黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

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  26話です。

  
  「おい、俺は?」

  ちょっ!?何で勇者君こっち居んの!?

  「早くドラクエ進めろ」

  いやちょっと気の迷いで書いたやつだから
  思い浮かばな……

  「ギガスラッシュ!」

  ぎゃあああぁぁぁぁ!!



26話

  「なぁ、朧」

 

  「なんだ、萃香?」

 

  「酒飲みたくないかい?」

 

  「別に良いぞ」

 

  「どうせなら宴会開いて

     皆で飲もうじゃないか」

 

  「それもそうだな」  

 

 

  これが異変のきっかけだった。

  博麗神社での何日も続く宴、

  ……萃夢想が始まる。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  時は日が沈んで数時間前に遡る。

  夕刻、突然朧の家へとやって来たのは、

  異変の宴会で再開した伊吹 萃香であった。

 

 

  「やっぱり主はんの油揚げは最高やなぁ~」

 

  「朧、私は流石に油揚げ飽きたよ」

 

  「……言うと思って準備しておいた。

     ほら、普通の味噌汁とおかずだ」

 

 

  夕食も一緒にする事になった萃香は、

  偶然にも油揚げの日(油揚げが主な食事)

  に来てしまい、げんなりしていた。

 

  ちなみに、この油揚げの日。

  朧が瑠璃のために自作している。

  お影は紅魔館へ逃走し、

  ルーミアは行方不明が決定する。

 

 

  「ありがと、んで用事があるんだ」

 

  「ん?なんだ」

 

  「単刀直入に言うとね、

   異変を起こそうって思ってるんだよ」

 

  「へぇ……………は?」

 

  

  思わず、流してしまうところだった。

  なんとか持ち直す。

 

 

  「それは言っていいのか?」

 

  「うん、朧には人を集めて欲しいんだよ」

 

  「なうほろなぁ、あうじほんひ

   ひょうほふひておほほうっへほほはな」

 

  「……瑠璃、ゆっくり食え。

     油揚げは逃げないからな」

 

  「んっく、了解や。

    しかし、そんな大がかりの異変なん?」

 

  「いや、違うんだよね」

 

  

  なんだろうか。

 

 

  「人手が必要なのか?」

 

  「それも違うんだよね、

    これは異変の内容を話し方がいいか」 

  

  「あぁ、まずはそれからだ」

 

  「私の能力を使ってね、宴をするんだよ」

 

  「へぇ、きっかけは?」

 

  

  冒頭へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「よし!決定だね。異変は

   明日の夕刻に起こすから頼んだよー!」

 

  

  そう言って、萃香はどこかへと消えて行った。

 

 

  「……また急なやつだな」

 

  「それくらい楽しみなんやろ?」

 

  「そうだな、明日は早いから寝ようか」

 

  「そうやね、お休み主はん」

 

  「あぁ、お休み」

 

  「……一緒に寝てええ?」

 

  「尻尾は出さないでな、暑いから」

 

 

  朧はあまり添い寝とかは

  気にしない性格である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  朝食をとり、朧は人を集める事にする。

 

 

  「紫は遅めの冬眠だったな、

   まずは幽々子のところへ行くか」

 

 

  紫は異変騒動で寝ていなかった為、

  現在冬眠中だった。

  

 

 

 

 

  「あ、朧さん!おはようございます!」

 

  「おはよう妖夢、朝から精が出るな」

 

 

  白玉楼に来た朧は、

  庭で剣を振っている妖夢と出会った。

 

 

  「修行が休みの日でも

   このくらいはやっておきたいので」

 

  「……たくましいな」

 

 

  あの地獄の休日である日も

  鍛練をしているのは流石だと朧は思う。

  

  と、そこへ幽々子がやって来る。

 

  

  「あら~、朧?どうしたの?」

 

  「ちょうど良かった、今日の

   夕刻に宴会を博麗神社で「行くわ」そうか」

 

  「決めるの早っ!?」  

  

 

  食事のためには遠出も

  辞さない幽々子だった。

 

 

  

  萃香によると博麗神社から離れると能力が

  届かないとのことだったので、魔法の森の

  アリスと魔理沙は大丈夫だろう。

 

 

  「紅魔館に向かうか」

 

 

  朧は紅魔館へと飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  「おいっ!ここはあたいらの縄張りだぞ!」

 

  「……」

 

 

  朧は、紅魔館へ向かう途中、湖の近くで

  二人の妖精に絡まれていた。

 

 

  「ね、ねぇチルノちゃん?辞めようよー……」

 

  「大丈夫だよ大ちゃん!

   あたいはサイキョーなんだから!」

 

  「……あー、なんだ、縄張りに

    勝手に入ったのは悪かったよ」

 

  

  一応謝っておく。

 

 

  「じゃあ……ん?あれ……あんたどっかで?」

 

  「え?………あ!?」

 

  「?」

 

 

  やはり、どこかで会ったことがあるのか?

  二人の反応を見て朧は記憶を探る。

  確か……

 

 

  「ちっチルノちゃん!

    あの人、異変の時のあの人だよ!」

 

  「んー?」

 

  「……?」

 

 

  妖精の内一人は思い出したようだが、

  朧と青色妖精は未だに思い出せない。  

 

 

  「あのっ!あなたって雪の異変の時

    レティさんと話してた人ですよね?」

 

  「? 確かにそうだが?」

 

 

  レティの知り合いだろうか。

  

 

  「あ!レティお姉ちゃんの言ってた人か!」

 

  「多分、私たちとは会ったこと無いです。

   異変の時、レティお姉さんがあなたと

   喋ってるのを見てお姉さんにあなたの

   事を聞いたんですよ」

 

  「ああ、知らない訳だ」

 

  

  二人の妖精は、緑色の妖精が大妖精、

  青色の妖精がチルノと言うらしい。

  話をしているとルーミアがやって来る。

 

 

  「あれー、主なのだー」

 

  「ルーミアか、そうか、

   お前は普段この辺にいるんだったな」

 

  「ルーミアの主ってお前だったの?」

 

  「チルノちゃん、お前は失礼だよ」

 

  「構わないよ、そうだな。ここで

  会ったのも何かの縁だし、今日の夕刻から

  博麗神社で宴会があるんだが、来るか?」

 

  「行くのだー」

 

  「大ちゃん!一緒に行こうよ!」

 

  「そうだね、行こうかチルノちゃん」

 

 

  朧は、再び紅魔館を目指して飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「宴会ですか?」

 

  「ああ、多分大丈夫ですよ。

    お嬢様の予定も空いていた筈なので」

 

  

  朧は現在、珍しく起きていた美鈴と、

  やって来た咲夜と宴会の

  打ち合わせをしていた。

 

 

  「中国、貴女は今回は来ても良いですよ」

 

  「本当ですか!やったー!」

 

  「良かったな」

 

 

  先日、朧と共に酒を飲んだ時はかなり

  荒れていたので良かったと朧は思う。

  宥めるのも楽ではない。

  結局、睡眠魔法で眠らせた。便利である。

 

 

  「それじゃ、まだ後でな」

 

  「はい、お気をつけて」

 

  

  朧が行ってしまうと、咲夜がため息をつく。

 

 

  「……はぁ」

 

  「素敵ですよねー」

 

  「はい、……………あっ」

 

  「フフフフ」

 

  「中国ぅぅぅぅっ!!!」

 

 

  紅魔館は今日も賑やかである。

 




  はい。投稿遅くなりすいません。


  次回、「宴会1日目」
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