黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

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  15話です。

  UA3000越えました。
  皆様ありがとうございます!

  自分でもびっくりです。


15話

  「はぁ…二人とも、今度こそ上がろうか」

 

  「ふ、二人って、私は!?」

 

  「地面で寝てろ」

 

  「ひどい!?」

 

 

  言い合う二人を瑠璃は無視し、

  魔理沙に呼び掛ける。

 

 

  「そんじゃ魔理沙、うちらは上がろか」

 

  「分かったぜ」

 

 

  朧の家の中だが、実のところかなり広い。

  瑠璃の案内がないと魔理沙も

  迷ってしまうほどだった。

 

 

  「しっかし、こんなデカイ家でも

   見つからないって、すごいよなー」

 

  「うちの能力、

   "結界を張る程度の能力"

   ゆーてな?色々出来るから便利なんや」

 

  「へぇ~凄い能力だなぁ」

 

  「魔理沙は魔法使いやろ?

   リアに魔法でも教わりに来たん?」

 

  「そうだぜ、でもあれは心配になるなぁ…」

 

  「まぁ、大丈夫だと思うで

    あれでも実力は確かやし」

 

  

  そして居間にたどり着いた二人は茶を

  飲んでいると朧とリアが戻って来る。

 

 

  「し、死ぬかと思った…」

 

  「だったら今度から

   せめて許可を取るようにしろ」

 

  「えぇ~だって朧居なかったじゃん」

 

  「瑠璃がいるだろ」

 

  「うちは許可出してないで」  

 

  「うぐっ…」

 

  「はぁ…仕方ないな、昼飯は

   作るから食ったら人里に行くか」

 

  「私そんなに食べて無いよ!?」

 

  「嘘つけ、なら何故、倉庫の

     食糧が無いのか言ってみろ」

 

  「もうそんなに無かったよ?」

 

  「あと3ヶ月分はあったはずやで」

 

  「…マジかよ」

 

  「魔理沙まで引かないで!?」

 

 

  食糧が無いので人里にいくことになった朧は

  早速残っているもので料理を作る為リアを

  畳に叩きつけ、台所へ向かう。

 

 

  「瑠璃が料理するんじゃないのか?」

 

  「うちも出来はするけど、

   主はんの料理の方が旨いで」

 

  「朧の料理はほんとに

    美味しいんですよねー」

 

 

  ちなみに朧、紅魔館で咲夜以上に料理が

  美味しいとレミリアに言われている。

 

  咲夜に料理の上手い作り方を

  教えたこともあった。

 

 

  10分後、

  料理は洋食になった。朧が咲夜に料理の工夫

  を教える代わりに、洋食の事について

  教えてもらっていた。

 

 

  「なんや見たこと無い料理やねぇ」

 

  「おおっ!?洋食じゃないですか!」

 

  「私も見たこと無いぜ」

 

 

  「リアの言う通り、洋食、って言うらしい。

   紅魔館の咲夜に

   教えてもらったから作ってみたんだよ」

 

  「あのメイドスゲーな」

 

  「メイド!?懐かしいですねぇ」

 

  「あぁ、確かになぁ。そういえば

     そんときはお前と旅してたのか」

 

  「あの時は色々あってすぐ

   朧さん行っちゃいましたもんねぇ」  

 

  「二人は会ったことあるん?」

 

  「あぁ、もう400年くらい前だなぁ」

 

 

  まだ幻想郷が出来る前、朧とリアは共に

  旅をしていた。朧が幻想入りしたのは

  その後のことになる。

 

 

  「あぁ、うちを置いて勝手に旅に

      出ていった時のやつやなぁ?」

 

  「ぐっ…」

 

  「吸血鬼に会いたい、って置き手紙して

   勝手に西洋に行った挙げ句、

   スキマ妖怪に家ごと幻想郷連れて

   来られて、うち大変やったんよ?」

 

  「うぐっ…」

 

  「そんとき、うちがどれだけ心配したか…」

 

  「…分かった、分かったから辞めてくれ」

 

  「「あはははははっ!!」」

 

 

  墓穴を掘った朧を見てゲラゲラ笑う

  魔理沙とリアだった。

 





  次回、「人里」 です。
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