「じゃ、私は帰るわ」
「ああ、気を付けてな」
あれから2日、
現在、紅魔館の庭で霊夢と魔理沙、
朧、咲夜、美鈴が集まっていた。
「で、魔理沙、何であんたそっちに居るのよ」
「異変の時に図書館を見つけたんだよ。
魔導書もあるみたいだから漁ってから
私は帰るぜ」
「別にいいけど、
宴会までには帰って来なさいよ」
何でも、異変が終わったら
互いの親睦を深める宴会をするらしい。
だがこちらはレミリアの都合が悪いらしく、
行けない事になった。
「分かってるぜ!
じゃあな、霊夢!」
「えぇ、それじゃあね」
それだけ言って霊夢は帰って行った。
「それじゃ私は仕事に戻るわね」
「私は図書館に行くぜー」
「あぁ、待ってくれ魔理沙。
お前と話がしたいんだがいいか?」
「別にいいぜ、私も朧に聞きたい事あるし」
咲夜と美鈴は仕事に戻り、魔理沙と朧は
図書館に向かったのだった。
「なぁ、朧。お前何なんだぜ?」
「何なんだ、と言うと?」
朧と魔理沙は図書館で魔導書を見ながら、
そんなことを話していた。
ちなみにパチュリーは現在、自室で小悪魔の
マッサージを受けている。
異変の時に皆の戦いを見て、
運動を始めた結果、筋肉痛で
動けなくなったらしい。
「だってお前、私達
二人がかりで倒せなかったじゃないか」
「…なぁ魔理沙、お前は竜種って知ってるか?」
「そりゃ魔法使いとして
知っとかないと不味くないか?」
魔法使いにとって竜を
倒す事は最高の称号になるからだ。
竜を知らない魔法使いなど居ないだろう。
「ん?てことは朧、竜なのか?」
「…あぁ、まぁそうだな」
実のところ、朧は魔法使いが苦手である。
かなり昔だが、100人を越える魔法使いや
戦士に襲われた過去はトラウマである。
勿論、例外の魔法使いもいるが。
「うーわぁー、そりゃ強い訳だよ」
「クハハ、竜の力は使ってなかったけどな」
「あー、マジかよー!」
頭を抱える魔理沙。
その理由は朧も気付いている。
魔理沙は努力のみで人間で
最強の博麗の巫女と同格になったからだ。
凄まじい努力をしてまだかなわない相手が
居るのが魔理沙は不満だった。
そこで朧は、提案する。
「なぁ魔理沙、一つ提案がある」
「うん?」
「お前は、強くなりたいのか?」
「そうだぜ!世界一の魔法使いに
なるのが私の目標だからな!」
「なら、魔理沙。強い魔女が、
俺の知り合いにいる。そいつに
魔法を教えて貰ったらどうだ?」
「いいのか!?」
「あぁ、少し面倒な奴だが、
魔法の腕は俺よりも上だ。どうする?」
魔理沙は、朧のあの隕石の大魔法を見た。
それよりも強い魔法使いなど、
いてもたってもいられない。
「そんな提案、受けるに決まってるぜ!」
「クハハッ!そうか!
それなら、そろそろ帰るとしようか
ーー懐かしの我が家に」
次回、オリキャラ紹介です。