センの古城の
アイアンゴーレム弱っ!?
「「「「「かーんぱーい!!!!」」」」」
博麗神社での、宴が始まった。
妖怪の山にも宴の噂が広がったようで、
レンや天津達もやって来ている。
「全く……何で家の神社でやるのよ」
「まあまあ、良いじゃないか、
ほら、二人に焼きキノコ持ってきたぜ」
「……酷い色をしてるが大丈夫なのか」
紫色の毒々しい焼きキノコを
差し出す魔理沙。
食べたらいかんヤツだろ。それ。
「大丈夫だぜ、多分毒はないから」
「……私いらないわ」
「えー、何でだよぉー。朧はどうだ?」
「……貰うよ」
魔理沙が可哀想だったので貰って
口に入れる。
む、これは……
「……旨い」
「だろー!」
普通に、いや、かなり旨い。
口に入れるとキノコ特有の香気が広がり、
噛むと、なんと甘い。
「見た目に寄らないとは
こう言う事を言うのだな」
「その通りだぜ!
霊夢もどうだ?食う気になったか?」
「……朧が美味しいって
言ってるんだし、貰うわ」
霊夢も口にキノコを放り込んだ。
「流石、萃香だな。上手くやっている」
「あ、美味しい。
朧、何か言ったかしら?」
「いや、独り言だ。魔理沙、まだあるか?」
「今焼けたぜ~!」
~白玉楼組~
「あら~?」
「どうしましたか幽々子様?
まだお食事はありますが?」
「うふふ~、何でも無いわよ?
妖夢、貴女も気付けない
ようならまだ半人前ねぇ~」
「?」
~紅魔館組~
「お嬢様?一体どちらへ?」
「少し酔ったわ、散歩してくる」
「お姉様?」
「咲夜はフランを見てて。
一人で大丈夫だから」
「……?」
「気付きましたか?お嬢様」
「ええ、と言う事は貴女もね?美鈴」
「はい、かなり薄く
ですが妖気が感じられます」
~朧の式、妖精二人組~
「さて、常闇。気付いてますよね」
「わかってるのだー」
「二人共気付いたん?」
「ええ、あの酒呑童子ね」
「そうや」
「「?」」
「妖精二人は気付かんみたいやねぇ」
~妖怪の山組~
「ふむ……」
「あららぁ~~///」
「酒呑童子………伊吹萃香ですか」
「どうやらそうみたいだねぇ~///」
「まぁ、別に接触する必要もありませんね」
「どうされましたか?天魔様」
「いえ、文、椛。まだ気付く者も
少ないですのでしょうがないですよ」
「「え?」」
博麗神社の裏手。
そこに、萃香はいた。
「気付いた様だね、吸血鬼」
「ええ、たとえ本場の
鬼でも私は誤魔化せないわよ」
「成る程ねぇ、流石、と言うべきかな」
レミリアは気付いていた。
それも、萃香の領域に入った瞬間に。
「それで、目的を聞かせて貰うわ」
「そうだねぇ、
私はただ、酒が飲みたいだけだよ」
「そう、大酒飲みの鬼らしいわね」
「厳しいねぇ。さて、私は
異変解決者が気付くのを待つとするよ」
「……私以外にも
気付いたのは何人いるかしらね」
現在、伊吹萃香の異変に気付いた者
その数、7人
レミリア、天津、レン、幽々子、
美鈴、お影、ルーミア
(朧、瑠璃は除く)
次回、「宴会二日目」
宴会編は三日分あります。