リアの久しぶりの登場。
だけど長いから読まなくても大丈夫です。
特に設定みたいなものですしお寿司。
ダークソウル現在は、アノールロンドで
巨人を虐殺してLV上げですね。
アンダーテイルのLevel of Violence。
好きです。狂気じみてるの大好き。
知ったときゾクッとしました。
あれ、作者はサイコパスだったっけ?
35話
「はーい、授業を始めますよー」
「師匠、何やってるんだ?」
「魔理沙ー、あとアリスと
パチュリーそこの椅子に座って下さいねー」
現在、紅魔館ではリアと朧が大広間で
幻想郷の三人の魔法使いを集め、
ある企画を開催することになった。
「何かしら?」
「私も知らないわ」
三人は何も聞かされていない。
「それではですねー、私、
リア・シャインローズと朧さんによる
魔法説明会を始めようと思いまーす」
「「「魔法説明会?」」」
「その通りだ、リアが魔法について、
より深く知ってもらいたい、って言ってな」
「それよりちょっと待って」
パチュリーが二人を止める。
「貴女の名前始めて全部聞いたわ」
「私もよ」
「そう言えば私も聞いたことないぜ」
「ほえ?そうでしたかね」
「長いからな」
ここでアリスがあることに気付く。
「しかもシャインローズって1000年
以上も前の貴族だったような気が………」
「「え"?」」
「あ、はい。よく知ってますねー」
「その通りだ、アリス。
彼女は始まりの魔法使いだからな」
「えぇぇぇぇっ!!?」
パチュリーが珍しく絶叫する。
「何だそれ」
「聞いたことないわ」
「ふ、二人共!
始まりの魔法使いって言うのは……
魔法を初めて使った人の事よ!!」
「「え"」」
「いやー照れますなー♪」
驚きの1000歳越え、
そして最初にして最強の魔法使い。
リア・シャインローズが頭を掻いた。
「はーい、それでは始めていきますねー」
「「「よ、宜しくお願いします」」」
「先ず、肩の力抜きましょー」
リアが魔法を発動する。
「緊張感が消えた……?」
「今、リアが皆に
使ったのは精神安定の魔法だな」
「前に朧が私に使った魔法かしら」
「少し違うな、あれは酔い醒まし、
まぁ、極端に言えば毒消しの魔法だ」
「極端に言えば、って何だ?」
「私が説明しますねー!
精神安定の魔法には幾つかありまして……」
リアの説明では、
リアの精神安定はそのまま気を抜かせる、
警戒心や緊張を和らげる効果がある。
朧の毒消し魔法は、精神の汚染等の
酔い醒ましの他、フランの狂気を
和らげる、害のあるものを抜く効果だ。
フランとの戦闘に朧がその魔法を
使わなかったのは、和らげるだけで、
完全に消えないから、という事だった。
「分かりましたかー?」
「「「はーい」」」
「では次、大まかな魔法の種類についてです」
「魔法には、魔理沙、パチュリーが
使う攻撃魔法や、アリスの使う
操作魔法以外にも、沢山の種類がある」
「例えば、さっきの回復魔法ですねー。
知られているもので言えば、
睡眠なんかの妨害魔法、
身体強化なんかの補助魔法、
物を浮かせたり、飛ばしたりの無属魔法、
悪魔なんかの召喚魔法とかですかね」
「強化、妨害は今は中々見ないわね」
「私使いますよ」
「え?師匠が使ってる所見たことないぜ?」
「強化を見せます、よっと!」
リアが予備動作無しで跳び跳ねる。
なんとリアは5メートル程を軽く越える。
「す、凄いぜ……」
「こんな感じですかね、
あとあまり知られていない魔法ですね。
詳しく説明しますね。
先ずは、契約魔法です」
「契約魔法?」
小悪魔と契約をしているパチュリーが聞く。
「はい、まぁこれは名前通り契約の魔法で、
個人間のものであり、契約書が不要です」
「それだけなの?」
「いえ、まず、小悪魔さんの契約書は、
特殊な素材で作られています。
面倒なので素材の説明は省きます。
それは召喚した悪魔だけのもので、
実は他の種族とも魔法であれば
契約が可能なんですよ。
例えば、妖怪、神とでも」
「そうなの!?」
「はい、ちなみに容量がありまして、
その魔法を使った人の
魔力の量で決まります。
強大な存在と契約するなら、
その分、魔力が多くないといけません」
「魔力が足りないのに
契約したらどうなるんだ?」
「死にます」
「へぇー………え?」
「実は契約とは本当に危険な行為で、
足りないなら侮辱行為にあたるので
契約しようとした存在に消されます」
「「「……怖っ!?」」」
「ちなみに朧さんのような方は特殊です
優しいかどうかですね、死ぬかどうかは」
「え?ちょっと待って?
朧は契約してるの!?」
「しているが?」
「だ、誰と?」
「あ、私ですね」
「「「えぇぇぇぇぇっ!?」」」
「契約内容は単純です。
お互いの敵は協力して潰し、
朧は私を守り、お互いに刃を向けない。
この契約は一生涯切れることはない。
って感じですね」
「契約魔法には罰もあってな、
重いものから軽いものがあって、
契約内容が重い分、重くなる。
俺たちはお互いに明確な敵意を向ければ
魂ごと消える仕組みになっている」
「たっ、魂ごと……」
「一生涯切れぬ契約だからな」
「次は、時空魔法ですね。
時空魔法って言うのは、簡単に言えば
咲夜さんの能力みたいな魔法ですね」
「それ普通に凄いぜ」
「時間を遅くしたり、早くしたり、
応用すれば紅魔館みたいに
空間の拡張、縮小も出来ます」
「咲夜の立場が無くなるわね」
「まぁ、その分、魔力消費えぐいんですよ
連発出来てる咲夜さんを初めて見たとき
びっくりしましたよ。
咲夜さんの能力は霊力を少し消費して
使えるみたいですねー」
「へぇー」
「これで最後だな」
「はい、最後は、禁忌魔法です」
「ヤバそうな魔法ね……」
「実際マジでヤバいですよ。
全部で100の禁忌魔法がありまして、
例えば、朧さんが使ったっていう
"メテオ"、と呼ばれる魔法です」
「「おい」」
間近で見た(体験した)
魔理沙とパチュリーが朧を睨む。
「あれで10分の一ですから、
睨まないであげて下さいね」
「「は?」」
「実際の魔法はあれの10倍ですね。
他には、"グレア"と呼ばれる魔法です」
「あれか……」
「あれです。私たちは
食らったことがあります」
「大丈夫だったの!?」
「大丈夫でした、朧さんのお陰で」
「禁忌魔法は闇の力が多いから、
なんとか能力で吸収できたんだよ」
「……内容を聞いても良い?」
「はい。闇の魔力を命を触媒にして
放つ魔法ですね。馬鹿ですよ本当に。
威力も幻想郷が滅ぶ威力です。一撃で」
「すげぇな、朧も吸収できたのか」
「実際、死ぬかと思った数少ない出来事だな」
「……これは、禁忌魔法の中でもホントに
駄目な魔法です。名前は"グランド・デス"」
「……なんか想像が出来たわ」
「滅びの魔法です。
完成こそされませんでしたが」
「もし完成していたら、どうなるの?」
「………大陸中の魂が、消える魔法だ」
「「「………!!!」」」
「止められて本当に良かったです」
「生きた心地がしなかったよ、あのときは」
「では、これで全部ですね。
質問はありませんかー?」
「ないみたいだな」
「はい!では最後に!
魔法は、願いの力です!
使い手次第で強くなり弱くなります。
使い方を間違えれば、世界を滅ぼす力にも、
救う力にもなり得ます。
魔法は誰かの為に使う魔法です。
使い方を間違えないよう、
気楽にいきましょー!」
おそらく、世界中で一番役に立つ
魔法の授業が、終わりを迎えたのだった。
はい、ものすごい長くなりました。
作者もびっくり。
リアと朧の旅は400年ぐらいです。
外伝が書ければ書こうと思っています。
(外伝を望む方は感想へどうぞ)
次回、「秋の終わりと花」