黒い龍は幻想で笑う   作:青い灰

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  番外編ですね。
  ある方々に朧がフラグ立てに行きます。
  特に誰との話でもありません。


  ちょっ!?気になって行ったら
  この絵画世界どうやって出るの!?(迷子)



番外編 外の世界へ行こう!前編

  「お邪魔してまーす」

 

  「ん、リアさんですか。どうしました?」

 

 

  朧が何処かへ行方を眩ました後、

  式3人が家で昼食を食べていると、

  リアが家に上がってくる。

 

 

  「朧さんを探してるんですよー」

 

  「主はんならどっか消えたで」

 

  「そーなのだー」

 

  「あら、そうですかぁ」

 

 

  普通の式なら主が行方を眩ませると

  慌てふためくのだが、この3人は

  例外である。

 

  朧が行方不明になるのはよくあること。

  なのだが……… 

 

 

  「うーん、色んな所を回って

   いるんですけど、いないんですよねぇ」

  

  「そーなのかー」

 

  「うーん、分からんなぁ」

 

  「私も同じです」

 

  「そーですかー、朝早くは

   幽香さんの所へ来たらしいんですがね」

 

  

  すると、玄関が開かれる音がして、

  朧が現れる。

  

 

  「今帰ったぞー」

 

  「お帰りなさーい」

 

  「主はん、何処行ってたん?」

 

  「朝の散歩だ」

 

  「今、お昼やで」

 

  「途中で居眠りしてしまってな」

 

  「………ま、ええわ」

 

 

  朧は軽く流しているが、

  おそらく嘘だということが分かる。

 

  ここにいる者たち全員が

  朧と1000年以上の付き合いだ。

  あまり深く聞いても意味が無いことも分かる。

 

 

  「朧さん、ちょっと良いですか?」

 

  「どうした、飯か?」

 

  「あ、はい。それもですけど、外の世界へ

  行こうと思ってるんですけど行きません?」

 

  「良いぞ、どうせ暇だしな」

 

  「紫さんに許可は貰っているので、

   とりあえず、ご飯お願いしまーす」

 

  「はいはい」

 

 

  朧は台所へ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  冬眠の時期の為、寝惚けている紫に

  スキマを開けてもらい、スキマ内部を

  進んで行く。

 

  二人は、スキマの終わり、

  つまり出口へたどり着く。

 

 

  「紫さんに結界は開けて

   もらったんで、行きましょうか」

 

  「そういえば、一体何をしに行くんだ?」

 

  「ああ、外の食べ物が食べたくなりました」

 

 

  理由が完全に何処かの亡霊と同じである。

  彼女も以前、外の食べ物が食べたいと

  言い出したのだが、

  紫がドーナツという菓子を買って来ており、

  全部食べられたらしい。

 

  作り方は覚えたので朧がたまに作って

  持って行っている。

 

 

  「ちなみに換金も終わっています」

 

  「ちゃっかりしてるな……」

 

  「さぁ、行きましょう!何でもパフェ

   という食べ物が美味しいらしいです!」

 

  「クハハ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

  二人は、スキマを出て、

  古びた社の前に立つ。

 

  

  「到着でーす」

 

  「へぇ、こんな所に着くんだな」

 

  「あれ、知らないんですけ?」

 

  「あぁ、幻想郷に行く前は

    300年隠居してたからな」

 

  「あぁそうでしたねぇ、

     それじゃ行きますかー」

 

 

  リアに連れられ、社から出ると、

  ビルの建ち並ぶ、大通りへ出る。

  人が混雑し、車が走る。

 

 

  「……こりゃ凄いな」

 

  「人の科学力って凄いですよねー」

 

  「あぁ、これは慣れそうにない」

 

  「ゆっくりできる場所に行きますか」

 

  「そうだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  二人は、町の中を進み、

  小さな喫茶店を訪れる。

  リアはパフェを、朧はケーキを注文した。

 

  ちなみに服だが、紫と藍が用意して

  くれたものを着用している。

 

  朧は黒いジャケットに黒いズボン、

  リアは青い長袖のシャツと白いズボンだ。

 

 

  「あぁ、甘くて美味しいですぅー」

 

  「本当だな、旨い。

   どうやってこの味を出しているんだ?」

 

  「えーと、メニューには、蜂蜜と

   苺を練り込んでいると書いてますね」

 

  「蜂蜜か……成る程」

 

 

  朧は料理人状態に入り、

  リアはパフェを堪能する。

 

  端から見れば、年の離れた

  兄妹のように見えるだろう。

 

  周りの人々は微笑ましい物を

  見るようにしていることを

  二人は全く気付かないまま、

  パフェとケーキを楽しんだのだった。

 




  前編です。 
  次回、番外編「外の世界へ行こう!後編」

  書いてる途中で分けようと思いました。
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