黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

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  もう30話なんですね。
  永夜抄編突入です。


  いやー
  東方って今は認知度低いのでしょうか
  知り合い誰も知らないって……残念です。

  ダクソはシフ戦10回ぐらい死んで
  防具ガチガチでやったら倒せた。


30話

  

  「瑠璃、気付いたか?」

 

  「今日は味付け変えたん?」

 

  「違う。いや違わないが」

 

 

  朧家の夕食。

  本日は油揚げの日である。

  季節が秋に変わったので味付けは変えた。

 

  問題はそこではない。

 

 

  「美味しいで。油揚げ大好きや。

     そして冗談や。月、やろ?」

 

  「あぁ。月の異変のようだ」

 

 

  縁側できつねうどんをすすっている

  瑠璃と朧は月を見上げる。

 

  普段なら、月は昇り始める頃。

  そう、普段なら。

 

  月は、真上にあった。

 

   

  「また、一つ抜けているようだ」

 

  「昇り始めの時間帯で

   もう一番上なんてな、雑やねぇ」

 

  「ふぅ、行くか」

 

  「あ、ちょっと待ってや」

 

 

  瑠璃はうどんをかき込み、手を合わせる。

 

 

  「ご馳走さん。うちも行くわ」

 

  「そうか。じゃあ先ずは人里へ向かうか」

 

 

  二人は、夜の空へと飛ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「おっかしいなぁ、人里滅んだん?」

 

  「それはないと思いたいが」

 

 

  人里のある場所へ着いた朧と瑠璃は、

  完全に人里が消えていることに気付いた。

 

 

  「あ、慧音はんや」

 

  「あぁ、そう言うことか。

    行って話を聞いてみよう」 

 

  「ん?おお、朧に瑠璃か」

 

  「慧音、人里を隠したのか?」

 

 

  上白沢 慧音はワーハクタクと呼ばれる

  半妖であり、歴史を隠したりすることの

  出来る半妖だ。

 

  彼女が人里を隠したとしたら納得がいく。  

 

 

  「あぁ、お前たちも月の異変に気付いたのか」

 

  「そうだな。慧音は何か知ってるか?」

 

  「私には分かりかねるな…そろそろ妹紅が

   来る筈だ。彼女なら知っていると思うが」

 

  「迷いの竹林関係なのか?」

 

  「そうらしいが、詳しくは分からないな」

 

 

  その時、炎が朧と瑠璃の周りを包囲する。

 

 

  「熱いわ」

 

  「中々な歓迎だな、妹紅」

 

  「あちゃぁ、朧と瑠璃だったのか。

    急に悪かったな、こんなことして」

 

  「一体なんだと思ったんだ?」

 

  「慧音を襲ってる妖怪」

 

  「酷いな」

 

  

  笑いながらやって来た少女、藤原 妹紅は

  火を消す。

 

  冗談でもないくらいの熱量だったので

  辞めて欲しい。

 

 

  「妹紅はん、聞きたいことが……」

 

  「月だろう?あれは

    月に異変が起きた訳じゃない」  

 

  「そうなのか?」

 

  「ああ、どうやら月は隠されているみたいだ」

 

  「偽物の月か……」

 

 

  つまり、何者かが偽物の月を作り出し、

  夜が終わらなくなっている、ということだ。  

 

 

  「だが、何故そんな事を?」

 

  「さぁ?私もそこまでは分からないな」

 

  「妹紅、迷いの竹林まで頼んで良いか?」

 

  「いいけど、何をするんだ?」

 

  「あの月について、

    隠せる程の人物に心当たりがある」   

 

  

  朧は、異変の理由について、

  幾つかの仮説を立てていた。

  

  一つ、月を隠して朝を来ないようにする。

  月は妖怪を活発化させるからだ。

  レミリア達のような夜の妖怪が狙うだろう。

  

  二つ、おそらくこれの可能性が高い。

  偽物の月で本物の月を隠し、

  夜を終わらなくした訳ではなく……

  偽物の月は、本物の月を遮っているだけ。

 

  そういった仮説。

  

  

  「500年振りに、会えるかもな」

 





  短めでしたね。

  ドラクエ進めてないのに黒い龍の外伝
  書こうとか考えてます。
  どうしようかなー。
  
  次回、「迷いの竹林と永遠亭」
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