自由に」

 

 

  それだけ言い、朧は部屋から出ていった。

 

 

  

 

  「くっ…」

 

  「よし、私達が勝ったから霧は止めて貰うぜ」

 

  「えぇ、洗濯物が

    乾かないから迷惑してたのよ」

 

  「分かった、だがその前に…」

 

  

  拍手が、辺りに響き渡る。

 

 

  「お見事だ、霊夢、魔理沙」

 

  「来たな、朧!」

 

  「貴方にも相手してもらうわよ!」

 

 

  二人が構える。

 

 

  「…やる気だな、これは戦いに

        誘うまでもなかったか」

 

  「朧、私はパチェの所に行っているわ」

 

  「分かった。

 

   ーーそれじゃあ、始めよう」

 

  

  朧が霊力を解き放ち、上空に弾幕を展開する。

  対する霊夢と魔理沙も空へ飛び上がる。

 

 

  「魔理沙、同時にスペル使うわよ!」

 

  「分かったぜ!

    "恋符・マスタースパーク"ッ!!」

 

  「"霊符・夢想封印"!!」

 

 

  虹色の弾幕とレーザーが朧を狙うが…

 

 

  「フッ!」

 

  「「はぁっ!?」」 

 

 

  フランの時と同じように右側の腰から

  黒い刀を抜き、マスタースパークを切った。

 

 

  「嘘だろ!?切りやがった!?」

 

  「…」

 

  

  虹色の弾幕は追尾性能がある為、霊夢は

  空から降って来る弾幕を回避しながら

  敵の様子を見る。

 

  霊夢はなんとなくマスパが無効化される

  事を予想していた。

  これから朧がどう動くか…

 

 

  「そらッ!」

 

  「な!?」

 

  

  朧は次々と迫る弾幕を剣で弾き、

  2つに割れて朧の横を走るレーザーに

  当てて掻き消した。

 

 

  「次は此方から行くぞッ!

         

        "天剣・流れ桜"!」  

 

  朧が黒い刀を上へ向け、振り下ろす。 

 

 

  「何だ?」

 

  「! 魔理沙、地面に降りるわよ!!」

 

  

  霊夢が上から降る弾幕が勢いを増したのを

  感じ、地面に降りるが…

 

 

  「うわっ!?」

 

  「下からも!?」

 

 

  地面が黒く輝き、黒い光が縦に爆発する。

 

 

  「…今のを避けるか、さすがだな」

 

  「まだまだこんなもんじゃないわよ」

 

  「そうか、なら……」

 

 

  朧の霊力が消えた事に霊夢は困惑する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そして、それを霊夢は感じ取った。

 

 

  「!? 霊力が…妖力に変わった!?」

 

  「第二ラウンド、開始といこうか」

 

 

 

  朧から溢れ出す妖力が、

  辺りを包み込んだ。

 

 




  次回、決着です。
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